こころ煌くとき[CARPE DIEM」

日々心の煌く時,写真を通して公開していきます。

ノスタルジアを求めて石鎚山系へ

2011年11月15日 16時50分18秒 | 山登り
ノスタルジア-いきものがかり




















冠山の山頂

岩壁に

腰掛けて

石鎚山を見てから

十数年



がむしゃらに

歩いてきた

自然の

奥深さを

少し

解るようになった

「われ若し
 
 山国の産ならば、
  
  此情はやがて世に謂う
   
   思郷病(ノスタルジア)なるべし」

鴎外の詩が

思い出される

まだまだ若いと思っている自分が

其処にいる!!


明日に架ける橋

2011年11月14日 19時43分49秒 | 山旅
Simon & Garfunkel, Bridge Over Troubled Water, Central Park










栗駒山からの帰りだった

橋の真ん中あたりで

作業服姿の

高校生らしき

数人が

何かを見ていた

そして

指を指している

自然と

その方向を見て

言葉がなかった

橋が折れている

インパクトが

私の心を打つ

地球上では

人間の造作なんて

砂上の楼閣

けれども

小さな人間が

力を合わせて

汗を流している光景が

頼もしくもある

何時までも希望を持って

諦めない!!

硫黄山に響く心

2011年11月14日 19時31分39秒 | 山登り
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番「革命」第4楽章


















この曲を

吹奏楽で演奏したのは

トランペットから

ホルンへ変わって

間もないときだった

ホルンの難しさを感じ始めた



だっただけに

無我夢中だった

今にも

爆発しそうな

自分を

抑えて

音の広がりに

加わった

地球の息吹き



感じる度に

思い出す

心への

痛烈な

一喝!!

今年の山旅を振り返って

2011年11月13日 19時33分32秒 | 山登り
歌劇「タンホイザー」序曲






































5000mを越えるのは

4回目

正直言って

怖い

空気の存在を

身をもって

感じる

キリマンジャロに

登ったときに

その洗礼を

受ける

私が只の塵にも

満たない

存在であることを

知らされる

空気の存在を知る!!

そんな中

エベレストを

見た

美しく微笑みかける

プモリの

後で

厳然と

聳える岩壁は

何ものおも

寄せ付けない

雰囲気で

私を威圧した

人生の収束を

考えている

時に

人生とは

なんぞや!!

大きな

転機だった

そして

更なる高みに向かって

私は

挑む!!

これも

人生!!

心が萎えるとき

一人

静かに聞く曲

穏やかに

始まり

音の広がりとともに

一光を求めて

終わる

一本筋の通った

人生のように!!


西大巓を知る

2011年11月13日 06時52分56秒 | 山旅
青い三角定規 青春の旅 (飛び出せ青春)












残念だけれども

西大巓の

写真がない

今から思うと

私は

西吾妻山より

好きだ

山頂には

何もなかった



標高が

1982m



記載された札があった

思わず

故郷の山と同じだと

その時は

思っただけだった

思いは

吾妻山系最高峰のみを

目指していた

思い込みは

裏切られてしまった

なだらかな山頂には何もなかった

しかし

山塊の

大きさを実感する

そして

縦走路で

出会った

多くの人達との会話は

山旅を

忘れえぬものとしてくれた

一期一会!!

明日を信じて寒風山から笹ヶ峰へ

2011年11月12日 06時15分31秒 | 山登り
岡本真夜「TOMORROW」【PV】














今日

富士山訓練の

手紙が届く

未知の世界への

序章

として

リーダーが組んだ

テント泊から

自炊のメニュー

の計画書だった

エクアドルの経験から

身体を絞り上げないと

目標達成は無理と

感じた

楽に登れる山を選定していては

身体が鈍る

今回も

地図記載の所要時間を

2時間短縮することを

目標に

最小の荷物で駆け上がった(自分なりに)

呼吸法を意識しながら登っていると

一人の女性が登っている

推察するに同年代と思われた

聞くと(歳ではなく)

同じ山行

更に

伊予富士までもとのこと

強い女性だと

思った

ぬかるんだ登山道を笹ヶ峰で折り返していると

その女性に会った

涼しげな顔で

ペースを保って

近づいてくる

県外の人だったけれど

四国の山は

良いですね



言葉に

明日への

気持ちが

身体に漲るのを感じた

感謝!!


早池峰山に恋をして

2011年11月11日 05時42分00秒 | 山旅
木綿のハンカチーフ 太田裕美












恋するほどに

惹かれる

名前

早池峰山

花に

惑わされて

軽く考えていた

岩峰の

山である

山頂は

雪の白と

佇立する

岩の黒が

対立して

何ものをも寄せ付けない

雰囲気を作っていた

地吹雪も手伝って

早々に山頂を後にする

しかし

濡れた岩の連続で気が抜けない

そんな時

岩陰に

可憐に微笑む

一輪があった

早池峰山を知る!!


