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アロマナース 森の聲だより

山歩き、薬草大好き…
自然大好きアロマナースが日々の活動を綴ってます!

あ~忘れていた事を思い出す

2010-04-19 | 勉強してきました

スポーツアロマのセミナーに参加してきました 

色々な手技を習い、復習しているうちに

私がスポーツアロマを始めたきっかけが

クライミングをしている息子のケアだったことを

思い出しました 

あまり、故障しないし、痛いところも訴えないし、

お年頃にもなり、息子からケアの依頼もなくなってきて、

そして・・・・私も忙しさにかまけて。。。すっかり忘れてた!!

「やってあげるよ!」っと言うと

「しょうがないな~母さんの練習に付き合ってあげるよ!」っと

可愛げもないことを言いながら・・・

久し振りにストレッチとマッサージをしてあげました。

息子は小柄なので他の選手比べるとどうしてもリーチが短く不利です。

それをカバーするにはしなやかな関節とそれを支えるインナーマッスルを

鍛え維持していくことが必要なんだと思うんです。

まぁ~怪我のないように頑張ってもらいたいものです 


忙しく走り回った!

2010-01-26 | 勉強してきました

今日は午前中訪問看護の仕事 

昼食を摂る間もなく、おゆみ野にある「みどりクリニック」で行われた

アロマセミナーに参加してきました。

この時期にぴったりの

「花粉症対策とアロマ」

クリニックでアロマを取り入れている鈴木Drと

セラピストの江澤さんによるセミナー。

花粉症と関連の深いストレスについて

食事や日常生活の注意点などのお話。

きっと診察でも花粉症の患者さんに対して

抗アレルギー剤を処方して

「はい!症状があるならまたいらっしゃい!」って

言うだけではなく

生活習慣、体質を考えて色々アドバイスしていただけるのでしょう。

薬で手っ取り早く、解決できる事はあります。

でも本質のところを変えていかなければどうにもならない事ってありますよね。

また鈴木先生の食事療法の話は面白いです。

私も毎日の食事を振り返って

体のことを考えてしかも美味しいものを食べていこうと思いました。

第3回のセミナーは「5月病とアロマ」を予定しているそうです。

お近くの方は、聞きに行ってみてください。

またセミナーのお知らせが届きましたら

こちらからも発信いたします。

Photo

そしてセミナーが終わり、次に向かうは「ケアハウス」  

ボランティアに行ってきました。

こちらは毎回、何だかホッとしますぅ~。

楽しみにしてくれる方がいるって嬉しいですね。

しかもおばあちゃま達、私の事・・・・20歳ぐらい??ですって

めがね曇ってないかな~

凄く若く見積もっていただきありがとうございます 

今度何か持って行きますね~。

帰りは疲れを忘れるぐらい

眩しい夕日に照らされながら走ってきました 


経皮吸収しやすい部位・・・

2009-09-14 | 勉強してきました

AEAJ専門セミナー 「精油の経皮吸収と基材の最新情報」を聞いてきました。

薬品でも経皮吸収させる薬が沢山出てきています。

痛み止めや気管支拡張剤、心筋梗塞の予防の薬、ホルモン剤、そしてニコチンパッチと・・・

先生方の話によると今まで経皮吸収の研究は薬や美容ということが主でしたが

今後予防という視点でアロマでの経皮吸収の研究も力を入れていかれるようです 

今日は盛りだくさんで専門的な話が多かったですがその中で

一つ・・・経皮吸収しやすく、全身循環系として効果の出やすい部位について書いておきます 

背中よりも腹部、それと陰のう、あと耳の後ろ、だそうです。

現在 耳の後ろに塗る乗り物酔いの薬を開発中だとか・・・・

自分でも手軽に塗れるとことですし、我々もお客さんにセルフケアの提案としてできそうですね 


2日間は総会へ

2008-11-05 | 勉強してきました

Dsc00824 2日のあさ一番の便で山口から羽田へ

朝、空港までおばあちゃんは送ってくれました。

「空港まで車で20分・・・ だからね。

私はゆっくり運転だから、行きはあんたが運転してきぃ~」とおばあちゃんに言われ

「は~い」 

「そこの踏切を渡って・・・信号を左ね。そしてまた左・・・・」

あらら・・・5分で着いちゃった。  20分のはずじゃ?

