今朝の朝刊には 「天皇陛下御在位三十年記念式典」 の見出しでの政府広報が乗っていた。
今日は天皇皇后両陛下のご臨席のもと、政府主催の記念式典を東京の国立劇場で行うとの内容だった。
「そうか? 平成も終わりか?」 と、私も感慨深げな気持ちになったが、あっという間の三十年間でもあった。
平成が始まる頃はメモ程度の日記帳を書いていたが、それを紐解いて見ると、いろいろな事が書いてあった。
1月7日には昭和天皇が御崩御され、平成となった。また6月24日にはあの国民的歌手であった美空ひばりさんが若くして亡くなった。
そして私たちは12月4日、会社から戴いた 「勤続30年記念旅行」 で能登半島を旅したことがこの年の一番の出来事であったような気がする。
その頃、私もまだ四十代後半だったので、まだまだ働き盛りの時代だったが、振り返るとこの平成の30年が人生の中で最もいろいろなことがあった。
一番の出来事はMが病を得て私が介護するようになったこと、これは 「思いがけない事」 の最たるものだった。
それと四十数年間住み慣れた家から現在地に転居したこと。これは私の大きな決断が必要だったが、Mの介護優先を考えてのことだった。
このことで他人様からいろいろとご批判を戴いたのは心外なことだったが、私としては何ら悔いの無い転居だった。
誰もがこの平成と言う文字に慣れたことだろうが、5月からはどのような元号が示されるのだろうか?
ローマ字表記上からすれば、M、T、S、Hから始まる元号は無いだろうが、意外とA、Nから始まる元号かもしれない。
平成が終るのは何となく寂しさも感じるが、新しい元号が発表されるのが楽しみでもある。
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暮らすには大変な環境でしたが
想い出に強く残るのは人間同士の絆の強さではないでしょうか。
今は近くの人ともほとんど会話したこともなく
昔の隣組の付き合いは消えてしまいました。
そのように昔を懐かしく想うのは
私が年寄りだからでしょうか?
素晴らしい歴史と思い出で語ってくれる人が
多いのは、丁度この時代の苦楽を共にして
この天皇が、いつも国民の方に目を向けられて
日本国民の象徴として・・国民に目を向けて
来られたことが、一番の人気でしょう。
自分とそのお仲間、与党のためだけに目を
向けていて、国民を知らない内閣とは大違いです。