IT翻訳 Nobuyuki の仕事部屋

ボランティアでソフトウエアーローカライズのために翻訳をしている。

花壇の日

2007-04-15 23:58:33 |  Mozilla Org.


今日も好天気、外にいると暖かいが、家の中ではひんやりとする。机に向かっていても膝の上に何か被せないと寒気がする。

いっそのこと外に出て、ガーデニングにいそしむ。スイートピーに支柱をたて、地を這うように伸びたつるを巻きつける。といっても重くてもろいつるを支柱にまきつけるのは簡単ではない。ビニールタイというバンドでつるを支柱に縛り付ける。これが思った以上の重労働であった。つるが縦横無尽に伸びているのを地面から引き上げるのが難しい。つる同士が細い髭を伸ばして絡み合っている。チューリップを巻き込んでいるのもある。力を入れすぎるとつるがぽっきりと折れてしまう。せっかく生育したつるを折ってしまうのはいかにももったいない。農家の人が売り物の果物を扱うように、細心に丁寧に作業を進めた。

一時間もすると、どうにか地を這っていたつるをすべて支柱に縛り付けることができた。さながら、スイートピーの緑の壁が完成した。その下には、チューリップが圧倒されるように咲いている。憐れにも、スイートピーのつるの中に閉じ込められてしまったチューリップもある。花びらが落ち始めたものもあった。

家内が来て、チューリップを見つけて、開花したばかりの花や、まだこれから開花しそうなものを園芸ばさみで切り取った。切花にして家に飾るのだ。彼女は、花好きであるが、園芸好きではない。虫が嫌いなのだ。土いじりをしていると、ミミズなど、様々な虫と邂逅する。そんな訳で、わが家では、生産者は私で消費者は家内である。

今日の収穫は荒れ放題になっていた花壇を整理できたことだ。夕食時、台所におかれた花瓶のチューリップを見てそう思った。ピンクの花が三輪、白い花びらのが二輪、ガラスの花瓶に活けられていた