「最近私はこんけんね~

帰りはゆっくりゆっくり80代のおばあちゃん運転で帰っていきました。

ちょっと縁石にぶつかりながら・・・・手を振りながら・・・

さ~羽田について即、アロマセラピー学会総会の会場へ

テーマは「新たなる香り 更なるエビデンスを求めて」

メディカルアロマセラピーが今後貢献できるフィールドとして

「終末医療」「予防医療」「スポーツアロマ」に着目したシンポジウムもあり

私としては勉強になることばかり・・・・

『アン・カーター先生のターミナルケアで取り入れているアロマ』

・・・・温かい手の温もりが終末期の方にとってどれだけ安心感になるか・・・再確認できました。

『哲学者アルフォンス・デーケン先生の死生観の話』

・・・・「人は死ぬまで人として成長していかなければいけない」という言葉が忘れられません。

死生観については元気なうちに自分なりに追求していかないといけないような気がします。

心身が弱ってからではじっくり考える余裕がなくなると思うからです。

どのようにいきて生きたいかを考えるように

どのように死にたいか・・・死ぬ瞬間までどのように生きていきたいか・・・

自分らしく生きていくために考えていく必要がありますね。

この世に生まれた時点でみんなゴールの死へスタートを切っているわけですから・・・・

そのほかにもスポーツアロマについて・・・

私としてはスポーツアロマが学会で取り上げられるとは思っていませんでした。

でも考えてみればスポーツ障害は整形のDrがかかわっているし、

メタボ予防が注目されてから内科のDrが健康のために運動を勧めているし・・・

スポーツも医療とは切っても切れないものですものね。

今後もスポーツアロマが広がってくれることを願っています。

まだまだ沢山演題発表もあり、本当に勉強になりました。

そして毎年総会が終わった後の仲間とのティータイム。

それぞれがそれぞれに前進しており、会って話をするたびに

大きなエネルギーをもらって「さ~私もがんばるぞ!」って気持ちになります。

次に会うのは来年の総会でしょうか?会場は札幌です 


Drパッチ・アダムス講演

2008-09-13 | 勉強してきました

Dsc00615 「ひとがひとをケアする喜び」

Drでもありクラウンでもあるパッチアダムスの講演を聴きに行ってきました。

彼は「医療費のかからない病院、いつ誰が来てもいい病院、共同生活できる場をつくる」

という壮大な夢を叶えるために「愛」と言う

素敵なパワーを持って世界中を回っています。Drとしてまたクラウンとして・・・

彼の活動は本当に地道な活動です。

病院や孤児院、貧しい国に訪問して彼が一人一人に接していく・・・・「愛」を持って・・・

彼は「ひとをケアするときはケアさせていただきます」と言う気持ちであって欲しいと言ってます。

なぜならケアを通して沢山の学びがあるからだそうです。

ケアしてあげてる・・・そんな風に思っていたらその学びに気が付かず終わってしまうからです。

学びが喜びになり、感謝に繋がっていくのですね。

喜びがあれば楽しいです。

だからDrパッチアダムスは、ケアをしていてバーンアウトはしないと言ってます。

彼はケアを通して沢山の患者さんたちに幸せを与えていると同じぐらい

自分自身も喜びや幸せを頂いているのでしょう。

「医療費のかからない病院、誰でもいつ来てもいい病院」・・・・・

そこは皆、平等のような気がします

平等、平和、安全、愛情・・・・

今の世界が地球が一番必要なものかもしれません。


徹底検証~精油の薬理作用

2008-09-07 | 勉強してきました

日本アロマ環境協会の専門セミナーに参加してきました。

「精油の中枢薬理作用の研究と最新動向」(国立環境研究所 梅津豊司先生)

   ねずみによる実験でご褒美と罰の両方が与えられるようにする 

      通常ねずみは罰が恐いのでご褒美を諦める 

   しかし抗不安作用の薬物をねずみに与えると、罰を恐がらずにご褒美を取るようになる 

   (ほとんどの実験ではオスが使われるそうですホルモン周期が無い為・・)

