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第三次内戦型世界大戦は前哨戦が重要。ドローン戦争。超限戦。ハイブリッド戦争。

2021年04月14日 07時26分57秒 | 第三次大戦

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)4月14日(水曜日)
     通巻第6861号  
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 中国CAC(サイバースペース監督管理局)が新規則
  党史の否定、社会主義批判、指導者非難は許されない
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 四月第二週、十九歳の大学生を拘束したと発表があった。拘束理由はネットに「日本の南京大虐殺は嘘では?」と書き込んだためとされた(多維新聞網、4月12日)。
 CAC(中国サイバースペース監督管理局)は新規則に基づく措置とした。

 ネット上で展開を許されない議論は(1)党史への疑義や批判をしてはならない(2)社会主義の優位性に疑問を抱くなり、体制の批判はしてはならない(3)共産党の指導者は英雄であり、また党の決定した政策は正しく、これらを批判することは許されない。
 いずれも中国共産党が7月1日の党結成百周年大会を控えてのことだ。

 他方、軍事演習、侵略の予行演習、台湾、日本、フィリピンへの領海、領空侵犯が頻度激しくなった。4月12日には台湾上空に中国空軍の領空侵犯は25機。東シナ海、南シナ海でも鵺的な軍事行動が目立つ。
米国務省が4月9日に台湾政府との接触制限を緩和する新ガイドラインを発表ばかりで、中国の行動は米台の接近に対して嫌がらせ表明とも取れる。

侵入機は「殲16」が14機、「殲10」が4機、爆撃機「轟6K」が4機、対潜哨戒機「運8」が2機などだった。

 米軍は空母ルーズベルトを旗艦とする空母打撃群をフィリピン近海に投入し、フィリピンとの合同演習を展開した。フィリピンはこれを「バリカタン作戦」と命名し、2000名の兵士を動員した。
フィリピンのスカボロー岩礁などに中国艦船は居座りを続け、水陸両用タンクを駆使した上陸演習も行っている。

 また4月7日には福建省南部において、人民解放軍第37集団軍が、台湾侵攻作戦の軍事演習(隠蔽浸透作戦)を行った。
最初にドローンを飛ばして索敵し、その背後へ回り込み、忍びより作戦よって「敵」を囲み殲滅するなどの作戦演習が行われたという。
    


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