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ののの日々

わんこと野の花を愛する日々

カイドウ(海棠)

2006-04-23 21:52:45 | 鎌倉

光則寺に行った折に撮った写真です。
このカイドウは、樹齢200年を過ぎ、鎌倉市天然記念樹になっています。
枝の張り方が素晴らしく、うねうねと生命力に満ちています。
花の盛りは過ぎていましたが、古都鎌倉を飾る、いい木です。




満開の頃はさぞ美しかったことでしょう。

出足が遅かったのが悔やまれます。

来年は間に合いますよう。


立石

2006-02-28 12:26:36 | 鎌倉

友人と、葉山~鎌倉プチ観光をしました。
コースは、立石~しおさい公園・しおさい博物館~披露山~報国寺。
いずれも無料の駐車スペースがあるので、春のシーズン前の今なら回りやすい所です。

ここは立石。
松の木の左方向に、海に向かって張り出した岩場を歩くことができます。
波がサブサブ寄せ、ゴツゴツした岩場は海草が張り付いて、滑ると危ない。
ヨロヨロ歩いていると、居合わせたたくましくも気のよさそうなオジサンが、
「人生”冒険”は駄目だけど、”探検”は大いにすべし」と名言を言う。
なるほど、私も、”プチ探検”ならできそう!と嬉しくなる。

 
これは「しおさい博物館」に飾られた貝。
自然の色が美しく、並べただけで絵画のようです。
ここには相模湾の海の生物標本が陳列され、昭和天皇の研究成果も
展示されています。
相模の海の豊かさを垣間見ることができ、小さいけれど一見の価値ありです。


鎌倉報国寺の竹庭。
禅宗の寺で清潔感のある境内は、丹精こめて手入れされた竹が美しく林立しています。
奥の茶房では抹茶を頂きながら竹庭を眺め、しばし静寂を楽しめます。


名越切通し

2006-02-22 10:56:28 | 鎌倉

パティの散歩道に最近加わった道筋に、名越えの切通し(なごえのきりどおし)があります。

「切通し」とは、山・丘などを切り開いて通した道のことで、
鎌倉時代、敵の侵入を防ぐために作られました。
左右が切り立った狭い切通しを歩くと、鎌倉は戦乱の地だったのが感ぜられます。
弓矢や刀を構えた武士たちが、上から様子を伺っていたのでしょう。

亀ケ谷坂、化粧坂、巨福呂坂、大仏坂、極楽寺坂、朝比奈、名越の切通しは「七切通し」、「七口」と呼ばれています。

 
いつもの散歩道からさらに奥深く小道を入っていくと、切通しに通じます。
パティには少し上級編の林道です。
右の写真は、「大切岸(おおきりぎし)」。
林道のすぐ左下の岩肌が垂直に切り立っています。


なぜかその大切岸ぎりぎりのところで一休みするパティ。
背後に見えるススキは、10mも下にあります。
これでパティは高所恐怖症ではない事が判明(笑)

 


長谷寺

2006-02-18 13:04:55 | 鎌倉

長谷寺は鎌倉時代以前からある古い寺で、十一面観音で有名です。
山門を入ると池が二つ。
その回りを梅、桜はもちろん様々な花木があり、いつ訪れても花が絶えることがありません。
境内の山肌を利用したアジサイ庭園は見事。
花だけでなく、観音堂、阿弥陀堂、大黒堂、弁天窟などの建造物もそれぞれに面白く、
さながらテーマパークにいる様な、楽しい気分になります。
境内にある展望台からは由比ガ浜が見渡せ、鎌倉の寺としては珍しく開放感のある作りになっています。