ワインに乾杯

2011年11月10日 05時43分21秒 | 思いつくままに
長渕剛_乾杯






本来

私は

ビール党だ

気が向くと

カマンベールチーズを

肴に

クラシックを聴いていた

国産ワイン赤を

主体に飲んでいたが

銘柄にこだわることは無かった

色々と

小難しいことは聞いたことがあるが

余り気にしない

自分が美味しければいい



思っている

前置きが長くなった

地元愛媛の

ワインを

はじめて飲んだ

飲みやすい

更に

東北の旅で知った

岩手県の

ワイン

それもヌーボー



一気に飲んでしまった

これからも

度々

飲むことになること

間違いなし!!

ワイン作りに関わった人々に

乾杯!!

トランペットを吹きたい三俣山

2011年11月09日 05時41分47秒 | 山登り
Herb Alpert - Rise














写真を撮っている

男性がいた

みつまたやまは

良いですね



挨拶をすると

怪訝な顔

一期一会を

心がけていることから

良い写真は撮れましたか



問いに

無言で

去っていった

山名は

難しいですね

でも

名前を付けてのは

人間

山には変わらない



自分に言い聞かせて

三俣山に

登る

山は厳しいけれど

包み込んでくれる

優しさに

何もかも忘れる!!



私は何時も山登りの蟻

2011年11月08日 04時57分12秒 | 山登り
Aretha Franklin - I Say A Little Prayer








植村直己さん



自伝を

読み返している

青春を山に賭けて

賭けての

言葉が

最近自分なりに

解りはじめている

山登り十数年は

未だひよっこ

刻々変化する状況に対応する

能力は

机上では

難しい

厳しさを求めれば求めるほど

人間の極限に近づく

どんな山にも

甘えは許されない

5ミリの段差で転ぶと家内が言った

私は蟻だ

何時かは頂きに立てると

信じて

一歩を踏み出す!!

大空と大地の中で

2011年11月07日 05時42分20秒 | 山登り
大空と大地の中で












心地よい

水音がする

坊ガツルの真ん中

ススキの原を

縫うように

清流が

流れている

そのそばで

多くの登山者やハイカーが

お握りを頬張っている

楽しそうに

まるで

遠足に来た

子供達が

思い思いに

弁当を広げて

賑やかに騒いでいる

光景に見える

そんな

山ならではの

空間に

ほくそ笑みながら

次の

山を目指す!!

大船山へ向けて

2011年11月06日 05時42分10秒 | 山登り
あの頃のまま/ブレッド&バター
















山にばかり

気をとられていた

突然

女性の声で

縦走ですか

との

問いかけで

前を向くと

高齢のご夫婦が

其処に居られた

法華院温泉に

泊まられていたとのこと

まずは

大船山から平治岳に

行きます



答えて

図々しくも

所要時間を聞いてしまった

大船山ならここから

2時間ぐらいですね

貴方なら

もっと早く行けますよ

数人早く行っていますけれど

追いつきますね



言葉に

気を良くして

お礼を言って

別れた

まだまだ

子供気分の抜けない

私を感じ

恥ずかしさも手伝って

ダブルストックを

フル回転していた!!

色づく九重

2011年11月05日 05時58分26秒 | 山登り
あなたのとりこ(訳詞付) / シルヴィ・バルタン


















峠を越えると

眼前に広がる

空間に

暫し立ち止まる

正に

別世界

足早に

峠を下りて

ススキの原に

入り込むと

廻りを

個性ある山々が

囲んでいる事を知る

今回は時間の許す限り

縦走を試みることにした

紅葉の盛りは過ぎているものの

楽しむことが出来た

ミヤマキリシマが咲きほこる

季節とは違った

九重の姿があった

又楽し!!

九重に更なる感動を求めて

2011年11月04日 05時36分02秒 | 山登り
さだまさし - 男は大きな河になれ~モルダウより~












静かな

語らいは

落ち葉とだった

踏みしめる

落ち葉と共に

頭上から

降りしきる

落ち葉と

語り合う

十数年来の

九重だった

最初の衝撃が大きかっただけに

少し

遠ざかっていたのかもしれない

牧ノ戸から

久住山を

目指した

時期的には同じ頃だったと思うが

猛吹雪に遭い

ホワイトアウトで遭難の危険を感じた

登山を始めたばかりで

装備は不十分

しかし

気持ちだけは強気だった

ルートを間違い

天狗ケ城まで

気付かなかった

そこに

老夫婦が

軽装で岩陰に身を寄せていた

そこで

やっと我に返った

登ってきた道を慎重に地図とコンパスを頼りに

下り

一緒に避難小屋まで

たどり着くことが出来た

山の厳しさを教えられた

最初の山域だった




旅の途中で中尊寺

2011年11月03日 06時39分54秒 | 山旅
Rachmaninoff plays Chopin Nocturne Op. 9 No. 2














山旅の途中で

奥州を

感じることが出来る



思っていた

中尊寺に

足を踏み入れる

雨の

早朝

誰もいない

空間に

一種の

重みを感じながら

何かを

求めて

歩く

「おはようございます」

静寂を破る

突然の

声で

振り返ると

一人の

御坊さんに

笑顔で

挨拶をしていただいた

気持ちの良い

一時

残すべき

日本の心を

感じた!!

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