夢見亭さんでランチを楽しんだあとは、みんなでお散歩。
伊香保と言う街は、温泉地にありがちな坂の多い山合いに位置していますが
さらにその坂から伸びる長い長い石段が有名で、サスペンスドラマなんかによく登場しますから
訪れたことはなくても、坂の光景はご覧になったことがあるという方も多いと思います。
私もそんな一人で、初めて伊香保の街を歩きますが
同行のメンバーには、何度も来ているという詳し友もいて心強い旅。
石段の下に位置する 旧ハワイ王国公使別邸
普通の庶民的な一軒家ですが、かつてハワイが独立国だった頃の日本駐在公使の別邸で
日本に 残るハワイ王国唯一の貴重な建物だそうです。
中には歴史的なものや写真、食器などがいっぱい展示してありました。(無料)
渋川市立伊香保関所
寛永8年、幕府の命により設けられた関所(口留番所)を復元したもので
こちらも無料で歴史に触れられます。
さてここから、いよいよ石段街の始まり・・・・
急傾斜地に作られた石段の両側に、温泉旅館・お土産物屋さん
遊技場、飲食店などが軒を連ねていて、雑多ながらも風情のある街並み。
最初は広かった石段も上に行くにつれてどんどん狭くなっていき
全部で365段もあって、上までたどりつく頃には結構苦しくてみなゼーゼー・・・
ここに住んでいる方は、日々大変だな~と言うのが正直な感想。
脇道にも、お店や旅館がいっぱいひしめいています。
湯元から流れている源泉を、石段の左右の宿に分けている 小満口(こまぐち)
鳥居の先の 伊香保神社 が石段の終点
猿沢橋
温泉水だからか、茶色っぽい水の 湯沢川
温泉水を飲める 飲泉所 ものすごく鉄分の強いお水で、はっきり言って飲みにくかったです。
石段街には十二支の干支がかくれているとのことですが、見つけたのは申だけ。
マンホールの鬼がかわいい!
この後は、来た道を下って・・・・・帰ります。
お天気が良かったので遠い山並みが見渡せて、いい眺めでしたよ。
上って下りて、あっという間に2時間。
画像にはないけど、途中でさとははさんが買った温泉まんじゅうをお味見させていただきました。
そのお店、日本の温泉まんじゅう発祥のお店だそうです。
おいしかったけど、仙台でいろいろ甘いものを買ってきた翌日だったので、おまんじゅうのお土産は断念。
また最後にお茶をする予定でしたが、行きに目星をつけたお店が帰りには閉まっていたり
時間も押していたので、そのまま伊香保の地を後にしました。
温泉 なしの伊香保でしたが、温泉街の空気を十分に堪能できて楽しかったです。
次回はのんびり泊まりで訪れたいですね。