斬り捨て御免塾!!

☆エンタメ毒舌レビュー集☆

人類史上最強王決定戦HERO'S2006開幕戦

2006年03月16日 | TV番組

※…薫ちゃん!?

フィギュアスケートというスポーツを何よりも愛するわたくしではありますが、
ついつい見てしまった『人類史上最強王決定戦HERO'S 2006開幕戦』

鍛え上げられた肉体を武器に戦う熱き男たちの姿に思わず大興奮!!

・・・・・してません。
いえいえ、だけど面白かったです。

正直言ってわたくし、「リンクの上の格闘技」のことはよく知っておりますが、「リングの上の格闘技」のことは
よくわかりません。
なれど『HERO'S』に登場した選手は皆、スター性を持った素晴らしい野郎どもであることがよくわかりました。

これまでは「氷上の格闘家」のことを執拗にネタにしてまいりましたが、せっかく『HERO'S』を見たこともあり、
今回はちょっとばかりプロの格闘家のことも紹介してみようかと。
皆様がいつか『HERO'S』を観戦する時の参考にしてくださいませ☆



★HERO'S素敵選手名鑑★

まずはこの人。須藤元気

「元気です!朝は特に・・・」

格闘界でのニックネームは、『変幻自在のトリックスター』

変幻自在に技を繰り出す格闘センスと、試合開始前のユニークなダンスパフォーマンスがウケ、
このようなニックネームがついたと推察されます。

また「格闘技界イチのイケメン」の誉れも高く、CMなんかにも出ております。
だけどわたくには彼が、麻生大臣に見えて仕方ありません!!

「しばくぞコラあ」 ※永田町の変幻自在のトリックスター




そしてこの人。
『反骨の柔道王』のニックネームを持つ、
秋山成勲

「3番、大阪の生野区から来ました秋山成勲です。『悲しい色やね』、唄います。 ♪にじむ街の灯を~」

カーン♪

秋山選手は元柔道選手。81K級の日本代表選手として、2003年世界柔道で七位にもなりました。その後、プロ格闘家に。
日焼けしすぎた肌に殺意を隠し、リングで暴れまくる大阪の黒獅子。

・・・・でもこのひとな、なんか戦ってるっちゅう雰囲気やないねん。まるで人を殴り殺してるみたいやねん。
ほんま、恐ろしいわあ。なのに、ステキやわあ。でも近寄らんといてーや。うち、優しい人が好っきゃねん。

「なんや、おまえ。んなこと言うてほんまは、オレとベッドで唄いたいんとちゃうか?唄ったるで~。 ♪にじむ街の灯を~」

 

カーン♪




さて。
次の選手はこの人。名は所英男

「すんごいですねぇ~」

苗字で損してますが、好青年風のルックスが結構ステキ♪
彼のニックネームは、『戦うフリーター』

・・・・・えっ( ̄□ ̄;)!!フリーター?
この人、プロの格闘家じゃなくて、フリーターなの?

・・・・・どうやら彼は、以前は普通の会社員だったらしいのですが、会社を辞めてフリーターに。
その後、好きだった格闘技を極めて格闘家になったというユニークな経歴の持ち主であります。
ついつい応援したくなる選手です☆

※「戦うニート」杉村太蔵
・・・・・・・・・こちらは応援してあげなくてもよろしいわ。



そして次は宇野薫

『修斗』という団体に所属していた頃は、『星の王子様』と呼ばれていた格闘技界のアイドルでした。
ビビッドなセンスを活かしたファッションリーダーでもあった薫ちゃんがおかしくなり始めたのは、『修斗』を飛び出してから。
まるで何かにとり憑かれたように汚くなり、しかしその分強くなり、最近は『総合格闘技界のパイオニア』
呼ばれる存在に。
「敵と戦う格闘家」というよりも、「自らを痛めつける苦行僧」のような雰囲気のある薫ちゃんが、なんか不憫で仕方ない・・・。


「ボクは今でも、星の王子様でしょうか?」

「・・・・・・・とりあえず三週間ほどお薬を飲んで経過をみて下さい」


 

最後はこの人、山本”KID”徳郁
ニックネームはなんと・・・・・・・・・・・・・・、『神の子』

「神の子っす」

神の子・・・・・?!
いったい何神の子?死神?それとも貧乏神?

どうやら、「自分は格闘技の神の子」という自身の発言からつけられたニックネームらしいです。
もちろん公言するだけの高い格闘魂と実力を持っており、現在はHERO'ミドル級世界王者
彼のお姉さんである「山本美憂」もまた、女子レスリングの元世界王者であるとか。まさに格闘一家でございます!

格闘技界には「神の子」がいるなんてスゴイな~。

・・・・なんて思った、そこのあなた!甘いです。
わたくしどもが愛してやまない「氷上の格闘技界」にもまた、神の子がいるではありませんか!!

そうです。神の子といえばもちろんこの人。村主章枝!!
「神様・・・・☆」 ※神の子をお腹に宿して感涙するすぐりん。


「ミンナ、地獄ノ業火デ焼カレテシマエ~」 ※時には悪魔にもなれるふぐりん。


山本"KID"徳郁がナンボのもんですかっ!!
「神の子羊」にも「悪魔の申し子」にもなれる村主の前では、山本君など「神の鼻くそ」のようなものなのではないかと、
わたくし信じておりますわ。
 

「すぐり~ん、キック♪」


フィギュア情報★荒川静香、村主章枝、安藤美姫

2006年03月14日 | ニュース

「世界ジュニア選手権」に気を取られている間に、シニア選手の情報が世間に大量流出しておりました。
もう既に皆さんはご存知かと思いますが
、とりあえず情報をまとめてみようと存じます。

※ムーディーな星空の下で想うのは、モロゾフのこと・・・・。(コーチじゃなくてお菓子の方)

まずはasahi.comのインタビュー記事。
◆「本当のチャンピオンになれた」 荒川静香インタビュー
上の画像もその記事の中のものなのですが、物凄くイイ写真だと思いませんか?
都会の夜のアダルトなあたくしって感じです。

この記事で注目すべきところは――、
「男子のフリーを会場に見に行った。(中略)みなガチガチ。わたしも五輪の最終グループで滑るのは初めて。
誰の演技も見ないで、曲も聴かないぞ」、と決めた。

という部分でしょうか。
荒川選手が自分の出番までヘッドホンで音楽を聴いていたのには、そんな裏事情があったわけです。
高橋大輔の失態を踏み台に、荒川が金メダルを獲ったと思うと感慨深いものがありんす。


次は、
ZAKZAKの記事。
◆売り時は今…荒川静香アマ継続宣言のワケ
「お菓子が好き。お酒が好き。もちろん男・・・・よりも今はお金が好き♪」

荒川静香が明確にプロ宣言しないのは、アマチュア選手でいるほうが「稼ぎ」がいいからと、この記事では推論している。
3日に発売された横浜でのアイスショー公演13回分の指定席約1万5000枚は、発売開始からわずか
3時間で完売。追加公演も急遽決まったらしい。
横浜以外にも、東京、大津、名古屋、札幌も回り、全公演に出演するのは荒川だけ。まさに「荒川静香全国ツアー」。
ちなみに、荒川のギャラは一公演30万円・・・・らしいです。(ちょっと少ない?)

荒川選手が自分の「売り時」を見極めて精力的にアイスショーで稼ぐのには理由があるそうです。
それはお菓子をいっぱい買いたいから!・・・・ではなくて、両親へ恩返ししたいから!