   この方法を用いて精油で探索した結果、ローズとラベンダーのみに明確な抗不安作用が観察された。

   それらの持つ特定の成分で同じく実験をしたところ

   ローズのフェネチルアルコールとシトロネロール、

   ラベンダーのリナロールに抗不安作用が見いだされた。

   ローズやラベンダーは抗不安薬とは別のメカニズムによって作用され、

  ベンゾジアゼピン系抗不安薬で問題となる依存性がローズ、ラベンダーでは問題が少ない。

 *このように作用のある精油ですが、抗不安薬を内服中の方は薬の代わりに精油を用いるのでは無く、

     きちんと主治医の指示に従った上でアロマを取り入れいった方がいいと話してました。

「Pharmaco-physio-psycho-stherapyとしてのアロマテラピー」

   (富山大学和漢医薬学総合研究所 上馬場 和夫先生)

   伝統医学では肉体を「ちくわ」に喩えることがある。

   病気を治すためには、「ちくわ」の内側と外側の双方から攻めていけば効率がよい。

   治療を「内治法と外治法」という分け方をしていました。

   内治法は内服薬や食事療法。

          ↓

       薬理作用

   外治法は鍼灸マッサージ、アロママッサージ、薬浴、薬草サウナ。

          ↓

      薬理作用、生理学的作用、心理学的作用

     

   皮膚には免疫系の組織や細胞があり、外治が有効であること。

   また外治(タッチの皮膚へのいたわりのケア)により、幸福感や癒しといった

   心理的作用への影響がある。

   *アロママッサージにしても精油の薬理効果だけでなく、

     生理学的、心理学的作用はマッサージ効果も大きく影響するということ。

     なんだかいつに無く堅く、難しい内容でした。

       でもでも先生方の研究などをもとにエビデンスのあるケアをしていかなければいけないですね。

       ふ~。。。。

         Dsc00607

 今日のセミナーの前にアロマセラピストの友人とランチランチ

 まるごとトマトのサラダが可愛くて思わず 

         う~。。。やっぱり美味しいものを食べている時が し・あ・わ・せ


慈観先生

2008-08-24 | 勉強してきました

Dsc00601 ヒーリングセミナーに行ってきました。

最近アロマの施術中に色々見えてきたり、感じたり・・・

「この感覚なんだろう・・・・」「どんな意味があるのかな??」

固体にあるエネルギーかしら??

こんな現象もヒーリングの意味するところが理解できたら

何か自分の中で解決できるような気がして・・・・参加してみました。

慈観先生は英国の看護師さん。ご自分の病気を機にヒーリングを学ばれたそうです。

そして教育学博士でもあり、真言宗の僧侶でもあります。

看護教育の中でヒーリングの講師としても活躍されているそうです。(看護教育の中にヒーリングを学びをするなんて日本では珍しいでね)

先生の教えている大学の隣にはホスピスがあり、

沢山のがんの患者さん達にヒーリングを行なっているそうです。

今は慈観先生のお寺の隣にもホスピスを建設中だとか・・・・

日本では医療や看護の中にヒーリングを取り入れているのは珍しいかと思います。

きっと医療従事者も患者様も「目に見えないもの=怪しいもの」なんて思ってしまうことが多々あるんでしょう。

科学的根拠のないものや目に見えないものは信じにくいものですものね。

でも一度受けてみると何か感じるんです。

自分の中の精神が落ち着くと言うか・・・バランスがよくなるような・・・・

これまた不思議な感覚!!

面白い話がセミナーの中でありました。

がん細胞と対話する。。。。

治療にてがん細胞を攻撃するから細胞が増殖するように力を入れてしまうという考え方です。

ヒーリングは、がん細胞を攻撃しないそうです。

攻撃せず、静かに対話すると細胞の増殖を押さえることが出来、

免疫力もあがると症状も落ち着くということみたいです。

なんだか不思議な感じがしますよね 

皆さんはどう思いますか??

