ことじのブログ

趣味で集めている骨董・古道具の収集を綴ります。
2019年春にYAHOOから引っ越してきました。

古唐津 陶片

2018年07月07日 17時00分31秒 | 古陶磁
今日は古唐津の陶片です。
かろうじて絵付けらしきものがあるので絵唐津になるのかな。
こちらではなかなか陶片もお目にかかれないので参考にと買ったものです。
元は平向付か鉢の形でしょうか。
鉄絵も何か植物のようです。野趣のある武骨さは垣間見れます。
いつかは無傷完品を夢見ています。(笑)







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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ことじ様へ (不あがり)
2018-07-07 17:07:00
唐津って独特の味がありますよね。言葉では説明出来ないような。絵付けとしてはハッキリいうと下手です。だけど、そこにこそ味がある。それと高台が完璧に残っています。それが良い。そしてこの土見せがまた良い。ナイスです。有難うございます。
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No title (横町利郎)
2018-07-07 17:24:00
更新お疲れ様です。
某は数年に渡って骨董に対して本ブログでいろいろと学ばせて頂いていますが、野趣、豪快、無骨という形容詞の使い時ほど難しさを感じるシチュエーションはございません。
貴兄の解説を頂戴し、改めましてその難問に対しての答えが得られた気が致しております。
御礼
ことじ様のおはからいにより、本日も勉強させて頂きました。更新に感謝しています。ありがとうございます。
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全体を彷彿とさせる、良い陶片ですね。 (Dr.K)
2018-07-07 19:48:00
何時の日にか、無傷完品を入手出来ますよう、お祈り申しあげます。
ナイス!
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No title (don*uk*0624)
2018-07-08 03:48:00
裏は釉薬を上から掛けて軽く回していますね。どっぷり漬けるんじゃ無くて、全体の趣味ある仕上がりは、偶然のように見せて意図したものとは、やはり達人の手になるものなんですね。☺👍
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先だってpadaさんのブログ記事の中で古唐津と三日月高台の話が出ました。 (森川天)
2018-07-08 07:01:00
実際には殆どの古唐津は真円が出ており、このような高台であるという良い
見本がアップされました。

文禄・慶長期に渡来した深海宋伝、率いる一党が佐賀県武雄の北部に位置する
内田山の古峠一帯にて製陶していました。
古峠窯にては少量、磁器焼成も行われていました。
後年、宋伝亡き後は正妻の百婆仙は一族1000人を率いて有田の稗木場に移動して
磁器焼成を始めたとされています。

武雄北部、古峠系金山谷窯(かなやまだに)絵唐津四方向付(江戸初期)
同手は川古窯ノ谷窯の下窯でも焼成されていますが、土の感じから金山谷窯の
ようです。
比較的たくさん世に出ている陶片ですが、森川天も伝世した完器は見たことが
ありません。
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古唐津の完品は、相当な気合いが要るでしょうね!? (アジアの骨董2)
2018-07-08 21:21:00
この陶片、勉強するには全てが備わってますね?! お手元に常に置いて置かれると眼が良くなって来ます。
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> 不あがりさん (ことじ)
2018-07-08 23:09:00
絵付けがあって高台もあるのでとても参考になりそうです。
陶片は色々と教えてくれそうです。
ナイスありがとうございます。
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> 横町利郎さん (ことじ)
2018-07-08 23:11:00
古唐津らしさの答えが得られたのは何よりです。
私の少ない表現より皆さんから意見がとても参考になっています。
ナイスありがとうございます。
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> Dr.Kさん (ことじ)
2018-07-08 23:12:00
立ち上がった回りが残っていて形の見当がつきそうです。
気長に待つのが一番ですね。
ナイスありがとうございます。
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> 66さん (ことじ)
2018-07-08 23:13:00
トラックバックありがとうございます。
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