多額の必要経費がかかるスケートを、これまで続けさせてくれた両親。お金のことで苦労ばかりかけさせてしまった両親へ、
荒川静香はこの機会に恩返しをしようと考えているのであります!!
なんて・・・・・健気な子。親を親とも思わないキレやすい子を持った全国の親御さんにとっては、荒川静香はまさに
理想の子。一家に一台、荒川静香!って感じでしょうか。

だけど静香ちゃん、そんなにたくさんの公演をこなして大丈夫なのでしょうか。
毎回毎回「イナバウアー」を披露していたら、いくら身体が柔らかい静香ちゃんでも腰が壊れちゃう!!!
お花の代わりに「バンテリン」をプレゼントしてあげた方がいいのかしら。

さすがに静香ちゃん自身も腰を心配しているのか、「新しい技やプログラムを考えたい」と言っているそうですが。



※荒川選手の新技、都営荒川線バウアー


そして次の記事は、スポニチから。
◆静香効果で「金芽米」生産倍増へ
「おかわりしまくっていい?」
トーヨーライスもまさか、こんなにも荒川フィーバーが起こるとは予想もしていなかったに違いない!
トリノ五輪で金メダルを獲得した直後から問い合わせと注文が殺到。販売地域も3月中旬から順次
全国に拡大するそうです。
でも荒川静香ばかりが注目されて、CMに一緒に出ていた加藤条治はもう用済みみたいな扱いじゃない?
なんだか条治がカワイそう・・・・・・。

※金の芽がない六位米


「おかわりさせろー!!」 ※『銀の芽がある銀芽米』も近日発売!(嘘)


他にも荒川静香は、「新・爽健美茶」のCMに出演したり(※オリンピックの映像をはめ込んだだけの手抜きなCM!)
西武の開幕戦で始球式を行う予定があったり、
昨日放送された「SMAP×SMAP」の「ビストロSMAP」に出演したりと、大忙し!!
(※ビストロSMAPでの荒川静香は、リラックスしていて楽しそうでした。本当にアイスクリームが好なんだな~って微笑ましい気持ちになりましたね☆)


ところで。
荒川静香がマスコミで大活躍している中、もうひとりの日本のエース・村主章枝は一体どうしているのか。
「ウイルス性胃腸炎」を患ったというニュースが報道されたっきり、彼女の存在は荒川静香の影にすっかり隠れて
しまって幾久しい・・・・・。

・・・・・・・・・・と思っていたら、ありました!すぐりんもしっかりマスコミのお仕事してました!

マイ・フィギュア・スケート・アルバム http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3078638/s/

トリノ五輪でフィギュアスケーターが使用したクラシック曲を集めた『マイ・フィギュアスケート・アルバム』の
ジャケ写にでかでかと、すぐりんが載っているではありませんか!
天界を見つめて優しく微笑むその浮世離れした表情は、とってもエクセレント。

トリノ五輪女子フィギュア荒川静香選手がフリーで使用した楽曲「トゥーランドット」のヴァイオリンアレンジバージョンを収録!
本来はオペラの曲であるのをヴァイオリン用にアレンジしたもので、このヴァージョンはまさに唯一無二の楽曲と言っても
過言ではありません!

・・・・というCDの
宣伝文句はもちろん、荒川静香ブームを当て込んでのものですが、なぜかジャケット写真は村主章枝
しかもアップ。そしてなんと、ブックレットには本人の写真、コメントも掲載!
まさに村主づくしのこの一枚。もちろんこのアルバムの販売元は、avex

「いい仕事してますね~」

あの中島誠之助も大絶賛でございます。

 


※『マイ・フィギュア・スケートアルバム』第二弾。 ジャケ写はミラ・リャン。
もちろんブックレットには、ミラの丸秘写真やコメント、ポエムも掲載!

「・・・・・・」

あの中島誠之助も困惑気味でございます。
(※ミラ版の『マイ・フィギュア・スケートスケート・アルバム』の発売予定はありませんので念の為)

さて。
本業以外にお仕事をしているのは、荒川静香や村主章枝だけではありません。安藤美姫ちゃんもまた、
頑張っております☆

カルティエの人気シリーズ「LOVE」コレクションの新作をPRする「LOVEアンバサダー」なるものに決まり、
発表セレモニーに登場いたしました。

「ミキわぁ~束縛されたいタイプでえ~、亀甲縛りとかにも~興味ありますぅ」 (嘘)

つーか、ミキティ!
どうしちゃったの、その肥えっぷりは!!あの渡部絵美もビックリよ。


「ミキちゃ~ん、新党作って一緒に政治家になりましょ~♪世の中、金よ」
 
 
今季はもう仕方ないとして、来季は本当に頑張ってくれないと困りますからねっ。
ミキティを応援する者としてただでさえ肩身が狭いんだから、来季は絶対に結果を残して頂戴よっ?

・・・・・・・・というわけで、とにもかくにもみんな頑張れ!!(^_^.)

フィギュア情報◆要チェック次世代選手(女子シングル)

2006年03月13日 | 徒然お日記

『世界ジュニア選手権』の興奮冷めやらぬ月曜日。
想像を遥かに超えた激闘を繰り広げた浅田真央選手キム選手の姿が、
わたくしの頭の中ではまだ回転しております。


「呼んだか?」

おっと、キムはキムでもキム違い。
上の画像は北朝鮮のキム・ヨンスク選手。わたくしが言いたかったのは、韓国のキム・ユナ選手のことでございます。


「マイ・オ~ディエンス!」



このキム・ユナと浅田真央のふたりがいよいよ、来シーズンからはシニアの大会に参戦してきます。
これにより、フィギュアスケートがさらに面白くなるのは確実!
女子フィギュア界はついに、各世代入り乱れての大戦国時代に突入するのでございます!!

ではここで簡単に、次世代を担う注目選手をご紹介。
今後のフィギュアスケート観戦時の参考にしてくださいませ。



  ★要チェキ次世代選手★ (女子シングル)  


◆次世代の中心的存在になるのはやはり、浅田真央であることは間違いない。
「ブヒャヒャ♪」


◆そして真央の良きライバルとなるのが、韓国のキム・ユナ選手。
徹底的な英才教育と生まれながらのスケートセンスの良さを武器に、世界に羽ばたく韓国の星。
「マイ・オ~ディエンス!」




◆この人も忘れてはいけません。カナダのカバ子。(通称、ミラ・リャン)
容姿に違わぬ豪快系なスケートテクでブヒンブヒンと暴れまくる、氷上の4tトラック。
だけど素顔はとってもコケティッシュな16才♪
「ダハハ」



◆大注目なのが、グルジアの選手。名前はエレーナ・ゲデ子。エレーナ・ゲデワニシビリとも言う。
精度の高いジャンプとアダルティーな表現力が売り。若干16才にしてグルジアの命運を握る黒い天使。
「ガマルジョバット!」



そして―――、アメリカの次世代選手の力にも、侮れないものがございます。
「セックス、ドラッグ、オリンピック」を合言葉に国際舞台で暴れまくるアメリカンアスリートの名に恥じることのない
次世代スケート選手といえば、このふたり。

まずは、キミー・マイスナー

※右段上




そして、エミリー・ヒューズ

 ※みんな逃げてぇぇぇ!!

スケートテク的にもキャラ的にも好対照な、キミーとエミリー。
ふたりを例えるなら、テキサスビーフなエミリーフロリダホウレン草なキミーって感じ?

本番では実力以上の力を発揮するアメリカの選手は今後も、日本の強敵になること間違いなし。
浅田真央にとってはもしかしたら、韓国のキム・ヨンア以上に厄介な存在になる怖れアリ!

