NOBU_san'S ROOM/南行徳のギター教室

南行徳のギター教室ミュージックメソッドで講師を務めています ギターや音楽に関する こと,南行徳の出来事などを書いています

アコギのトップ材

2005年07月11日 | HOW"S GOING ON?
何気なく弾いているギターだが
アコースティックギターのトップ(表面)には
スプルースという松科の針葉樹が多く使われている。

写真の木材で白っぽく木目は細かい。

バイオリンの表板、ピアノの響板にも使用されている。
スプルースは音速が早く、そして振動吸収が少く、
弦の振動に素早く反応し、効率よく音を放射する性質がある。

ギターに使われるスプルースは原産国等による
種類があり値段も音色も異なる。

シトカスプルース(カナダ、北アメリカ原産)が
ギターのトップ材としては多く使われており
国産ハンドクラフトメーカーの老舗の
『K.Yairi』ギターのカタログには
<アコースティックギターのトップ材としては
理論上最も適している>
と記載されている。

他にジャーマン、イングルマンスプルース等がある。