斬り捨て御免塾!!

☆エンタメ毒舌レビュー集☆

冬はやっぱり温かいちゃんこ鍋 +ウンチ騒動

2005年11月12日 | 徒然お日記
肌寒い日が続きますね。
季節もいよいよ本格的に冬突入!!
というわけで今晩の我が家のディナーは、ちゃんこ鍋でした。
※イメージ画像

コタツに入り、愛する人とふたりでつつく「ちゃんこ鍋」は最高です。
ビール片手にアツアツのちゃんこを頬張り、テレビを見ながら他愛もない会話をする・・・・・。
これこそが本当の『THE・幸せ』って感じ??身も心も温まりました♪

ところが!!!・・・・です。
食事中、ちょっとしたハプニングが発生。

HIROとかいうマジシャンの超魔術をテレビで見ながら食事をしていたんですが、
その番組も終了し、「他に何か面白い番組はないかすら??」と適当にリモコンのボタンを
押してみたところ――







なんと画面に大量のウンコが映ってる!!!!


その時わたくしたちは、ちょうど鍋のウドンをすすりこんでいる途中でしたが、
テレビ画面を前にして、一瞬にして凍りついたのは言うまでもありません。


な、なぜゴールデンタイムに堂々とウンコが!!!!


慌ててTV番組欄を見てみると・・・・




NHK教育 すくすく子育て
「赤ちゃんのうんち大百科!体の状態を知ろう」


恐るべし、NHK。
食事している世帯も多いであろうゴールデンタイムに堂々と、
オムツに付着した大便画像をこれでもかこれでもかと見せつけるのであります。

わたくしが見た時はちょうど

下痢便を知ろうというコーナーで、
まるでクイズ番組の選択問題のように、番組ゲストが
いくつか挙げられたウンコ画像の中から下痢便を当てるという
ぶっとびな企画をしておりました。もちろん至極真面目な顔で。

あまりの生々しさに、わたくしたちの食欲が急激に萎えていったのは
言うまでもありません。


現在、受信料不払い問題や社員の不祥事問題で揺れているNHKですが、
わたくしは声を大にして言いたいです。




社員の不祥事を嘆く前にまず、ウンコをどうにかしろっ!!!


【関連サイト】
○○すくすく子育て公式ホームページ○○

世界が恋するアジアンビューティー チャン・ツィイー①/CM篇

2005年11月12日 | 有名人


今、世界でもっとも愛されている女。
それは、チャン・ツィイーである。
彼女の映画を見たことがない人でも、【花王アジエンスのCM】は一度は見たことがあるはず。


どこかの映画祭の授賞式と思われる会場。多くのセレブが見守る中、
プレゼンターが受賞者である「チャン・ツィイー」の名前を高らかに読み上げる。

しかし当のチャンは出てこない。
ステージにはチャンが脱ぎ捨てたドレスが一枚あるだけ・・・。

騒然となる会場。
チャンは授賞式をすっぽかして、一体どこにいってしまったのか・・・・・
しかし脱ぎ捨てられた真っ赤なドレスは雄弁に語っていた。

「あたしが欲しいのは名声ではないわ。女としての幸せよ」

そして我々は悟るのである。
チャン・ツィイーはもう二度と、わたしたちの前に姿を現すことはないことを。
女優としての華やかな成功を捨てて、一人の女として平凡に生きる道を選んだチャン。
そんな不器用な生き方しかできない君のことを、我々は決して忘れはしないだろう・・・・


