漆 燭台 2018年09月07日 20時10分23秒 | 日記 今日は漆の燭台です。どこかの蔵から出たものなんでしょうね。赤い漆が所々禿げて黒い漆が見えています。根来ではなく輪島か地方の漆芸だと思います。使われてきた時間を感じるものですね。サイズも小振りで扱いやすいサイズですね。これには和ろうそくが似合いそうです。なだらかな曲線のシルエットが楽しめます。台も大きく安定しています。こういった燭台も偶には蝋燭に灯をともして使ってあげたいですね。
古陶磁 2018年09月03日 19時03分18秒 | 日記 今日は古陶磁から花生けに使えそうな焼き物です。産地は未だに特定出来ていません。漢時代の緑雄にも見えますし、アジアの緑雄にも見えます。日本の物では無い印象です。土はそれほど堅くなく、軟陶より固めの感じです。緑釉がかなり剥落していますがそれほど気にならないですね。何といっても丈夫の開いたヒダのような形状が生命力を感じます。この造形はシンプルながら引き寄せられるものがありました。枯れた雰囲気があり、野花が似合いそうです。水は洩らないのでなんとか使えそうです。