自分に効果あると感じ、アロマにしてもヒーリングにしても受けてみたいと言う方が気軽に受けられる・・・

そして自分に合った健康管理、健康維持が身近で出来る社会になることを強く願っています。

今回のセミナーを主催したやまみかさんのブログです。

こちらにもセミナーのことが分かりやすく書かれています。

      ↓↓

http://blog.livedoor.jp/houmoncare/archives/51180206.html

ヒーリングの世界は奥が深い・・・・

きちんと勉強してみたい気がします。


様々な観点からアロマセラピーを考える

2008-07-27 | 勉強してきました

今日は日本アロマセラピー学会関東地方会に参加してきました。

今回は色々な観点から・・・というテーマでしたので

補完代替医療でのハーブの話だったり、マーケティングの話だったり・・・・

経営的視点からみたアロマセラピーの普及法は、面白かったです 

店内のどこに商品を置くとよく売れるとか、

宣伝はどのようにすると良いかとか、

POPは価値訴求と価格訴求では紙の色、字の色を変えるとか・・・・

自分が買い物をしてなんとなく買いたくなったり、

広告を見てほしくなる気持ちを分析すると 

そういうことだったのね  っと。。。

専門家の話はやはり凄いです。

サロンを経営する以上このような専門家の話は大切だ!と痛感しました 

最後にこの税理士さんは言ってました。

「サロンを経営にはコンセプトがはっきりしていればいけません」っと。

自分がやりたい方向性がしっかりしていれば

おのずとやる内容、価格、方法が明確になるということですね 

遠い遠い埼玉まで足を運んだ甲斐がありました。

帰りは娘と待ち合わせして新丸ビルでお買い物 

サンタ・マリア・ノヴェッラに行ってポプリを買ってきました。

サンタ・マリア・ノヴェッラは1221年に薬局として始まり、

今でも当時の手法を守りながら、最高品質の原料を使用して

石鹸やボディケア、オーデコロンなどの製品を作っているそうです。

帰り際で嗅がせてもらった「アックア・デッラ・レジーナ」(王妃の水)は何ともいえない優しい香り・・・・

でも・・・むふふどこかでかいだいい香り・・・

娘が「ネロリの香りが入っているかも・・・帰ったら再現してみない~?」っと。

ちょっと娘とあ~でもない、こ~でもないとやってみますぅ 

似た香りが出来たら凄い


認知症のケア

2008-02-12 | 勉強してきました

介護施設では認知症の方のケアにあたることも多くあります。

アロマの後は気持ちが穏やかになり、満足もして笑顔が見られてきます。

「あら・・いいおばあちゃんになってるわ・・・いつもこうだといいのにねぇ~」っとスタッフが言うのをよく耳にします。

今の手技でもこのように変化が見られるのですが、もっと認知症の方に行なうケアとして適当なものは無いものかと・・・・今回認知緩和ケアの一つ「タクティールケア」のセミナーを受けに行ってきました。

スウェーデンでは認知症の緩和ケアとして確立され医療現場やグループホームなどで行なわれているそうです。

まだしっかりしたエビデンスが確立されていないようですが、どうも「オキシトシン」という

視床下部のある神経分泌細胞で作られ下垂体後葉から血中に分泌されるホルモンが

大きく係わってきているようです。

手技のポイントとしては「優しく、包み込むように、そして感謝の気持ちをもって触れる・・・」

手順や方法は細かく色々ありますが・・・・・

そうするとオキシトシンというホルモンが多く分泌されると言うわけです。

ではこの「オキシトシン」・・・どのようなホルモンでしょう。

解剖生理学では「子宮筋収縮、陣痛促進、乳汁放出促進」の働きがあると教わりましたが、

別名「信頼のホルモン」「愛のホルモン」とも呼ばれ、人を信じる能力や互いをいたわる能力に関わりがあるとされています。良い人間関係を築きあげるために重要なホルモンでもあるわけです。

また面白いことにこのケアは相互作用があり、受け手もやる方も「オキシトシン」は分泌されるそうです。施術する方が「ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べるという理由もそこにあるんですね。

また動物の体をやさしくさすることでも同じで、さする人間の体内でも「オキシトシン」量が高くなり、触られた動物達の体内でも「オキシトシン」量が高くなることが証明されています。