とまあこんな感じで、アジエンスのCMはチャン・ツィイーという女優を
ドラマティックに生きる健気なヒロインに仕立て上げているのである。


たかがシャンプーの宣伝になんて大袈裟なっ!!
そう思う人がいるかもしれない。当然の心理である。
しかしこれは、チャン・ツィイーだからこそ、成り立つCMなのだ。

もしも同じ役を、自称国際女優の藤原紀香が演じていたら??
「馬鹿じゃねえの?永遠に表舞台に出てくんなっ」と笑われるのが関の山である。

では、自称セレブな神田うのが演じていたら??
「てめえ何様だ!!人生舐めきるのも大概にしろ!!」と、これまた袋叩きに合うのが関の山だ。


つまりこの役は、
世界中の人々に認められる実力と、世界中の人々に愛される人柄とを
併せ持ったチャン・ツィイーが演じるからこそ説得力を持つのである。
同時に、この先何をしでかすかわからない脆さと危うさ
をも、チャン・ツッイーは天賦の才として持っている。そんなチャンの存在感が、
アジエンスのCMに揺るぎのないリアリティーを与えているといえるだろう。

最近は似たような役ばかりで出演作に恵まれていないチャンですが、
このCMは間違いなく『初恋のきた道』、『グリーン・デスティニー』に次ぐ
チャンの代表作になるに違いないのです!!!



【関連商品】

◎花王 アジエンスのCM

☆★ 初恋のきた道 ★☆

☆★グリーン・デスティニー(SUPERBIT) ★☆ 

アマデウス

2005年11月10日 | 映画

監督: ミロス・フォアマン
出演: F.マーリー・エイブラハム/トム・ハルス/エリザベス・ベリッジ

天才作曲家モーツァルトの才能に嫉妬した末に殺してしまった
宮廷作曲家サリエリの物語。

絢爛豪華な映像と芳醇な音楽が溢れる、視覚的にも聴覚的にも
たいへん贅沢なステキ映画です。
わたくしが一番大好きな映画でもあります。
(二番目に好きなのは『グリーン・デスティニー』です。ドウデモイイ?)

モーツァルトといえばクラシック音楽愛好家でなくてもファンは多く、
特に日本人には大変人気がある作曲家ですね。

ただ、コアなクラシックファンである自分には、モーツァルトの音楽は
軽すぎて物足りませんが…。陰鬱な激情に満ちたロシア音楽や、
華麗で優雅で軽薄なロマン派の音楽が好きよ♪ ドウデモイイ?

さて。
この映画は、モーツァルトの人物像を、非常にリアルに描いていることでも
話題になりました。つまり、下品で変態で酒乱な男。しかしモーツアルトが
変人であったという事実は、クラシックマニアの間では周知で羞恥なこととして
知られています。(モーツアルトにはスカトロ趣味があったということです)

一方、
もう一人の主人公である宮廷作曲家アントニオ・サリエリについては
その音楽も人物像も、クラシックマニアの間でもほとんど知られておりません。
つまり歴史に名を残すことが出来なかった、負け組作曲家というわけです。

そんな負け犬サリエリが、勝ち犬作曲家モーツアルトに激しい嫉妬の炎を燃やし
殺害を計画。げに恐ろしきは男の嫉妬、というわけですね。

しかし、よくよく映画を見てみると、サリエリがモーツァルトを殺してやりたい
と思っている本当の理由は
音楽的才能への嫉妬ではなく、そのバカっぷりが許せないという
非常に低次元な理由であることがよくわかるのです。

サリエリが所属する当時(1700年代)の貴族社会においては、
なによりも高潔で敬虔な人間性が必要不可欠であったのはよくわかります。
そんな中に、礼儀も常識も欠いた無邪気なバカであるモーツァルトが
「音楽的天分」のみを武器に乗り込んできて、貴族や皇帝の尊敬を得、
サリエリの作曲した音楽までもコケにする・・・・・。

人一倍禁欲的で礼節を重んじるサリエリにとっては耐えられない屈辱だった
のでしょう。挙句に、片想いしていた女まで寝取られて、サリエリの怒りは
ついに爆発するわけです。

「偉大な才能と人間性は必ずも比例しない」

劇中でサリエリがそう嘆いた言葉が非常に印象的でした。
現代ではむしろ、突出した才能の持ち主は変態ばかりである
という事実が公に認知されております。それは芸能界を見ればよくわかります。