しかし「主演女優意識」が強いアメリカ人のことですから、このふたりはきっと主役の座を巡って
潰し合いをしてくれると信じてます。つーか、一方的にエミリーがキミーを潰しそう・・・・。


※恋人を寝取ってキミーを精神的に潰すエミリー。 (イメージ画像)


そして最後に、
わたくし的には北朝鮮のキム・ヨンスク選手の存在も「要チェキ次世代選手」に付け加えて
あげたいと思っております。

「どこ見てんのよっ!!」

この選手、年齢的には「新人」ではありませんが、実力的にはまだまだ「新人」レベル。
トリノ五輪での美しく無様な演技を見てわたくし、この選手のことがとっても気に入ってしまいました♪

なんていうか・・・・・、他の選手がありえないほど「キャラ立ち」しているのに対して、
キム選手はありえないくらいキャラが死んでいるわけで、そこがなんともコワカワイイ☆

今後はさらなる特訓を重ねてスケーティングレベルを上げ、国際舞台に帰ってきてほしいものです。


※スコアボードを前に途方に暮れるキム選手と、脱北を決意するキムのコーチ。



 

                            ◆オマケ注目選手◆
                        
              ※アメリカのジュニア選手。名前はわかりませんが、なんだか強烈なキャラ立ち臭がします・・・。




【フィギュア関連ニュース】
◆不明朗会計スケート連盟、元会長の会社が独占納入
◆荒川静香 スケート連盟と決別

( ̄□ ̄;)!!


世界ジュニア選手権★浅田真央、キム・ユナ

2006年03月12日 | TV番組

結果が気になって気になって仕方なかった、『世界ジュニア選手権』
SP2位の浅田真央は果たして、フリーで逆転優勝できるのか・・・・・!?

リアルタイムで試合映像を見ることが叶わないのなら、せめて録画放送を
リアルタイムな気持ちで見ようと天岩戸に篭ったのは三日前。
既に結果を知って乱舞する八百万の民の喧騒にも耳を貸さず、ひたすら歯を食いしばって岩戸に篭った孤独な日々・・・・・・。

ここまでしておのれに試練を与えるのも、すべてはフィギュアスケートを十全に楽しむため。
フィギュアスケートファンとして、勝ち組になるためでございます!!

・・・・・・・・・でも本当に、苦しゅうございました。
テレビやネット、新聞すらも見ることが許されない生活を送ることがこんなにも辛いものだとは、
思いもしませんでした。どれほど大変だったかを、ちょっと簡単にレポします。


◆金曜日 AM5:00過ぎ◆
・・・・深い眠りから、突然目覚める。普段は絶対こんな時間に目が覚めることなどないのに、なぜ?
しかしすぐに原因に思い当たりました。ちょうどこの時間は、スロベニア(どこよ?)で浅田真央ちゃんがフリーの
演技を
しているであろう時間帯。
「日曜日まで真央のことは忘れよう・・・」と自分の胸に言い聞かせていたにも関わらず、身体はしっかりと
真央ちゃんのことを気にかけていたのでございます。
いえ、もしかしたら真央ちゃんの心の叫びを、わたくしの深層意識がキャッチしたのかもしれません!

「斬り捨て御免塾の女王様ぁー、マオを助けてぇ~。
 マオはなんだか、ジャンプでコケそうな気がするのぉ!」

・・・・・真央ちゃんはきっとスロベニア(どこ?)から、わたくしに向けてメッセージを発していたのではないか。

「真央、負けちゃダメ!
 あなたならきっと、トリプルアクセルを決められるわ!さあ、飛ぶの。お飛び!」

闇に閉ざされた寝室の中で、わたくしはそんなエールを真央に送ったのでございます。
まさに、電波なオンナ。世間から隔絶された人間が精神を崩壊させてしまう理由が、よくわかるというものです。

◆金曜日 PM12:00過ぎ◆
いつもなら「昼のワイドショー」を見ながら昼食をかきこむ時間帯。だけど今日は、見られない。苦しい。
安心して見られるチャンネルは、3チャンネル(NHK教育)だけ!・・・苦しい。

仕方なく、3チャンネルを見ながら昼ご飯。地方の名物ウドンを紹介する番組。ゲストは岸田今日子
司会の話しや番組進行を無視して、黙々とウドンを食べ続けている岸田今日子。
痴呆的なその振る舞いが、とてつもなく怖い・・・・。わたくしの食欲は、すっかり失せる。
「イヒヒ…」

◆金曜日 PM9:00過ぎ◆
帰宅したダーリソが、ニヤニヤしている。明らかに、試合の結果を知っている顔。
「言うんじゃねえぞ!言ったら殺すど」ドスをきかせた声で、わたくし牽制。
「そんなこと言うと、新聞見せるよ?」と夕刊をひらひらさせるダーリソ。憎い・・・・。

でも、見たい・・・・・。結果が、知りたい・・・・・・・・・!!
ダーリソの頭の中には「世界ジュニア選手権」の情報が詰まっているという
のに、
わたくしの頭の中には「岸田今日子がウドンを食う姿」しか詰まっていない・・・・。
あぁ、なんて不公平!許せないっ!

◆土曜日 午後◆
真央の結果が知りたい知りたい知りたい知りたぁ~~い!!
情報遮断の後遺症で、情緒不安定に。ついには、
処女懐胎した村主章枝が満員の観客が見守るスケートリンクの真ん中で出産するという幻覚が見え始める。

「う、産まれる・・・・!」

◆日曜日 午前◆
ついに仮死状態。


・・・・・・・・そしてようやく午後4時になり、復活でございます!!
艱難辛苦に耐え抜き、わたくしは勝ち組フィギュアファンとして生まれ変わることができたのでございます!!

テレビのスピーカーから流れるラヴェルのボレロを聞きながら、この瞬間の為に生きていて本当に良かった!
・・・と、心から思いました。ありがとう。皆さん、本当にありがとう。
「無様に耐える」こともまたブログのネタになるとの狡猾な計算がなければきっと、誘惑に負けて結果を
見てしまったに違いありません。


さて。
テレビ放送を見終わった今、わたくしは大きな虚脱感に包まれております。
想像を・・・・遥かに超える試合でございました。まさかあんな凄まじい展開になるとは・・・・・

つくづく結果を先に知らなくて良かったと、改めて思いましたわ。
ま、そのせいで脳の血管が切れるような思いを致しましたが・・・・・・。


大注目のフリースケーティング。
最終滑走の浅田真央の前に演技したのは、SP1位のキム・ユナ
「ねえ見て!アタシのユナバウアー」

SPのユナの演技は、文句のつけようがないほど美しかった。
どこか荒川静香を思わせる、氷と一体化したような優雅なスケーティング。そして正確なジャンプ。

以前、国内大会で演技するユナの動画を紹介しましたが、その時よりも遥かにユナのレベルは上がっておりました。
動画を見たときは、ユナの才能よりもむしろ、国内大会の寒々しい雰囲気に驚いたものです。
しかし今回の「世界ジュニア」では単純に、ユナのスケーティングテクに肝を潰されました。

FSでも、キム・ユナはパーフェクトと呼べる演技を披露。
最初のトリプルフリップ-トリプルトウループのコンビネーションジャンプを軽々と決め、流れに乗るユナ。
その後の、イナバウナーからのコンビネーションジャンプも鮮やか。スピン、そしてスパイラルも完璧。
どこかのアホタレントやバカ大臣のように「コケろ~」と念じることすら忘れて、わたくしはキムの演技に
魅入ってしまったのでございます。

FSでキム・ユナの出した点数は、テクニカルエレメンツ64.85。 プログラムコンポーネンツは51.83
合計116.68。SPとの総合は 177.54


そして最終滑走。浅田真央の出番。
絶対に負けられない試合。なのにのしかかる、大きなプレッシャー・・・・・。
まるで、トリノ五輪のイリーナ・スルツカヤのような状態ではありませんか!!
このとき真央ちゃんは、何を思っていたのでしょうか・・・・・。わたくしには、ハッキリとわかりました。

「斬り捨て御免塾の女王様ぁー、マオを助けてぇ~。
 マオはなんだか、ジャンプでコケそうな気がするのぉ!」

そう叫んでいたに違いないっす!
だからわたくしもテレビに向かって、思いきり叫びました。


「真央、負けちゃダメ!
 あなたならきっと、トリプルアクセルを決められるわ!さあ、飛ぶの。お飛び!」


なのに真央ちゃん、失敗しちゃいました。トリプルアクセルが、まさかのシングルアクセルに!
わたくしの電波な振る舞いがいけなかったのでしょうか?

