IT翻訳 Nobuyuki の仕事部屋

ボランティアでソフトウエアーローカライズのために翻訳をしている。

Gecko Info for Windows Accessibility Vendors 校正その7

2005-04-21 20:46:15 | InReview
また花の話ですが、大半のチューリップの花弁が落ちた今、我が家の花壇で元気なのはノースポルという、白い花弁の素朴な花です。これはとても繁殖力が強く、瞬く間に根を広げて、次から次へと開花を継続します。多分野草から発達してきた花で、昔の生命力が今も分子構造に保持されているのでしょう。私は園芸愛好家ではありませんが、花壇になんらかの花を植えておきたいと考えるのは人情で、それほど時間もとれない事から、手間のかからない花を育てるようにしています。その代表格がノースポルとマリーゴールドです。マリーコールドは、予定ではノースポルの後に植えるつもりで、現在、種から苗を育成中です。立派な苗が沢山できて、花壇全部を黄色一色に染める一風情を思い浮かべると、今からわくわくとします。

と言ったところで、今日また例によって、作業を継続します。



原題: Gecko Info for Windows Accessibility Vendors

訳題: Windows アクセシビリティベンダー向け Gecko 情報

原文:  青色表示
訳文:  黒色表示
校正文: 赤色表示
校正対象範囲: 黒色太字表示
*n(=int)校正コメント:赤色表示

How to track where the event happened, within your own offscreen model

Because screen readers sometimes store data in their own data structures, it is important for them to have a unique identifer for each potential target of an event. This way, when an event occurs, they can correlate objects within their own data model with objects that MSAA events occur on.


オフスクリーンモデル内において、イベントが発生した場所を追跡する方法。

スクリーンリーダは自分自身のデーター構造//→内に//データーを保持する事があるので、イベントの可能性のある各標的に//→イベントのターゲットとなる事がある各対象に対して//一意の識別子を備える事が重要になります。こうしてイベントが発生する時、スクリーンリーダは自分自身のデーターモデル内のオブジェクトを MSAA のイベントが発生するオブジェクトと関連付ける事が可能になります。


We provide support for this in several ways:

1. You can QueryService to an ISimpleDOMNode (see below), and get a unique (within the document) 32 bit ID for the DOM node via the get_nodeInfo() method.
2. When an event occurs, we hand you a window handle and a childID. The childID we give you is either CHILDID_SELF, if the event occured on the root, or a unique ID. If you wish, you can use this unique ID to correlate back to the unique ID's you store when loading the MSAA tree, obtained via method #1 (ISimpleDOMNode::get_nodeInfo).
3. Ordinarily, one would use the lVal field in the VARIANT structure with get_accChild and the other IAccessible methods, to specify which direct child they wish to use. Possible values are lVal=CHILDID_SELF (0) to directly refer to the current IAccessible, or an lVal >=1 to refer to one of the immediate children. Additionally, you can now use the unique childID given when an event occurs, and treat it like a childID of the root pane accessible, to get whatever decendant accessible the event occured on, no matter how deep in the tree it is.


複数の方法でこの件はサポートされます:

1. ISimpleDOMNode に QueryService を使えます(下記を参照)、そして get_nodeInfo() method によって(ドキュメント内に)DOM ノード用の一意の//→DOM ノード用の(ドキュメント内で)一意の*1// 32 ビットの ID を取得できます。
2. イベントが発生する時、ウィンドウハンドルと子 ID が渡されます。渡される子 ID はイベントがルートで発生するなら CHILDID_SELF であるか、一意の ID であるかどちらかです//→CHILDID_SELF であり、そうでなければ、一意の ID であるかどちらかです*2//希望するならこの一意の ID を使って、メソッド #1 (ISimpleDOMNode::get_nodeInfo) によって得られた MSAA ツリーをロードする時に保持した一意の ID へと関連付け直す事が出来ます//→もしそうしたいならば、この一意の ID を使って、MSAA ツリーのロード時に、メソッド #1 (ISimpleDOMNode::get_nodeInfo) によって得られ、保持する一意の ID へと関連付け直す事が出来ます。//
3. どの直系の子を使いたいかを決めるために、get_accChild とその他の IAccessible メソッド//→ IAccessible のその他のメソッド//によって、普通は VARIANT 構造内の 1Val フィールドを使うことになります(草稿訳注:この場合 one と they は同じ代名詞のように思える)。現在の IAccessible を直接参照するなら可能な値は lVal=CHILDID_SELF (0) ですが、直下の子たちの一つを参照するなら lVal >=1 です。さらに、イベントが発生する時得る//→ 得られた//一意の子 ID を//→ すぐ//使うことが出来ます。そして、それをルートペインアクセシビリティの子 ID として扱って、ツリーをどれ程下ろうともイベントが発生する子孫のアクセシビリティをすべて得ることも可能です//→ イベントが発生する子孫のアクセシビリティは、ツリーをどれ程下ろうともすべて得ることができます//。(草稿訳注:decendant は descendant の typo?)


*1→unique なのは document 内と限定する。
*2→ルートである場合は CHILDID_SELF、それ以外は、任意の一意の ID ということか。

-To be continued till tomorrow-