そろそろ打ち止めにして欲しいが、気象予報図を見ると日本には二つの台風が影響を与えそうだ。
台風20号は22日未明には紀伊半島の南海上で温帯低気圧となる見込みだが、そのため21日夜から22日は、西・東日本の太平洋側を中心に局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みとの予報だ。
強い台風21号は、21日 (月) 午前6時現在、マリアナ諸島にあって、時速20キロで北西に進んでいるが、この台風は今後も発達しながら北上し、23日 (水) には非常に強い勢力で小笠原近海まで進む見込み。また、その後も北上を続け、週後半には本州に近づくおそれもある。
二つの台風が大規模な災害をもたらした19号のような影響は無さそうだが、これからも台風情報には注意することにしよう。
今朝の朝刊特別版のページには、台風19号で吉田川が氾濫して被害を受けたが、いまだに広い範囲で冠水したままの宮城県大崎市を上空から撮った写真が載っていたが、水が引かないと何も出来ない現状に被災された人たちの嘆きや苛立ちの声が聞こえるようだ。
だが空堀川だって何事も起らないとの保証もない。
昨日の散歩の時、曙橋の近くに住んでいるおばあちゃんの話を聞いた。この家は一階からでも空堀川の流れを目視できるほどの近距離に位置している。
私が 「19号の時はどのくらいの水位でしたか?」 と聞くと、 「そうだねえ~、かなり水が流れて心配したが、あの橋桁までは届かなかった」 と、安堵の声での説明だった。
その話しで曙橋近くにある水位計から推測すると2メートル50センチくらいの高さの水位が推定できる。
さらにおばあちゃんは河道内にある樹木の存在を気にしていた。今年は何本かは伐採したが、残りの樹木に流木が当って、流れが止って氾濫することを危惧していた。
このところ空堀川では水の流れが続いているが、このような穏やかな流れも豪雨となれば一変して激流となり、水の流れは恐ろしく変化をしながら災害を持ってくる。
あまり気にしてもどうにもならないことだが、今回の19号での被害を見ると自然災害の恐ろしさに気持が高ぶってしまった。
接近中の二つの台風による被害が起きないように、台風が過ぎ去ることを待つことにしよう。
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