「イ、イヤぁぁぁぁぁぁ!」

思わず両手で顔を覆うわたくし。
しかし・・・・・・・悪夢はこれで終わらなかった。演技が進むごとにスピードは落ちてゆき、後半の
3回転フリップ-3回転ループ3回転フリップ-1回転ループに。
3回転ルッツが1回転ルッツに!

ありえない・・・・。真央がこんなミスを連続するなんて、ありえない・・・・・。
まるで、トリノ五輪の安藤ミキティのような状態ではありませんか!!(でもミキティ、好きよ♪)

真央が出した点数は、テクニカルエレメンツ48.45。プログラムコンポーネンツ48.80。合計97.25
SPとの総合は153.35。1位との点差はなんと・・・・・24.19

※西洋的美質から見離された3位の選手の存在感にも注目。


「銀色のメダルなんか、いらな~い。コーエンにあげちゃう♪」

いつもの浅田真央らしからぬ、惨敗でございます。わたくし、呆然。
「なぜ・・・・・?」
「WHY・・・・・?」

しかし世界ジュニア選手権に向かう前から、調子を崩していたとの報道もありました。
最高のコンディションで臨めない不運と、キム・ユナ選手の絶好調が重なった結果としての大敗北。
スルツカヤ風に言えば、
「That's life」ということか。

わたくしが思いますに、真央の不調の原因は山田コーチにあるんじゃないかと・・・・。
ありえない難易度の4回転ジャンプなんか練習させるから、真央のジャンプ勘が崩れ、疲労が溜まったんじゃ
ないのかと・・・・・。
「コラ~、もっと高く飛べ~」

どちらにしても、女子選手に4回転を飛ばせるのはもういい加減やめてほしいわ。
伸ばすべきはジャンプの回転数ではなく、演技全体の質の高さ。
キム・ユナの実力を侮ったヤマーダには、その胸に大きな責任を感じていただきたい。

キム・ユナ選手の優勝で終わった『世界ジュニア選手権』ではありますが、わたくしはこれからも
浅田真央選手を応援していくつもりでございます。そして記録よりも記憶に残る演技でわたくしを
魅了したキムユナ選手のことも、ずっと見守っていきたい・・・・。
今改めて振り返ってみれば、とても有意義な大会でございました。

興奮をありがとう。
感動をありがとう。

わたくしは心から、ふたりの選手にその言葉を贈りたいです☆☆


◆世界ジュニア選手権で頑張った日本女子選手◆

※「澤田亜紀選手は身体も演技もかなりのガッチリ系です」by佐藤有香 (嘘)


※スケートリンクよりも池袋の街がよく似合いそうな武田奈也選手。


【関連リンク】
★世界ジュニア選手権 結果★


どーしましょ☆

2006年03月09日 | 徒然お日記

「世界ジュニア選手権」で頑張る浅田真央ちゃんは、果たしてFSでは何位になるのか!?

・・・・・・・結果が気になって仕方ないものの、絶対に結果だけを先に知りたくないわたくしは今日、
お友達とランチを食ってまいりました。

「自由が丘」あたりで優雅なランチタイムを過ごしておりましても、話題にはとても気を遣いました。
女性同士の会話なら、尚更でございます。

わたくし思いますに、男性同士の会話というものは大抵、テンションが高いですね。
急勾配の坂道を全速力で駆け上がるように気に入った話題について熱く語り、会話がクライマックスに辿りついた後は
とたんに冷めて冷静になりますよね?だから会話の区切りがつけば、そのまま潔く別れられる。

しかしこれが女性同士だと、そうはまいりません。
男のようにどうしても語りたい話題があるから語るのではなく、なんとなく思いついたことを
低いテンションでいつまでも語ることに喜びを感じてしまうのでございます。

男性のように脇目もふらずに頂上を目指すのではなく、周りの景色を楽しみながら傾斜の緩い坂道をゆっくりと昇りつめる。
それこそがウーマン・オブ・スピリッツでございます。
アレと、同じです。キャッ☆

だからこそわたくし、女性同士の優雅なランチに不安を抱いておりました。
パリで活躍するデザイナーの話しをしていたかと思えば、5分後には昼ドラのありえないセリフや展開について語っていたり、
さらにその3分後は近所のムカつくババアの話しで盛り上がっていたりと、会話の内容に一貫性がないその中に、
「浅田真央」のことがいつ出てきてもおかしくはない状態!フリーの結果をバラされたら、すごく困る!

楽しいおしゃべりタイムも、いつものように楽しめない・・・・・。
シフォンケーキをつつくフォークの先も、緊張で震えます・・・・・・。

※とめどない会話に花を咲かせる昼下がり

「そういえばさ~」
お友達のひとりが、ふたたび話題が変えようとしています!緊張の一瞬。

「すごく良かったよね~。浅田――」





 



「どおりゃぁぁぁーーー!!!

 それ以上言うんじゃねえぇぇぇぇぇ!!!」

※椅子から飛び上がり、お友達に忠告しようとしているわたくし。

   ※わたくしの忠告を胸に受け、悶絶するお友達。


「あれほど浅田真央のことは言わないでって、

 言っておいたじゃないの!!」


わたくしの悲しみの叫びはしかし、お友達の言葉に遮られた。



「聞いてないわよ!!それにアタシ、浅田真央じゃなくて
 浅田次郎のこと言おうとしてたんだけど!?」


「浅田次郎の『鉄道員』って泣けるよね~」 ※再びとめどない会話に花を咲かせる昼下がり


「そういえばさ~」
お友達のひとりが、ふたたび話題が変えようとしています!緊張の一瞬。

「今朝テレビに出てたよ、アサ――」


 



 

「くそおんどりゃぁぁぁーーー!!!

 それ以上言うんじゃねえぇぇぇぇぇ!!!」

※椅子から飛び上がり、お友達に再び忠告を与えようとしているわたくし。

   ※わたくしの忠告を顎に受け、悶絶するお友達。


「あれほど浅田真央のことは言わないでって、

 言っておいたじゃないの!!」

わたくしの悲しみの叫びはしかし、お友達の言葉に遮られた。



「アタシは浅田真央じゃなくて
 朝丘雪路のこと言おうとしただけなんだけど!?
 しかも真央ちゃんのFSの結果がわかるのは明日だけど!?」

「勘違いって誰にでもあるよね~」 ※女たちのとめどない会話は、いつまでも続く・・・・

もちろんこれはフィクションではありますが、日曜日の午後4時まで「世界ジュニア選手権」の情報を遮断することが
なんだかとっても困難なことのように思えてきました。

昨日の夜も、ダーリソが帰ってきて早々、
「真央はショート2位だってよ」と、言いやがったのでございます!

「知ってるわよっ!つーか、言わないで!」とわたくしが激しく文句を垂れても、
「だってキオスクに見出しが貼ってあったんだもん」と全然反省の色がないのです!

いくらわたくしがメディアからの情報を遮っても、身近な人間が暴露するようでは、ちっとも意味がありません。
ダーリソにはきつく言い聞かせるとして、家族とか親戚とか、普段は全然連絡取り合ってないのにこういう時に限って
電話をかけてくる昔の同級生だとかが、

「真央ちゃん、負けたみたいだよ♪」

なんて開口一番言いだしかねない!!
もう電話線も引っこ抜くしかありません。ケータイも捨てちゃいます!!(捨てません)


・・・・・というわけで、浅田真央とキム・ヨンアの最終決戦は明日(3/10)の早朝(午前5時くらい?)
行われるらしいのですが、わたくしはテレビ放送される日曜日まで完全に部屋に籠もらせていただく
予定でございます。ええ、今度こそ本当に。

どうかそれまで・・・・・・・、皆様もお元気で☆☆


フィギュアニュース☆浅田真央

2006年03月08日 | ニュース
『世界ジュニア選手権』の女子シングルSPが行われ、予選トップの浅田真央選手が2位につけました☆



・・・・・・んっ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2位?



