中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

理想な彼氏

2014年12月04日 | 中国の学生

タイトルを「理想の」ではなく「理想な」にしましたが、このようにナ形容詞にして強調する用法もあるらしいです。

今日は忙しい一日でした。

午前中二コマの授業に全力投球、たくさんたくさん笑ってくれました。笑いが多いと充実した授業をした気になるのであります。

依頼表現のロールプレイ。韓国人の日本語の先生に学生が韓国語を個人教授してほしいと依頼するという妙な設定。韓国語で話しかけたり、韓流ファンだとか、代わりに中国語を教えるとかいろいろ・・・

午後から3年生が2名会話練習に来室。夜は中国語の授業。

中国語はマンツーマンの100分授業で、一時間過ぎたあたりから完全に頭が働かなくなりました。学生はもう少し長持するでしょうが、会話練習で集中できるのは80分が限度でしょう。

学生(二人とも女子)との話は、なかなか楽しいが深刻です。

日本語科の1年生にイケメン男子がいるという噂話から始まって、理想の彼氏の話になり、条件は、身長180cm、最低でも170cm以上。明るくて性格がよく、学歴は「一流」のこの大学と同じか上のレベル、気持ちをよく理解してくれ、人にやさしく親切であること、動物好きであること・・・etc  結婚する相手なら親に孝行であることが付け加わるそうです。デート代の彼氏持ちは当然の話であります。

 ド厚かましい話です・・・が

現実には、日本語科3年女子、ほとんど彼氏いません。師範大学なので女子が大部分、外国語学部はほとんど女子ばかり。そして高校の文系クラスの男子は5人から7人に一人、男子は理系に集まるのです。同窓会に出席しても出会いがないのであります。そして残り少ない男子も、女っぽくて頼りない奴が多く、ゲイの学生もいたりで・・・

加えて中国では大学生は、男子より女子の方が多いそうです。一発勝負の入試なので、良い成績を取るのはまじめ女子なのです。というわけで、みんな自分が果たして結婚できるのかどうか心配しています・・・

「裸婚」のディベートで、家付き、マイカー付じゃないと結婚しないとエッラソーにのたまっていたのでは・・・

中国では40%以上が見合い結婚という現実、理解できるのであります。


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