長谷寺のHP


本堂。


弁天窟の入り口。


弁天窟の中には弁財天と、十六童子が岩肌に彫られ、灯された蝋燭がほのぐらい洞窟を照らす。


写経堂では一心に写経にはげむ方の姿が見られる。


展望台からの眺め。海が望めるお寺は数少ない。


竹林からこぼれる日差しが眩しい。




タイワンリス

2006-02-15 11:18:35 | 鎌倉
鎌倉にはタイワンリスが多く生息しています。
江ノ島の動物園から逃げ出して繁殖したと言われ、最近は木の皮をはがして枯らしてしまったり、
作物を食べてしまうので問題児となっているようです。
在来種と比べて体が大きく、たくましい顔つきをしています。
でもやはり木々をつたって動き回る姿は愛らしい。

鎌倉・獅子舞

2005-11-30 10:20:08 | 鎌倉

鎌倉の裏山を歩いてきました。
紅葉の名所として密かに人気なのが、「獅子舞」。
鎌倉宮の奥をどんどん登っていきます。


小さな流れを横に、あるいは下に見ながら歩きます。


見上げれば紅葉が覆いかぶさるように私達を包みます。
身頃のピークはあと一週間くらい先だそうです。


イチョウと楓の落葉が、絨毯のように地面をおおい、足元がふわふわします。


一番上の見晴らし台からの景色。
鎌倉の山のようすが見渡せます。


遠くには鎌倉の海が見えます。
日が波もに光って美しい。


これは、獅子舞に向かう途中の空き地のススキ。
だいぶ穂が開いているが、まだまだ秋の景色の優等生だ。


海蔵寺

2005-11-23 17:48:52 | 鎌倉

海蔵寺に行ってきました。
家から歩いていったので、途中寄り道したこともあり、寺に着くまで2時間近くかかってしまいました。
次からは鎌倉まで電車で行って、西口から歩くか、北鎌倉から行った方がゆっくりできそうです。


山門のあたりの紅葉が色鮮やかで美しい。
右側にある竹林の緑色との対比が際立ちます。


鐘付き堂


本堂の裏手にある庭園。
禅宗の庭らしく、背後の渓を取り入れて自然に溶け込む造りになっている。


お堂の中に置かれた書。
書に詳しい方は意味を教えてください・・。


海蔵寺に向かう途中に通った 「亀ヶ谷坂切通し」。
鎌倉時代には、このように山をけずり細い道が造られ、
外敵の侵入を防ぐ役目を果たしたという。


秋の八幡宮

2005-11-17 17:37:38 | 鎌倉


鎌倉八幡宮にお散歩。
秋の古都巡りを楽しむ人々で賑わっていました。
紅葉の枝に結びつけたおみくじは、良運だったのでしょうか。



蓮の葉で覆われていた源平池も今は秋の風情。
桜の葉がすっかり落ちて少し風景としては淋しい。


池でえさをついばむ鴨たちをしげしげと眺めるパティ。


大銀杏はまだ緑色でした。
他の銀杏はもう黄金色に紅葉しているのに、巨木は血の巡りが悪い!?


宝戒寺

2005-10-03 11:05:50 | 鎌倉
鎌倉八幡宮のほど近くにある、宝戒寺は、ハギの花に埋もれてしまいます。ピンク系のハギは、花が散り始めていますが、宝戒寺のハギは白系が中心。シロバナハギはまだ見ごろです。山門に続く道の左右をシロバナハギが覆い、地味ながら秋の装いでお寺を飾っています。


シロバナハギ


ヒガンバナも白い、シロバナヒガンバナ。
お寺は、宗教的な意味合いから白い花を好んで植えるそうです。

鎌倉八幡宮・蓮池

2005-09-14 11:38:21 | 鎌倉

知人が植物画の画展を鎌倉で開くというので、見に行った帰り、八幡さまに足を伸ばしました。 蓮はとっくに花季が終わり、大きな葉が池の水面からにょきにょきと生い茂っていました。暑い暑いと言ってないで、花を見ればよかったなあ。


これは、同じ場所から写した、4月の桜の季節。
ここからあんなに巨大な蓮の葉っぱが生えてきた。

隣で、やはり「花を見ればよかった」としきりに後悔していた方が、
この池に写る月が美しいので、是非に、と勧めてくれた。
9月18日ころが見ごろとのこと。
でも夜出られるかな…。