2位というのは1番目の次3番目の前である、あの2位のことですか?


「真央ちゃんが・・・・・2位・・・・・?」



「・・・そう。2位じゃよ」



「2位なのよ、あなたっ!」



「2位っ!!??」



「2位ってなんだか新しい!」



「NOoooooooo!!!」


・・・・・・・すみません。思わず取り乱してしまいました。
しかし予想もしていなかった順位で、わたくし正直言ってビックリしております。

どうやら真央ちゃん、SPではトリプルアクセル-ダブルループのコンビネーションジャンプでミスして、
ダブルループがシングルループになってしまったようですね。この減点が大きく響いたようなのですが・・・・

しかしフィギュアスケートというものは、演技全体の流れを通して見ることによって初めて、
それがいい演技であるのかそうでないのかを判断できるものなので、単純にジャンプミスがあったから
ダメであるなどと簡単に結論付けられるものではありません。
ですから文字情報だけで「真央ちゃん失敗」と判断することは、とっても危険でございます。

滑っている時の表情はどうだったのか、全体的な動きはどうだったのか、実際の映像を見ないことには
真央が現在どのようなコンディションであるかはわからないのでございます。

ただひとつハッキリ言えることは、SP1位であった韓国のキム・ユナ選手が、
わたくしが想像していた以上に優れたスケーターであったということ。
もちろんこれも、実際の映像を見ないことにはわかりません。しかしスコアを見ただけでも、
キム・ユナがハイレベルな実力をもつ選手であることが想像できるのでございます。

SPでのキム・ユナのスコアは、テクニカルエレメンツが35.54、プログラムコンポーネンツが25.32
合計は60.86

一方、浅田真央のスコアは、テクニカルエレメンツが30.89、プログラムコンポーネンツが25.21
合計は56.10

なんと真央は、スケート技術を表すテクニカルエレメンツでも、表現力を表すプログラムコンポーネンツでも、
キムユナに負けているのです。
トリプルアクセルという伝家の宝刀を持ち、表現力でも高い評価を得ている真央をさらに上回る選手が
ジュニアの世界に存在していることに、大きな驚きを感じずにはいられません。

とにかく、早く映像を見たい!
二人の戦いを、この目でしっかりと見届けたい!!

許しがたいことに、日本ではライブ中継がありません。日曜日の午後4時になるまで、映像を見ることが
できないもどかしさ。なのに結果だけが先にわかってしまう理不尽さ。
どんなスポーツも同じですが、結果だけ先に知ってしまうことほどつまらないものはありません!

だからわたくしは・・・・・・日曜日の午後4時まではテレビもネットも見ません。新聞も読みません。
キヨスクにも近寄りません。友人とも絶交します!!(しないわよ)
たとえ録画映像であろうともテレビで、ふたりの演技をライブ感覚で楽しもうと思っております!!!

・・・・・・だけどなんだか、国分太一が番組の冒頭で結果をバラしそうな予感。太一ならやりかねない!
もしそんなことしたらわたくし、フジテレビに殴りこみかけますわっ!!

というわけで皆さん、その時までさようなら☆☆


【関連リンク】
★世界ジュニア選手権 女子シングルSP結果★

★世界ジュニア選手権 女子シングルFS 滑走順★







                            ◆オマケ名画◆
                       

フィギュアニュース◆浅田真央&サーシャ・コーエン

2006年03月07日 | ニュース

「お手手ヒラヒラ~♪」

スロベニア(どこよ?)で行われている『世界ジュニア選手権』で6日、女子シングルの予選が行われ、
大豆のススメならぬ大豆のムスメである浅田真央ちゃんがトップの成績で予選通過!
本日7日に行われるショートプログラムに進みましたよ~☆

★大豆のススメ CM動画★

去年に引き続き「世界ジュニア選手権」の優勝を目指す真央ちん。
シニアの世界で敵なしの真央が、ジュニアの試合で負けるはずなどなーい!・・・と思ったら大間違い!
・・・というお話しは先日しましたので繰り返しませんが、予選ではやはり、韓国のキム・ヨンア(キム・ユナ)選手が
真央に肉迫する驚異的なスコアを叩きだしました。

浅田真央が予選で出したスコアは
113.58一方、キム・ユナが出した得点は107.52
三桁のスコアを出したのは、もちろん浅田真央とキム・ユナだけ。3位以下の選手を大きく引き離しての一騎打ち状態
でございます。

「君のスケートはありえない!!」レベルの選手を振り落とすための予選なので、この二人が
どこまで本気を出して演技したかは正直わかりません。
しかしショートとフリーでは間違いなく、真剣勝負をしてくるふたり。
この対決を刈屋アナ風に言えば、

「これが本気のキムヨンア」
「マオちゃんのトリプルアクセルが描く放物線は、栄光への架け橋だ~!!」
・・・・って感じでしょうか。

実はこの「世界ジュニア」には、当ブログイチオシの
グルジアのエレーナ・ゲデワニシビリ選手、
通称ゲデ子
が出るはずだったのですが、ケガの為に欠場したらしいです・・・・。(-_-;)

ゲデバウアー

本来ならば、浅田真央、キム・ユナ、ゲデ子の三つ巴の戦いが見られたのに、
とっても残念です!!
だけどゲデ子は「世界選手権」には出るらしいので、そっちを期待しましょう。(カバ子も出ます♪)

そしてこの「世界ジュニア選手権」3/12の午後4時からフジテレビで放送予定!
こちらはあまり期待できません。塩原アナと国分太一が食中毒と脱腸を患い緊急入院してくれることを、
わたくし精一杯祈願したいと存じます。


さて。
フィギュアニュースはこれだけではございません。
もうひとつ重大なニュースがはいってまいりました。

アメリカの殿堂入り万年銀メダリスト、サーシャ・コーエンが5日、ロサンゼルスで行われた
アカデミー賞授賞式その後のパーティーに出席した模様。

※「アタシはセレブよ」とばかりにシルバースマイルでマスコミを悩殺するサーシャ

この日コーエンは、フィギュアスケートを題材にしたコメディー映画への出演を依頼され、
「やってみたいわ」と女優デビューに意欲をみせたという。

またコーエンは「スケート界には変わり者がたくさんいる」と発言。
フィギュアスケート界にはコメディーが似合う選手が多いと、自分を棚上げしてのたまった。


・・・・・・・・実に衝撃的なニュースでございます。
ハリウッドがフィギュアスケートを題材にした映画を撮るのはいいとして、なぜ「コメディー」である必要があるのか。
どうせフィギュアスケートを題材にするなら、『センターステージ』のような上質な青春映画を作って欲しかったわ。
(※名門バレエスクールを題材にしたこの映画には、長野五輪の男子フィギュア金メダリスト、イリヤ・クーリックも出てます。オススメです)

アメリカのコメディーというと、笑えないブラックジョーク満載のおバカなドタバタ劇という印象が強いので、とても心配。
例によって「変な日本人」とかが出てきそうだし・・・。「伊藤みどり」をモデルにしたような、
足の太いジャンプしか取得のない日本人キャラが登場しそうな気がします!ハリウッドなら、やりかねない。

そんな映画に出る気満々なコーエンは、一体何を考えているのでしょうか。
日本人選手に
体当たりする役でもやるつもりなのか。
興味半分で女優を目指すよりも、金メダル目指して精進した方がよか。

そしてさらに衝撃的なのは、「スケート界には変わり者がたんさんいる」という
コーエンの爆弾発言。

いや、別にコーエンに言われなくてもフィギュアスケーターに変わり者が多いであろうことは想像に難くないわけでございますが、
あまりにも堂々とコーエンに言われてしまうと、「そんなに酷いのか!!」と余計に不安になってしまいます。
確かにほんのちょっと検索をかけただけで、変わり者のスケーターをわんさかと発見することができます。






「アギャー!!メダル寄こせぇぇぇ!!!」




「おりゃああ!!!そこをどけっ!!」




「金の芽がある金の玉♪」







「ちょっとコーチ!何か変な子が紛れこんでるわよ~。えっ、選手なの?名前は?えっ、ミラ? 場違いよ。つまみ出してちょうだい」





 ※変身前



※変身中


 ※変身後


・・・・・とまぁこのように、ちょいとばかり風変わりな選手はいたるところに存在しているわけでございます。
しかしどの選手も、スケーターとしての実力は世界トップレベル。ようするに、強い選手であればあるほど
その性格も常人離れしており、キャラが立っているわけですね。

そんなキャラ立ちしまくりなフィギュア選手を主人公にした映画を作れば、大ヒットは約束されたようなもの。
日本もハリウッドを見習って、フィギュアスケートを題材にした映画を作るべきなのでございます!!!

