千住明さんとゴスの感動が抜けきらないうちに、もう一つ興味深いエンターテイメントに触れる機会がありました。
白石加代子の「源氏物語」。
白石さんは、もともとは港区の税務課の職員でしたが、退職後早稲田小劇場で活動し、
退団後は舞台、映画、テレビ、ナレーションで広く活躍している実力派の女優さんです。
NHK大河ドラマ「義経」のナレーションをお聞きになった方も多いのではないでしょうか。
「百物語」の迫力ある朗読劇も評判のようです。
その白石さんの「源氏物語」、今回は「藤壺」「夕顔」「六条御息所」を
瀬戸内寂聴さんの現代語訳で聞くことができました。
光源氏という身分の高く、稀代稀な美男を巡っての女の戦いの絵巻模様を
たった一人で語りつくす舞台は、幽玄だったり、不気味だったり、
奥ゆかしい色気があったり、時には笑いもあり、とても多彩です。
千住明さんの個展コンサートでは、音そのもの、あるいは音に乗せた言葉で
様々なメッセージを受けることができましたが、今回は音は舞台の袖から
時折聞こえる効果音に留め、純粋に「言葉」に命が込められた、
シンプルで、だからこそ凄みのある「ことのは」であり、「ものがたり」となりました。
ゴスの酒井さんは、学生時代は演劇に熱中し、「声」にかかわる仕事につくことが
希望だったそうで、歌舞伎、落語、能なども興味があるようで、アカペラの「いろは」は、
能の発声にヒントを得た部分を見つける事ができます。
日本語のもつ美しさ、リズムなど、私たちに奥深く根付いているものを
もう一度見直して、その世界に浸るのも悪くないな~と改めて感じました。
「百物語」も観て見たい・・。でも怖そう・・
白石加代子の「源氏物語」。
白石さんは、もともとは港区の税務課の職員でしたが、退職後早稲田小劇場で活動し、
退団後は舞台、映画、テレビ、ナレーションで広く活躍している実力派の女優さんです。
NHK大河ドラマ「義経」のナレーションをお聞きになった方も多いのではないでしょうか。
「百物語」の迫力ある朗読劇も評判のようです。
その白石さんの「源氏物語」、今回は「藤壺」「夕顔」「六条御息所」を
瀬戸内寂聴さんの現代語訳で聞くことができました。
光源氏という身分の高く、稀代稀な美男を巡っての女の戦いの絵巻模様を
たった一人で語りつくす舞台は、幽玄だったり、不気味だったり、
奥ゆかしい色気があったり、時には笑いもあり、とても多彩です。
千住明さんの個展コンサートでは、音そのもの、あるいは音に乗せた言葉で
様々なメッセージを受けることができましたが、今回は音は舞台の袖から
時折聞こえる効果音に留め、純粋に「言葉」に命が込められた、
シンプルで、だからこそ凄みのある「ことのは」であり、「ものがたり」となりました。
ゴスの酒井さんは、学生時代は演劇に熱中し、「声」にかかわる仕事につくことが
希望だったそうで、歌舞伎、落語、能なども興味があるようで、アカペラの「いろは」は、
能の発声にヒントを得た部分を見つける事ができます。
日本語のもつ美しさ、リズムなど、私たちに奥深く根付いているものを
もう一度見直して、その世界に浸るのも悪くないな~と改めて感じました。
「百物語」も観て見たい・・。でも怖そう・・
