今日は独り散歩だったが、いつものように都営住宅前庭の 「河津桜」 を見ていたら、数メートル前を虎猫くんが歩いていた
私はフェンス越しに 「お~い、こっち~へ~こ~い」 と言った。多分、そのまま行き過ぎてしまうと思ったが、私の声が聞こえたのかフェンスぎりぎりまでノッソリとやって来た
そして私に向かって 「ニャ~オ、ニャ~オ、ニャ~オ、」 と三回声を出した。それは私に対する挨拶だと気持ちが和らいでしまったが、この虎猫くんは常識ある猫さんなのだろう
でもこの公営住宅ではペットを飼うのはご法度のはずなのにこのように元気がある猫助がいるのはどうしてなのだろうか?
そうか、内緒で飼ってる人も居るのか? と誰もが多めに見て居るのが現実なのだろうか?
でもこの虎猫くん、愛嬌もあった。近寄った私に右手をフェンス越しに出してきた。 「そうか、そうか俺が気に入ったか?」 と私はまた勝手にそう思った
だがやはり人間との付き合いは面倒なようで、この虎猫くんはすぐに離れて遠くに行ってしまった
「いいねえ~ 猫たちは自由気儘に暮らすことができて」 と私の感想だが、猫たちには喜怒哀楽というのはあるのだろうか?
家に帰ってからパソコンで拡大して画像を見ると、あの虎猫くんは案外 「イケメン」 だった
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