荒川静香、村主章枝、安藤美姫、浅田真央、中野友加里、恩田美栄、そして高橋大輔織田信成
芸能人も真っ青なキャラ立ちしまくりのこれらスケーターを総出演させた映画を作れば、興行収入200億円はかたい。

わたくしがシナリオを書いてさしあげます。
ハリウッドに負けないギャグなフィギュア映画を作ろうではありませんかっ!!!


フィギュアスケート'06シアターオンアイス 

2006年03月05日 | TV番組


なんじゃこりゃあぁぁーーーー!!


思わず松田優作のように叫んでしまった黄昏時。
絶叫の原因はもちろん、午後4時からフジテレビで放送された『シアターオンアイス2006』

わたくし、とっても楽しみにしておりました。先日も書きましたように、
ショーに行けなかった分、テレビでショーの雰囲気をじっくりと堪能しよう。そう思っておりました。

なのに・・・・・

実況の塩原がペラペラとうるさいったらありゃしないし、CMは長いし、日本人選手の演技しかまともに映さないで
後はショーとは無関係な映像ばかりを垂れ流すしで、本当に最低な内容でございました。


なにより許しがたいのは、国分太一の存在でございます!
含蓄のない言葉と軽いノリをパワーアップさせた国分は、「今日の主役はオレっすよ♪」とでも言うかのように
画面の中央をほぼひとりで独占して
ハシャいでおりました。
真夏の蚊のように、ウザかったわ。

番組タイトルは『フィギュアスケート'06シアターオンアイス』なはず。なのに
肝心のアイスショーはほとんど放送せずに、国分太一のトリノ五輪観戦レポートを延々と流すフジは一体、
なにを考えてるのでしょうか。
いっそのこと番組タイトルを、『国分太一と愉快な仲間たち トリノを語る』にすればよかったのに!!
だったらこんな番組、わざわざ録画することもありませんでした。


塩原アナが番組のフィナーレで、「まさに有頂天アリーナだ!」と叫んでいましたが、
「有頂天になっているのは国分太一と愉快な仲間だけだわよっ」とわたくしも叫び返したかったです。

アートな「アイスショー」を低俗なワイドショーにしたフジの罪は重い。
この分では、来週の『世界ジュニア選手権』や、翌々週の『世界選手権』の放送も恐ろしいことになりそうです。

フジテレビ(というか、民放各局)よ、これ以上純粋なフィギュアスケートファンを馬鹿にするな~!!


※ファンタスティポなおバカさん


◆世界フィギュア◆村主章枝・中野友加里・安藤美姫・織田信成

2006年03月04日 | ニュース


フィギュアスケートファンとして、今一番気になること。それは「世界選手権」
誰が出場するのか、ということだと思います。

昨年末に選考会も兼ねて行われた「全日本選手権」によって、

★オリンピック⇒荒川静香、村主章枝、安藤美姫
★四大陸選手権⇒恩田美栄、中野友加里
★世界選手権⇒荒川静香、村主章枝、中野友加里
★世界ジュニア選手権⇒浅田真央、澤田っち

・・・・の出場が内定しました。

「四大陸選手権」では女子シングルの中野友加里が銀メダル。(恩田美栄は欠場)
男子シングルでは織田信成が金メダル。そして「トリノオリンピック」では荒川静香が金メダルを獲得し、
フィギュア帝国日本の底力を世界にアピールすることに成功したのでございます。

3月末行われる世界選手権でもきっと、日本のメダルは確実!
だって荒川静香と村主章枝が出場するんですもの~♪

・・・・・・と思っていたのですが、事態はここにきて急展開。日本のメダル獲得が危ぶまれる状態に陥ってしまいました。


まず、荒川静香が「世界選手権」に出場するのかしないのか未だハッキリしていないことが挙げられます。
もともと荒川は、オリンピックが終わったら引退するようなことを言っておりました。
おそらく本人は、「オリンピックでそこそこの成績をあげて、世界選手権で有終の美を飾る」
というストーリーを思い描いていたのではないか。しかし、オリンピックでは本人もビックリの金メダル!!

最高の栄誉を手に入れた今、荒川静香が「世界選手権」に出なければならない理由はなくなったのです。
2004年の世界選手権で既に、優勝しておりますしね。それでなくても様々なメディアへの出演によって、
練習する時間もあまりとれない状態。
準備不足のまま大会に出て、ミキティみたいな失敗してしまったら、まいっちんぐシズカ先生って感じだわ。

ですから大きなリスクを冒してまで世界選手権に出る確率は、非常に低いと言わざるを得ないのでございます。
(だけど視聴率を稼ぎたいフジテレビが、スケート連盟にリベートを渡して荒川出場を働きかける可能性もあり)

荒川静香が世界選手権を辞退するとなると、補欠第一号である安藤美姫が代わりに
世界選手権に出ることになります。
トリノで燃え尽きたミキティが果たして、世界選手権で素晴らしい演技を見せてくれのか・・・・。
そもそもミキティに、出る意志はあるのか・・・・・。

「ミキはぁ~出てもいいけどぉ~、なんかぁアンチうざいし~」

個人的には、安藤はもう休んだほうがいいと思う。でないとコーチのジェンキンスさんがカワイそう!
いつも優しい微笑みを絶やさないジェンキンスさんは、出来の悪い孫を優しく見守る祖母のような人だと、
常々思っておりました。
もしかしたらわたくし、ミキティよりもジェンキンスさんを応援していたのかもしれない!

そんな理想のおばあちゃんであるジェンキンスさんには、『仏の顔も三度まで』という日本の諺を
身をもって知ってほしくありません・・・・・。
だからミキティはどうかこのまま、休養してください。そしてジェンキンスさんの肩を揉んであげてください!

「ミキちゃん、そろそろわたしキレるわよ?」

しかしそうなると、補欠第二号と補欠第三号に期待をかけなければならなくなります。
補欠第二号は、恩田美栄。補欠第三号は、浅田舞
残念ながら、どちらも世界の一流選手に対抗できるだけの力はないように思います。

そもそも、
恩田美栄はスケートをやめて長距離トラックの運転手として働いているとの情報もありますし(ありません)、
浅田舞は芸能人としては華やかでも、スケーターとしては華のない選手だし・・・・。

ここは村主章枝中野友加里のふたりに頑張ってもらうしかない!


・・・・・・・・・と思っていたのですが、そうもいかなくなりました。
なんと、村主章枝が急病で倒れてしまったのでございます!!

