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今話題になり、
大手マスコミが騒いでいる
令和の米騒動ですが、
これがどれだけ
マズい問題なのかというのは、
世界と日本のニュースを比べると
よくわかります。
私たち日本人からすれば
まだ実感のない話ですが、
今世界では「食糧の争奪戦」が
繰り広げられています。
実際に、
中国は台湾有事をにらんで、
食料備蓄を増やしており、
14億人の国民が
約1年半食べられるだけの穀物を
確保しているようですし、
こうした動きに対して、
世界最大級の米の生産地であるインドは
米の輸出を制限し、
高級米以外の白米の輸出を
禁止していたのです。
つまり、
世界では食糧確保に対して
関心が高まっており、
特に政府は
危機感を持ち始め、
莫大な予算を投じて国内の農業を
守り始めています。
しかしその一方で、
日本ではどうでしょうか?
あろうことか日本政府は
「農家いじめ」と言われるほどまでに、
自国の農家を追い込む政策を
次々に実行してきました。
実際に、
水田を畑にしたら
「手切れ金」を支給すると発表して
田んぼ潰しを始め、
世界で当たり前のように
行なわれてる
「農家の赤字補填」も
ほとんどしていません。
その結果なんと
稲作農家が1年働いて手元に残る所得は、
たったの1万円…
時給換算だと10円だといいます。
こんな中で農家の方々が
やっていけるわけもなく、
今年2024年の
農家の倒産・廃業が
すでに過去最多を
記録してしまっています。
こうした日本政府の政策の影響で、
専門家の間では
「世界で最初に飢えるのは日本」とまで
言われてしまっているのです。
しかも、
それだけではありません。
東京大学の
鈴木宣弘特任教授曰く、
政府は米国が中心になり押し付けてきた要求を
甘んじて受け入れており、
なんと日本は必要もない海外のお米を
毎年77万トンも買わされ、
累積赤字が5677億円にまで
膨らんでいるとまで言われています。
このように、
国内の農家を助けることはせず、
アメリカが押し付けてきた密約には従う…
そんな「異常事態」が
起こっているのです。
しかし、こういったことを
私たち日本人は
ほとんど知らされてきませんでした。
そのため、
「令和の米騒動」と言われても
お米がなくなったという報道ばかり
見かけるだけで、
その裏に隠されている
根本の問題については全くと言っていいほど
知りません。
これは、世界の国々と比較しても
異常な状態で、
こうした
重要な情報を知らないことによって、
国民の一人一人が
危険に晒されてしまっているのです。
つまり今の日本ではこうした、
世界では「常識」とも言えるような情報が
届かなくなってしまっているのです。
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