つまり人と動物でも触れ合うことによって、ストレスを緩衝し孤独感を癒してくれるなどの相互作用が働いて、多くの恩恵が得られるというわけです。

在宅では、介護者と被介護者で行なうと両者に作用し効果は絶大かもしれません。

オキシトシンによって長期記憶の増強(特に空間認識能力)が認められることも分かってきた研究もあるそうです。

と言うわけで「オキシトシン」の分泌を促すケアは、安心感、信頼感をもたらし徘徊、うつ症状、暴言攻撃などの周辺症状を緩和できる為、認知症のケアとしてどんどん取り入れられてくるといいと思います。

(もちろん万人に効果あるというわけでなく、触れられることを好まない方もいるので必ず許可なり、確認を取る必要があります)

自分がどのような存在なのか分からなくなる認知症・・・・

健常者には理解できない行動や発言・・・・

その奥底には認知症という病気が襲う「本人だけが感じる恐怖だったり、不安だったり・・・・・」

まだこの病気の進行を遅らせる薬しかありません。

犯された脳細胞を治す薬がいつか開発されることを期待しつつ

今私にできること・・・・を精一杯やっていきたいと思います。


紫雲膏

2007-10-29 | 勉強してきました

前回のブログの紫雲膏です

Dsc00344 ちょっと硬めに仕上がっています。

赤紫の色はシコンです。

シコンを加えたとたん溶かしたオイルと蜜蝋が

ぱーっと赤紫に染まりきれいでしたよ。

指先に塗ってもこの色は気になりません。

ただ当帰(トウキ)の焦げ臭い匂いは残ります。


公開セミナー

2007-10-27 | 勉強してきました

今日は東邦大学薬学部主催の「ハーブ・アロマテラピーフォーラム」に参加してきました。

「シンボル(象徴)としてのハーブ」と題してグリーンフラスコの林真一郎先生のセミナーではとても興味深い話が聞けました。

ハーブについての参考文献がなかった頃、体の不調時どのように効果があるハーブを選択したかというと・・・・・

ハーブの姿、形を良く見ているとその性質が物語っているというのです。

例えば、西洋タンポポ(ダンディライオン)は黄色い花から黄疸を連想し、肝臓機能が低下している時に使われていたそうです。今では科学的に分析され肝臓にいいことがわかってきました。

面白かったのがスギナ(つくし)です。硬い土からも真っ直ぐしっかり伸びている姿は、体の構造を強化すると連想。科学的に分析してもシリカというカルシウムと仲の良いミネラル分が多く含まれているそうです。したがって骨を強化する=まさしく体の構造を強化するという連想にぴったり・・・・

このようにしてハーブをじっくり観察する事でその効果までもわかってしまう、昔の人は凄い!

そして林先生の話で印象に残ったのは、自然界では無駄なものはありません!人も自然も何かしら役に立っている!それが自然療法の考え方と言われてました。

私もそう思います。

生まれたばかりの赤ちゃんからご老人までしっかり誰かの役に立っているのです。

藤井幹雄先生の「香りの化学」ではガスクロマトグラフィーの見方や微量の香りを嗅ぎ分ける受容体の話が面白かったです。

嗅覚は危険を防御する役割を持っています。

腐ったものは食べると生命に危険が・・・・その前に香りで嗅ぎわけ、嫌な香りとして脳へ伝達され危険を回避できます。

葛根湯は風邪を引いている時はいい香りとして感じ、元気な時は悪い香りとして感じるそうです。逆に必要なものはいい香りとして脳へ伝わると言うわけですね。

精油もそうですよね。そのときの体調によってとてもいい香りに感じる時とそうでない時がありますものね。

アロマ占いなんて出来そうです。

いい香りを選んでいただいて、今日のあなたの体調は○○です!なんて・・・(^_^;)

午後は一番興味のあった「紫雲膏作り」

江戸時代の名医「華岡青州」の創案の軟膏で外用の漢方薬の代表的なものだそうです。

材料はごま油20g、蜜蝋6g、トウキ2g、シコン2.4g

簡単に作り方を説明しますとごま油に蜜蝋を溶かし、トウキをしばらくその油で揚げ引き上げてから、シコンを加えしばらくして漉す。細かな温度調整などあり温度計とにらめっこ・・・・

