大晦日。わたくしは実家にて、例年通りに年越しソバを食いながらテレビを見ておりました。
いつもなら家族全員で「紅白歌合戦」を見るところなのですが、12/27の記事にも書きました通り「紅白歌合戦」と
絶縁した関係上、リモコン片手にザッピング。各局の大晦日特番をちょこちょこと見ておった次第でございます。
では、その感想をここで簡単に。
『K-1 Dynamite!!』のメインイベント、曙VSボビー・オロゴンは期待に反する緩い試合で本当にガッカリ。
![](https://www.nikkansports.com/ns/battle/bt-060101-7.jpg)
・・・・・・・と言いますか、なんか妙に気味の悪い試合でしたわ。
曙は攻撃らしい攻撃もなく、ただボビーに抱きつくだけ。そんな曙に、ひたすら戸惑い怯えるボビー・オロオロゴン。
格闘技というよりも、発情期のセイウチにレイプされている哀れな黒人を見せられているような不快感だけが残りました。
試合は結局、貞操を守りきったボビーの判定勝ち。しかしボビーの心に残った傷はきっと、一生消えることはないでしょう・・・。
『新生ドラえもん初の大晦日3時間SP』もちょこっと見ましたよ。
※おまえら全員死刑ぢゃ!!
やっぱり新しい声優には違和感ありまくり。
一年ぶりに実家に帰ってみたら家族全員が美容整形して顔が変わっていた位に違和感あり!!
ドラえもんの声、なんかムカつく。
のび太の声は妙にイラつく。
スネ夫の声は許せない。
ジャイアンの声聞いてると泣きたくなる。
まさか舌打ちしながら『ドラえもん』見るようになるとは思わなかったわよ!!わたくしの青春を返せ!!
いっそのこと、ドラえもんの体内のハードディスクにコンピューターウイルスを仕込んでやりたい!!
しかしわたくしを最も仰天させた番組といえば、『第47回 輝く!日本レコード大賞』でございます。
※「あたいに触るとヤケドするよっ!!」と言わんばかりの熱唱を披露する來未嬢。
大賞を受賞したのが倖田來未とは!!!
ありえないどころの騒ぎじゃございませんよ?これは立派な不祥事です!
最優秀アバズレ賞ならまだしも、なぜに倖田來未のような世間一般の知名度も低い、ただの歌うビッチが
歴史的栄誉のあるレコード大賞を受賞しなければならんのか。レコード大賞の審査委員長が謎の焼死をしたことと、
これはきっと何か関係がある!!!
警視庁はすぐさま、倖田來未のボディーチェックをするべきではないのか。
この女の体内にはきっと、強力な発火装置かなんかが埋め込まれているに違いありません。
ちなみに、デイリースポーツの記事の中にこんな一文を発見。
>プレゼンターの小池百合子環境相からは「和製マドンナ」とたたえられた。
>来年は「もっとアーティストの部分もみせられたらな」という。まだまだ進化を続けるつもりだ。
マドンナに喧嘩売っとんのかーー!!!小池は今すぐ議員を辞職しろっ。頭の毛も下の毛も剃って出家しろ!!首をくくれ。
そして倖田來未よ。「もっとアーティストの部分も見せられたらな」とは何事か。乳芸さらすしか能のない女は間違っても
「アーティスト」などという言葉を使うことはまかりならん。おぬしは進化を続けることよりも道化を続けることに
存在意義があるのじゃ、たわけめ。
・・・・・・・・・というわけで、地に堕ちまくった『レコード大賞』はそろそろ廃止するべきだと思いまーす☆
さて。大晦日の目玉といえば、やはり紅白歌合戦・・・・・。
実は、『NHK紅白歌合戦』も密かに見てしまった意志の弱いわたくし☆
※「お嬢さん方、大晦日の夜は紅白ですよ!!」この夜も、みのもんたの軽薄トークは冴え渡った。
いえね、別に見たくて見たわけではありませんよ。今年はどんな感じのバカ騒ぎで視聴率稼ぎに躍起になっているかを
ほんのちょっと観察したくなっただけでございます。
本当にNHKったら相変わらず。周囲の空気を読めない奇妙なハシャぎっぷりは紅白ならではといった感じです。
NHKを人間に例えると、普段は真面目でおとなしい子なのに突然キレて人を刺し殺すような激情型優等生タイプ。