サリエリの悲劇の原因は「凡庸な才能」ではなく、その「生真面目な性格」に
あったということを、この映画はゴージャスな映像の中で教えてくれるのです。
クソ真面目な堅物
よりもあけすけな馬鹿が愛される
のは、昔も今も変わらないのかもしれませんね☆



【関連CM】
映画『アマデウス』のパロディー/ ホットペッパーのCM「まだ伴奏」篇

◇◆アマデウス ― ディレクターズカット スペシャル・エディション◆◇

ターミネーター3

2005年11月10日 | 映画

監督: ジョナサン・モストウ
出演: アーノルド・シュワルツェネッガー/ニック・スタール/クレア・デインズ/


「続編(Part2)は成功しない」のジンクスを破った
数少ない作品が『エイリアン』と『ターミネーター』だった。
しかし、「続編の続編は成功しない」のジンクスは
いまだ破られていない。

思うに『ターミネーター3』の最大の敗因は
キャストにあると思う。

野暮ったいヒロイン。
華のない敵キャラ。
成長しすぎて親父顔になった主人公。
そして老いさらばえたシュワルツネッガー……。

第一作からのファンにしてみれば、なにか悪い夢を
見ているような気にさせられてしまう。
しかし、ふと気がついた。

「これってもしかしたら、『ターミネーター外伝』??」

不屈の闘士サラ・コナーが白血病などという乙女ちっくな
病で死んでいたのも、
人類救済に目覚めた少年戦士ジョン・コナーがただのヤク中の
チンピラになっていたのも、
不死身のはずのターミネーターがシワシワの老人顔になっていたのも、
前作・前々作の苦労を嘲笑うかのように核ミサイルが成層圏を飛び交うのも、
すべてパラレルワールド内の出来事だったと思えば納得がいく。

つまりこの映画は、前作・前々作とは無関係な「外伝」なのだ。
シュワルツネッガーがカリフォルニア知事選挙に出馬するための選挙資金を
稼ぐためだけに企画されたトンデモ映画だったのである。

当然、「続編の続編は成功しない」というジンクスも当てはまらない。
「外伝」には成功も失敗もない。
ただ単純に腹をかかえて笑いながら楽しめばいいだけの話しなのである。



【関連記事】
★ターミネーターは弱かった=シュワ知事、住民投票で大敗北★

【関連画像】老いさらばえすぎよ!!シュワちゃんったら。


◆◇ターミネーター 3 プレミアム・エディション◇◆

病院へ行こう

2005年11月08日 | 徒然お日記
先日、「咳がひどい」「病院キライ」と書きましたが、
あれからちゃんと病院に行きましたよ。近所の耳鼻咽喉科へ。

内科にしようか、耳鼻咽喉科にしようか迷ったんだけど、
「咳」ならやっぱし咽喉科だと思いけりよ。

その医院、個人経営のくせに内装がやたらゴージャスでした。
まるで一流ホテルのロビーみたいなの。
最近の医者は無駄なとこに金かけんのねー
と感心しつつ、いざ治療台に。
するといきなり・・・・


内視鏡を鼻の穴に突っ込まれました!

人生初の内視鏡体験。
色んな意味で、とても苦しかったです。

親しくもない人に体内を覗き見られ、粘膜をいじくり
まわされる屈辱。それだけでもいっぱいいっぱいなのに、


「声を出して」

と、内視鏡突っ込まれたまま言われたの。
鼻の奥から喉の奥にまで管が入ってて苦しいのに、声なんか
出せるわけないじゃありませんか。

「えー」とか
「うー」とか
「ひー」とか
自分的には言ったつもりなんだけど、全然声にならず。
吐き気と眩暈に鼻水垂らしながら耐えたのに、
内視鏡を抜いた医者は、

「ちょっと喉が赤いですね。お薬出しときましょう」

・・・・だと。

バッカもーーーーん!!
喉が赤くなってる事くらい、内視鏡使わんでもわかるだろうがっ。
あの医者絶対に、ただ内視鏡を使ってみたかっただけなんだと思う。
なんだかレイプされた気分!(されたことないけど)