香りはトウキの香ばしい香りが強く残っています。

効能はあかぎれ、しもやけ、あせも、ただれ、外傷、火傷など。

これからの時期、沢山お世話になりそうです。

あまり暑いところに置かなければ一年位使えるというので大事に使ってみたいと思います。


ハーブ・アロマテラピーフォーラム

2007-10-25 | 勉強してきました

10月27日に東邦大学薬学部公開セミナーに参加してきます。

第4回のテーマは「見て、聞いて、作って試すハーブ&アロマ」!

学内にあるハーブガーデンを散策したり、

ハーブの歴史やエピソードなども聞けるそうです。

私が一番興味あるのは午後からの実習です。

なんと江戸後期の外科医、華岡青州の処方に従って紫雲膏を作ります。

名前だけは知っていましたが、

実際使った事もなければ見たこともありません。

どんな成分から出来ているのかさえわかりません。

そんな紫雲膏を実際自分で作れるなんて

考えるだけでもわくわくしてきます。

詳しい話はセミナー後アップいたしますね。


認知症とアロマ

2007-10-21 | 勉強してきました

「アロマセラピーによるアルツハイマー病への挑戦」

神保先生の講演を聴きに行ってきました。

認知症はただの物忘れではなく脳の病気であり、

現在、増加傾向といわれています。

好発年齢65歳以上で認知症の人は10%(軽度~重度)。

65歳以上の方が10人で1人の割合で認知症ということはかなりの数。

進行性の病気で今の治療法は進行を食い止める薬しかありません。

非薬物療法のアロマセラピーが認知症に有効というのは・・・・

嗅覚は脳の大脳辺縁系を通して記憶の為に重要な海馬に働きかけるわけですから

認知機能を構成する脳に対して刺激を与え、活性化させるにはアロマセラピーがとてもいいということになります。

使い方として日中は交感神経が優位になる精油(レモン、ローズマリー)を使用し

夕方からは副交感神経を優位にさせる精油(スィートオレンジ、ラベンダー)を使用する。

そうする事によって自律神経系のバランスも整えていけるからだそうです。

(逆の精油を用いて夜間徘徊してしまったケースもあったそうです)

芳香浴だけでも認知症の中核症状(見当識障害、記憶障害、思考力、判断力など)

の改善が見られたそうです。

またティーツリーオイルが認知症患者の脳で減少するアセチルコリンを増加させるという報告もあるようです。

脳を刺激するというアプローチだけでないアロマセラピーの可能性があきらかになるともっともっと活用が増えてきますね。

先にお話したように認知症は進行性の疾患です。

早期に治療したり、予防したりということが大切になってきます。

認知症のリスクファクターとして高血圧、糖尿病、タバコ、ストレスがあり、

認知症になりにくい人は運動習慣のある人、社会的交流がある人、

創造的な趣味がある人だそうです。

早い時期から血圧や食事にも気をつけながら

自分の為に何かしたり、楽しい事をして

予防していくことは大切ですね。


ストレス指数

2007-10-06 | 勉強してきました

バランスセラピーの体験に行ってきました。

自分の今の状態がどうなのか???

