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4分33秒

2009年06月01日 | 音楽記事
 ようやくホームページのリニューアルができて、ひと息。

  NOA NOA A.I.R

 のあのあ仙人の音楽講座~きくにきけない音楽のなぞ~の第1回は「音楽って?」です。


 ここでとりあげたのは、現代音楽の作曲家、ジョン・ケージの「4分33秒」。最初、NHKだと思うんですが、テレビで見ました。
 ニューヨークの街角におかれたピアノ。奏者が座る。何もしない。雑踏の音のみ。ピアノを離れる。拍手。
 と、こんな内容だったと思います。ずいぶん前のことですが、インパクトが強くて、今でもおぼえてますね。

 それのなんとオーケストラ版です。


 無音は音楽か?

 という問いにもとれるし、

 まわりのノイズも音楽である。

 という主張にもとれます。

 これ、誰にでも弾けるわけなんですけれど、ちゅうとはんぱな人が人前でやると、ブーイングになります。
 ある意味、演奏するのが一番むつかしい曲かもしれないですね。


 これを聴いて(!?)思い出すのが、レコード盤の「チチチ・・」って針がすれる音。
 CDができて、曲と曲の間は限りなく無音に近づいたわけなんですが、何かものたりなくなったような気もします。
 「チチチ・・」って音は、ある意味、曲が始まる前の前奏曲であったのかもしれませんね。
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