でもさすが病院の薬は市販のものとは効き目が違いますな。
あっという間に体調良くなりました♪


鼻レイプ

もえ入籍

2005年11月08日 | ニュース
■IT関連会社、ZEELの尾関茂雄社長(31)と入籍した
タレントの山口もえ(28)が7日、東京・赤坂のTBSで
推定3カラットのダイヤの指輪を見せながら、喜び会見。


「何カラットか、さっぱり、わかりませ~ん」



■IT関連会社社長と離婚したタレントの杉田かおる(40)が8日、
東京の自宅で推定3カラットのダイヤの指輪を見つめながら、悲しい酒。

「どうせすぐ離婚するわよ。
ITってのはね、『インポなティンコ』の略なのよっ」


と、杉田氏は自身の経験をふまえながら愚痴っぽく語った。


◇もえすげぇ~3カラット入籍会見…妊娠説は否定 (夕刊フジ)◇

天に召された美奈子氏へのセレナード

2005年11月08日 | ニュース
衝撃的なニュースでした。
美奈子さんが亡くなられたのです。


先日、レビューにも書いた『同窓会』を見た時から嫌な予感はしていたのです。
役柄上のこととはいえ、美奈子氏はこのドラマの中で、
恋人を男に寝取られ、弟もホモに走り(挙句に殺され)、婚約者は男に輪姦され、
ついには発狂するという難しい役どころを、命を削るように演じていたのです。
そのせいでしょうか。美奈子氏のプロフィール欄からも、『同窓会』に出演して
いた経歴は消されておりました・・・。

その美奈子氏がついにはお亡くなりになられたとは・・・


―――えっ??
死んだのは田中美奈子ではなく、本田美奈子ですって??
なんだ、そうなんだ・・・・。
なんか、つまんない・・・・。
ウソ。

本田美奈子さんが白血病で亡くなられたというニュースには、
本当に驚きました。数週間前にテレビで、
「あたしは元気でーす。復帰に向けて頑張ってます♪」
との肉声を聞いていたから余計に。

アイドルからミュージカル女優に転進し、大活躍していた
美奈子さんはきっと、神様に愛されすぎたんだと思います。
神様は時に、思いもかけない方法で、我々から大切なものを
奪ってしまう癖があるようです。

過去にも「夏目雅子」や「堀江しのぶ」「アンディ・フグ」なんかが
人気の絶頂期に天に召されました。
神様というのはもしかしたら、エンタメ好きなのかもしれませんね。

天国では今ごろ、
夏目雅子は映画『鬼龍院花子の生涯』で演じた役同様に
「舐めたらあかんぜよ」と啖呵を切り、
堀江しのぶとアンディ・フグはリングで格闘し、
本田美奈子もステージで「♪マリ~リ~ン」と激しく
歌っていることでしょう・・・・・。

「斬り捨て御免塾」からも
心よりのご冥福をお祈りしたいと思います。

↑生前、元気だった頃の美奈子氏


ちなみに、今でもご健在な田中美奈子氏は、「同窓会」で受けた
トラウマを治癒するべく、現在は芸能界から一歩身を引き
恵まれない犬のためのボランティア活動を行っているようです。
彼女のトラウマが癒えることも、心よりお祈り申し上げます。

癒えますように

いやん

2005年11月06日 | 徒然お日記
もう咳が全然止まらないんですど。
本当にウザいです。
人生で最高にひどい咳。

「こりゃあかんわ」
と病院行くこと決意するたびに病院は休み。
大の医者嫌いである自分がようやく覚悟を
決めたってのに、なんてことなの??
どういうことなの??