★村主が胃腸炎でショー欠場 世界選手権は出場の意向  Yahoo!スポーツ

当ブログを見てくださった方が、コメント欄にこのニュースのリンクを張って下さいましたので、
既にご存知の方も大勢いらっしゃると存じます。

この大切な時期に「ウイルス性胃腸炎」を患ってしまうとは・・・・・。村主もとことん運のない人ね。
「4日間の安静」が必要だそうですが、4日後には元気にトリプルジャンプを飛べるようになるわけでも
ないでしょうに。
それでなくても村主は股関節を痛めており、その痛みをカバーしてジャンプの精度を上げるために、
体重をギリギリまで落としてオリンピックに臨んでおりました。今回の「ウイルス性胃腸炎」でさらに
体重が減れば、スケートをするどころか立つことさえままならない状態になってしまうのは必然です。

筋肉は落とすのは簡単でも、付けるのは時間もかかるし、難しい。
世界選手権まであと二週間余りにしか時間が残されていない中で、落ちしまった体重を元に戻して
ジャンプの勘を取り戻すことは至難の業といえるでしょう。

村主章枝、絶体絶命のピンチでございます!

今回の世界選手権には、荒川静香は恐らく出場しない。イリーナ・スルツカヤも出場予定なし。
出場意欲満々な強豪は、サーシャ・コーエンしかいないという現実。でもきっとまた、サーシャはコケてくれるはず♪
だから村主には今回が、最初にして最後の優勝のチャンス!
(来年は真央ちゃんが出てきますからね)

あまりにもタイミングの悪い急病ではありますが、わたくしは信じてます。
村主は不死鳥のように蘇り、絶対に奇跡を起こしてくれると!


◆わたくし的世界選手権順位予想◆

1位 村主章枝 (執念の顔芸で奇跡を呼べ!)
「ミンナ、地獄ヘ落チルガイイ~」


2位 サーシャ・コーエン (アルカイダも注目の自爆力)
※ハリウッドスターにも物真似される人気者♪


3位  ミシェル・クワン (土壇場で出場してくる予感・・・・)
「メダルを、ちょうだい」


4位 ジョアニー・ロシェット (地元カナダの底力)
※銀盤のカルーセル麻紀

 
5位 カロリーナ・コストナー (五輪の雪辱今ここに)
「今度こそ愛よ、届け~♪」


6位 中野友加里 (トリプルアクセルが認定されれば3位も夢じゃないよ☆)
※怒りの4の字固めジャンプで世界をつかめ


7位 キミー・マイスナー
メイク係「なんかアジの干物の匂いがするわね~」


8位 安藤美姫 (もし出場するならこんなもんかしら)
「ミキは~世界ランク3位だし~、今度わぁ~もうちょっとガンバってみたいし~」


9位 グルジアのゲデ子 (とりあえず期待してみる)
「ゲデ子だってイナバウアーできるんだから~」


10位 カナダのカバ子 (とりあえず祈ってみる)
「ミラ忍法、分身の術~☆」




                 ☆☆ミラたん、三コマ劇場☆☆ 

      
      ミラ(左端)
        「静香お姉様ステキ!ご挨拶しなくちゃ・・・・・・」




                      
                「お姉様、おめでとうございますう~。ミラですぅ~、ファンですぅ~♪」





                     
                     「・・・・・・カバが喋ってる!?」




さて。
そしてもちろん、男子シングルにも注目です!
今回「世界選手権」に出場する日本の男子選手は、織田信成クンです。

「鳴かぬなら、殺してしまおう ホトトギス」 by信長

※「鳴かぬなら アタシが泣いちゃう ホトトギス」 by信成

とにかく女子も男子も、気合で頑張れ!


★世界選手権 テレビ放送予定★
フジ系列

3/23(木) 14:07- 女子予選&ペアフリー
3/24(金) 14:07- 男子シングル フリー 
3/25(土) 21:00- 女子シングル ショート
3/26(日) 19:00- 女子シングル フリー



【すぐりん応援企画】
★村主章枝 動画集★


【関連リンク】
●2006年世界選手権 エントリー選手一覧● 

フィギュアスケート 世界ランキング◆


荒川静香の原点…父と母の背中を見て

2006年03月03日 | 徒然お日記

わたくしは今、とっても怒っております。
荒川静香がアジアの歴史に残る大偉業を成し遂げたにも関わらず、
テレビをつけても、アホの永田アリコのCMしか映っていないからでございます!
どのチャンネに合わせても、永田議員の泣きヅラと、アリコのCMばかりが目につきます。

永田寿康天海祐希も、もういい加減見飽きたっつーの。

「ボクは目立ちたがり屋の悪い子でした・・・」

「ならばアリコの保険に入って死になさい」

最近の中高生が「勉強しても良い将来が待っているとは限らない」と未来に悲観的な
考えを持つようになっているのは、マスコミが飽きもせずに暗いニューズばかり垂れ流すせいではないのかと、わたくし思うのでございます。

永田とか杉村太蔵みたいな哀しいお馬鹿さんの姿をテレビで連日のように見せつけられれば、
感受性豊かなティーンエイジャーでなくても、未来を悲観して死にたくもなります。
そこにアリコが付けこむ負の構図。

「オイラはニートの味方っす~」

「死になさい」

だからマスコミの皆さんは、未来を担う青少年に明るい希望を抱かせるような、見ていて楽しくなる
報道を心がけなければなりません!社会の暗部を抉り出す役目は、「きっこの日記」に任せておけばいいのです!!!

さて。
TBS『きょう発プラス』で今日、『荒川静香の原点…父と母の背中を見て』という特集をやっていたのですが
皆さんご覧になったでしょうか。
昼番組特有のゆる~いタッチながら、荒川静香のプライベートな人間像に迫っておりました。

小さい頃から「スケートの天才」として知られていた荒川選手。しかし本人はそれほど名誉なことだとは
思っていなかったらしく、むしろジュニア大会で優勝する度に全校生徒の前で表彰されるのがイヤでイヤで
仕方なかったらしいです。
目立つことが嫌いな、「普通の女の子でいる」ことに何よりも憧れた少女時代。

その控えめな性格は現在も変わらないようで、色んなお友達がカメラの前で証言しておりました。
あの恩田美栄も、「親友」として荒川静香との出会いを語っておりました。

 

「最初はとっつきにくいかな?と思って引いた。でも喋ってみたら普通だった」

・・・・・それは荒川のセリフだっつーの!
荒川も恩田に話しかけられた時は、さぞや恐ろしかったことでしょう。
まさに、『村主は三日で飽きるけど恩田は三日で慣れる』といった感じでしょうか。

そんな荒川も、カメラの前で衝撃発言しておりました。


「お菓子を食べるのも作るのも好きだから、パティシエになりたい」



・・・・パ、パティシエ!!??

唐突なパティシエ宣言に、わたくしビックリ。
頂点を極めたとはいえ、荒川がスケート靴を捨てて小麦粉をこねくりまわす女になっていいはずがありません。
あまりにも緊張感の欠けたその発言は、これまで甘いモノを断って戦ってきた反動なのでしょうか。

トリノのアイスクリーム屋では、「ジェラートが小さい!もっと食わせろ」と憤慨していた荒川選手。
先日出演した筑紫哲也のニュース番組では、「一ヶ月禁酒してました」とも言っておりました。
見かけによらず荒川さんは、かなりの糖分大好きっ子みたいですね。

甘味処に走りたくなる気持ちもわかりますが、ファンとしてはいつまでも、スケート靴を履いている姿を見ていたい。
そのボーリングのピンのような華麗な体型で、いつまでも我々を魅了して欲しい!
そう望むのは、いけないことですか?

「お菓子が好き。お酒も好き。男も・・・それは秘密♪ウフフ」


フィギュア情報★シアターオンアイス2006

2006年03月01日 | ニュース

えーん(T_T)、なかなか気持ちをトリノ五輪から現実へと切り替えられません!
今回のオリンピックでフィギュアスケートに嵌った方々もきっと、同じ気持ちでいるのではないでしょうか?

そんな皆様に朗報です。
3/5(日)の午後4時から、フジテレビでフィギュアスケートの番組が放送されることになりました。
タイトルは、『シアター・オン・アイス 2006』!!アイスショーの番組です。

アイスショーとは、競技会のように選手同士が得点を競って戦うものではなく、選手たちが仲良く競演する
エンターテイメントでございまして、氷上の宝塚のようなものです。
というか、ようするにエキシビションをもうちょっと派手にした金儲けのイベントです。(あら、毒舌♪)

今回の『シアターオンアイス2006』は、出演者がすごく豪華!