一年間イイ子を演じて我慢に我慢を重ねてきたものの大晦日の夜にぶちキレて、ついに狂って暴れ出してしまった結果が
『紅白歌合戦』なのだと思えば、この異様なハシャぎっぷりも理解できるというもの。
この番組の視聴率が高いのは、番組として面白いからではなく、狂いの美学に視聴者が惹きつけられているだけであり、
怖いもの見たさで皆がチャンネルを合わせている結果として必然的に視聴率が高くなっているだけなんだと思います。
なのにNHKは自分たちこそが日本一面白い番組を作っているんだと甚だしい勘違いを起こして、大袈裟で華美で騒がしいだけの
歌番組を誇らしげに放送しているのでありますわ。なんて愚かなことかしら。
わたくしがチャンネルを合わせた時、なぜか吉永小百合が原爆の詩を朗読しながら泣いておりました。
「えっ?これってどういうこと?」
とパニックになりかけた時、さだまさしが画面に現れ、これまた原爆の唄を歌いだしたではありませんか。
その湿っぽいメロディーと、悲しみを強要する押しつけがましい歌詞に、わたくしは過呼吸状態。思わずビニール袋を口に
押し当て呼吸を整えたくなりましたわ。そして、さだまさしの後に出てきたのは森山良子。これまた反戦をテーマにした
『さとうきび畑』を、ざわわざわわと歌いだし、会場はまるで『24時間テレビ・愛は地球を救う』のようなムードに。
平和への安い祈りは村主章枝に任せておけばいいものを、なぜにNHKはこんな偽善者丸出しの演出をして
悦に浸っているのでしょうか!!
※「あら、あたしを呼んだ?」
反戦や世界平和を訴えることに異議はありません。だけどNHK、おまえがやるな。しかも紅白歌合戦の場で!!
やることがとってもあざといわよ。わざわざ吉永小百合を呼んで詩を朗読させるくらいなら、元NHK会長の海老沢を呼んで
数々の不祥事を詫びる謝罪文を読み上げろっての!!
救いがたいNHKではありますが、もっと救いがたいのが出場歌手です。
もういちいち誰がどんな風に救いがたいかを説明している気力などありませんが、小林幸子については一言
言っておきましょう。
![](https://www.sanspo.com/geino/top/gt200512/image/05123102kobayashisatikoGRA00005G051230T.jpg)
マンネリ過ぎてありがたくもなんともない小林幸子の豪華衣装(正確には豪華舞台装置)、今年は
放射能を浴びすぎて巨大化したクリオネが炎を吐きながら細胞分裂しているようなヘンテコな衣装を披露してくれました。
「地震で被災した新潟の人へ心を込めて、春に向かって頑張って、という気持ちで歌いたい」
・・・・という願いがこめられているようなのですが、肝心の衣装を身にまとって歌う幸子が、
地上のすべてのものを破壊しながら高笑いしている地獄の女神にしか見えないのはどうしたことか。
こんな禍々しい衣装で新潟の人々を勇気付けてあげられると考えた小林幸子の能天気ぶりには頭が下がります。
ズレたセンスで大衆に媚びる小林幸子に、是非思い出して欲しい。
あの頃の君のまっすぐな情熱を!!
※あの頃の幸子 ↓
![](https://bbs8.fc2.com/bbs/img/_132000/131973/full/131973_1136267362.jpg)
この夏一番のサクセス・ガール 小林幸子
そんな爽やかなキャッチフレーズが今となっては恐ろしいあの頃の君・・・・。
厳寒の越後ではなく、常夏のハワイでポーズを決めていたあの頃の君・・・・。
「ガール」という言葉が最も似合わない小林幸子にも確かにあった「ガール」な時代。
そしてなにより、幸子にも確かに乳首が存在していたことが証明された、驚きにも似た大きな慶び。
次の紅白には是非、豪華衣装ではなく、あの頃のような豪快衣装のスケスケシースルードレスで出場して欲しい。
観客の度肝を抜くこと間違いなし。新潟の人たちもきっと、あまりのショックに震災のトラウマなど忘れてしまうに
違いないのだから。もしかしたら心臓マヒ起こして死んでしまう怖れもあり。
「地獄の演歌歌手」小林幸子の勢いは、まだまだ止まりそうにもありません☆