最近イヤなことが立て続けに起こってるんだけど
…誰かの呪い??
でも人様から恨まれることは何一つとしてしてないし。
誰かを恨む事はあっても決して恨まれる事がないのが
自分という人間。外面と人当たりの良さは天下一品。
でもその反動で、黒い感情が腹の底にはいつも溜まってるす☆

だから開設した斬り捨て御免塾。
塾といえども生徒はおらず、ひたすら塾長が呪いの
言葉を吐きつづける。
ここはそんなポップな呪い渦巻く素敵なブログ♪

てか、最近のブログブームっていうの??
既にそのブームが許せない。
何年か前に個人ホームページ開設するのがブームになったけど、
90%のサイトがつまんなかったし、あっという間にブームは去って
ほとんどのサイトは供養もされずにネットの闇に葬られてしまった
じゃーん。
妊娠することとネットで文章表現することは許認可制にするべきっ。
これ以上人様に望まれないガキとサイトはいりまへん。

なんて、自分もこうして人様に望まれない子供……ではなくブログを産み
落としてしまいました。結構難産でした。
つか、すげー使いにくいんだけど。gooのブログ。
ホームページビルダーの使い勝手が懐かしいわッ。
ま、ぼちぼち使いこなしてみましょうか。
(とはいえちょっと前に一度、ブログを中絶した経験あり)

そっか。激しい咳の呪いはその時のブログの水子のせいね??
そうなのね??


成仏しますように

同窓会

2005年11月05日 | ドラマ

1993年NTV
《脚本》井沢満
《出演》斉藤由貴/高嶋政宏/西村和彦/田中美奈子/
別所哲也/山口達也/国分太一/荻野目慶子/松村達雄


いや~。濃いぃドラマだった。 1993年という時代の寛容さを見たような気がした。
「同性愛」をテーマにしているせいなのかどうかは知らないけど、とにかく登場人物たち
の言動が過激で生々しく、むせ返るような精液の匂いが画面から漂ってくるのである。

ストーリーはと言うと、真性ホモの西村和彦が高校時代の親友(高嶋政宏)に十二年間
片思いした末についに壊れ、親友の彼女(斉藤由貴)に強引にプロポーズして結婚。
しかし女を抱けるはずもなく新宿二丁目に出入りするようになり、ホモ街道まっしぐら。
一方妻の方も欲求不満がたまって、行きずりの少年と工事現場でファック。
しかし実はその少年は主人公のホモの愛人であり、親友の新しい彼女の弟でもあって・・・・

・・・・と、人物相関図がやたら複雑なのである。
しかしこのドラマの見所は、ストーリーではない。俳優たちの「壊れっぷり」である。
苦悩するホモを演じた西村和彦の、恥も外聞も捨てた力技の芝居は驚きを通り越して
笑ってしまうし、精神が崩壊する一歩手前の女を演じた斉藤由貴のリアリティーは相当なもんだ。
硬派なノンケを装いながらも次第に内なるオカマを目覚めさせていく高嶋政宏の暴走っぷりも
かなりキテるし、トキオとしてデビューする前の山口達也のチンピラホモっぷりと国分太一の
大オネエぶりも衝撃的である。

すべての役者が、俳優という職業がいかにプライドを捨てることに重きをおいているかが
わかるような仕事ぶりである。
骨董鑑定の権威である中島誠之助がこのドラマを見たら間違いなく、
「いい仕事してますね~」と唸ること間違いなしだ。

とにかく登場人物のほとんどが理性も常識もなく、ひたすらアブノーマルだ。
本能のままに身勝手に生きるって素敵ですよ!!
そんなメッセージを常に訴えかけられているようで、なんとも下半身がこそばゆい。
だが間違いなく、彼らの生き方に憧れている自分がいる。 思慮深く慎ましく生きることが
最大の美徳とされている風潮がますます強くなる現代において、このドラマの持つ破廉恥さ
は逆に清々しい。
ドラマを見終わった後、退屈な自分の生活にほとほと嫌気がさしてしまうほどに、
「同窓会」は現実を忘れさせてくれる最高のエンターテイメントなのである。

★「同窓会」DVD-BOX