一年前友達からバランスセラピーの事を教えていただき

美野田学長の講演を聴きにいったことがあります。

その時からちょっと興味を持ち

一年たった今、無料体験できるというので行ってきました。

簡単な問診の後、ベッドにうつぶせになり、なにやら左右の足の長さを比べています。

次に手を上げ下ろしした時の足の反応を見ていたのでしょうか・・・・

測定はどのようにしていたかは詳しくは分かりませんが

色々測定し、体のゆがみがグラフ化されて出てきました。

私のゆがみ・・・理想のグラフからちょっとずれてました。

ストレス指数1~3はいい状態。

4~7は要注意。

8~11は危険・・・だそうですが、

私は7・・・・・結構やばいじゃん!!イエローゾーン・・・・

これは無理なストレスが蓄積されている状態だそうです。

ストレスの厄介なところは、かなりのストレスが蓄積されないと自覚症状として現れないということです。

私も実際、疲れたなぁ~とは思ってもストレスが蓄積されているとは思ってもいませんでした。

そっか!やっぱり自分の体もちゃんとケアしていかないと・・・・・

体にゆがみに出てきているうえ、それをグラフ化され見せられると

何とかしないと・・・という気になります。

体の歪みがどこにあるか分かったら、次は「良導」ホメオストレッチで

その歪みを治していきます。

どんな事してくれるのかしっかり感じてようっと思ったのですが

聴覚はしっかり活動して流れてくる音楽に心地良さを感じていましたが、

脳はすっかり休んでしまっていたようです。

記憶が跳んでる・・・・

眠ってしまったのかしら?でも確かに音楽は聞こえてた!

でも何されたか覚えてない・・・・

体に掛けられた心地良い圧がなんともいえずリラックスへと

導かれたようです。

自覚症状がないと良くなった!楽になった!という変化も感じにくいですが

確かになんとなく気持ちがすうっとして、冷えてた足もぽかぽか・・・・

やっぱり変化があったのでしょうね。

ホメオストレッチで行なわれている心地良い圧・・・・4~7kg

この4~7kgの意味を聞いてなるほど・・・

生まれてきて始めて人に抱かれた時の感覚(心地良さ)を人は潜在的に覚えているそうです。

人の手の温もりと自分の体重だけの圧を体で感じてた訳ですね。

ということは赤ちゃんや子供の頃に沢山の心地良さを体験するってことは大事ですね。

お母さんの温もり、人の温もり、手の温もり・・・・・

素敵な風景を見たり素敵な音楽を聞いたり、そして素敵な香り・・・・・

沢山の心地良さを小さいうちに体験していると

社会生活で受けたストレスをケアする時の選択肢が増えるかもしれませんね。


ストレスケア

2007-09-28 | 勉強してきました

バランスセラピーってご存知でしょうか?

ストレスの測定には血液や唾液などで測定するものがありますが

ここではアローバランスグラフという筋肉バランスを測調べ、ストレスの強さと体のどこに問題が生じているかを測定します。

そして問題を把握したら、ホメオストレッチによるケアをしていきます。

このホメオストレッチとは筋肉から脳幹部へ緊張と弛緩の法則的な刺激信号を送り、生理学的リラクセーション状態をつくり、体に溜まった緊張や過去に受けた心の緊張を開放するというものらしいです。

簡単に言うと脳の疲れがひどくなると必ず体の不調として現れてきます。

大きな病気になってしまうと病院のお世話になるわけですが

まだひどくならないうちに体を回復をさせる(筋を緩める)・・・そして脳の疲れをとるというわけです。

先日、ホメオストレッチの基礎技術を教わってきました。

相手の肩に手を置きゆっくり圧をかけて5~7kgの圧がかかったところでゆっくり圧を開放していくというものです。これを数回繰り返します。

早速今日、デイサービスで施術してきました。

というものいつも明るく元気な女性の方・・・

なんだか今日は元気がなくアロマにお誘いしても「今日は・・・・」とうかない顔。

少しでもいいから話だけでもしませんか?とお誘いすると

「そう?」と重い腰を上げたのです。

話を聞くと2、3日前に大切な指輪を無くしたと・・・

どこに置いたかすっかり忘れてしまったそうです。

最近、ぼーっとするし、物忘れもひどくなったと・・・

それで元気がなかったようです。

そんな彼女にはアロマは早めに切り上げ、途中ホメオストレッチに切り替えてみました。

圧をかけて5回目ぐらいだったでしょうか、

「なんだか今、頭の先からすうっと抜けたような感じがした!

頭の中のもやもやが取れたよ!」と言うのです。そしてビックリしながら笑顔です。

私の方がびっくりです。

来週は私が実際、ホメオストレッチの体験をしてきます。

アローバランスグラフでどこにストレスがあるのか分かってしまいます。

そしてどんな風に感じ体が変化するのか今から楽しみです。

まずは何でも自分が体験してみないと・・・・