◆アマチュアスケーター◆
◎男子シングル
 高橋大輔(2006トリノ五輪日本代表)
 エフゲニー・プルシェンコ(2006トリノ五輪金メダル)

◎女子シングル
 村主章枝(2006トリノ五輪日本代表)
 荒川静香(2006トリノ五輪金メダル)
 安藤美姫(2006トリノ五輪日本代表)

◎ペア
 タチアナ・トトミアニナ/マキシム・マリニン(2006トリノ五輪金メダル)

◎アイスダンス
 渡辺 心/木戸章之(2006トリノ五輪日本代表)
 エレナ・グルシナ/ルスラン・ゴンチャロフ(2006トリノ五輪銅メダル)

◆プロスケーター◆
◎男子シングル
 ビクトール・ぺトレンコ(1992アルベールビル五輪金メダル)

◎女子シングル
 スルヤ・ボナリー(1995世界選手権銀メダル)

◎アイスダンス
 マリナ・アニシナ/グエンダル・ペーゼラ(2002ソルトレイク五輪金メダル)

◎アクロバット
 ウラジミール・ベセディン/アレクセイ・ポーリシュク(1999世界プロ選手権1位)


・・・・・・とまあこのように、世界の一線で活躍する人気スケーターが勢揃いといった感じです。
トリノ五輪の日本代表選手はすべて出演する他、男子シングル金メダリストの
エフゲニー・プルシェンコも出ます。本当なら、イリーナ・スルツカヤも出る予定だった
のですが、今回はドクターストップがかかったらしくて出演は叶いませんでした・・・・・・・。

やはり金メダルをとれなかった精神的ショックから、まだ立ち直っていないのでしょうか。
スルツカヤのあの笑顔を見られないのは、とても残念です。
代わりにサーシャ・コーエンあたりが出演してくれたら、かなり盛り上がるんだけど・・・。



※常に他人のメダルを物欲しそうに見つめる万年銀メダリスト



※いっそのこと、カナダのカバ少女、ミラ・リャンを出演させてはどうか。


しかーし、
このアイスショーの本当の見所は、スルヤ・ボナリーだと、個人的に思っております。

※氷上の黒豹、スルヤ・ボナリー

1995年の世界選手権では、2位という結果に納得できずに、表彰台に上ることも銀色のメダルを受け取ることも
断固として拒否。優勝した佐藤有香よりもすっかり目立ってしまいました。
そして1998年の長野五輪では、禁止技のバックフリップを本番でかまし、解説の佐藤有香を激怒させた
こともありました。
まさにボナリーは、佐藤有香の天敵ともいうべき存在なのでございます。
「有香よ、目を見開いて見るがいいわ。これが黒人クオリティ!!」

そんな銀盤の反逆児であるボナリーが、今回のアイスショーで何をしでかしてくれるのか、とっても楽しみ♪

そしてトリノから有明に舞台を変えた荒川静香村主章枝の対決もまた、見所のひとつ。
金メダルを獲って絶好調の荒川と、思うような結果を出せずに悔し泣きした村主。

※新たなる戦いの火蓋が・・・・

アイスショーは競技会とは違って点数を競う場ではありませんが、村主は間違いなく荒川よりも
いい演技をしようと120%の力で挑んでくることでしょう。
例の「玉」に何か仕掛けをしてくるやもしれません!!!

※「スグリ玉」に火薬をつめて






※荒川も「背面飛び蹴り」で村主に反撃




「るん♪」 ※なぜか競技会以外の場では生き生きと演技できる安藤美姫


そんな見所満載のアイスショー『シアター オン アイス 2006』は必見。
荒川静香の金メダルフィーバーでチケットはあっという間に完売したようですが、わたくしはテレビの前で
ゆっくりと観させてもらうつもりでございます。競技会とは違った華やかなアイスショーを、皆様も是非
ご覧下さいませ☆

ちなみに、この番組の司会は国分太一内田恭子(フジアナ)。解説は八木沼純子です。
これはあくまでも個人的な意見なのでございますが、 「スゴイですねえ」しか言えない国分太一は不要です。

「スゴイですねぇ」


あと、スペシャルゲストも来るそうです。今のところ出演者は未定だそうですけど・・・・。
わたくしの予想では、伊藤みどり佐藤有香だと思います。佐野稔は絶対にやめて。

居酒屋で悪酔いしているような佐野稔や、
麻薬でラリったフィリピンパブのホステスのようなテンションとトークをぶちかます伊藤みどりを、
国分太一と内田アナが扱いきれるとは到底思えませんので、無難なところで佐藤有香の出演が有力でしょう。
それとも案外、恩田美栄が来るかもしれません!!!

「あんまりアタシをコケにするようなら、暴露本書くわよ?」

どちらにしても、放送が楽しみ♪

そして次の週の3/12午後4時からはいよいよ、浅田真央が出場する『世界ジュニア選手権』!!!

※大会出場のため中部国際空港を出発する真央ちゃん 3/2

フリーではトリプルアクセルに加え、4回転ループジャンプにも挑戦!!
練習では回転不足ながら着氷できているという4回転ジャンプが本番で果たして決まるのか、大注目です。
『世界ジュニア選手権』もフジで放送予定。絶対に見逃せませんよ☆☆


【関連リンク】
シアターオンアイス 2006★ フジテレビ公式サイト内宣伝


全国の稲葉さん、腰を痛めて次々と入院

2006年03月01日 | ニュース



全国の稲葉さん、続々と病院へ 2006年03月01日17時12分

■本日午後三時、霞ヶ関の大手企業K社より、「総務課の稲葉さんが大怪我をした」との連絡が消防署に入り、
救急隊員が駆けつける騒ぎが起こった。
同社によると、総務課に勤務する稲葉一郎さん(41)が、トリノ五輪で金メダルを獲った荒川静香選手の
得意技「イナバウアー」を女子社員の前で披露するために上体を後ろに反らせて真似したところ、
その場に崩れ落ちたまま動かなくなったという。
稲葉さんは腰を痛めて全治三ヶ月の重傷。
搬送先の病院で稲葉さんは、「部下にいいところを見せようと思った。モテたかった」と語っているという。


※救急車で搬送される稲葉一郎さん。

また全国の小学校や中学校でも、稲葉姓をもつ男の子が同級生に、「おい稲葉、イナバウアーやってみろよ」と脅され
イナバウアーに挑戦。腰椎を痛める事故が相次いでいる。
全国の稲葉さんが次々と救急車で病院に運ばれる事態を受け消防庁は、
「荒川選手のイナバウアーは長年の訓練によって培われた難度の高い大技であり、素人が興味本位で
真似できるものではない。もういい加減、やめてほしい」
と強い不快感をあらわしている。


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※上の記事はフィクションです。


トリノ五輪★さようなら、そしてありがとう!

2006年02月27日 | 徒然お日記

4年に一度の冬の祭典・冬季オリンピックがついに、閉幕しました。
日本時間27日早朝に開催国のトリノで行われた閉会式は、3万5000人の観衆が見守る中で盛大に
執り行われ、17日間の熱戦を繰り広げた選手たちに世界中から熱い歓声と拍手が送られました。

※金メダルを手に、肩車されながら閉会式に出る荒川静香。

「本当に、オリンピックが終わってしまった・・・・・」
閉会式を見ながらわたくしは、壮大な映画を観終わった後のような深い充実感を覚えるのと同時に、
最愛の人と別れる時のようなとてもつない寂しさもまた、感じていたのでございます。

出来ることならば、フィギュアスケート女子シングルが行われた21日にタイムスリップしたい!!
そして21日から24日の間を永遠に繰り返し彷徨っていたい・・・・・!!!
ふとそんなことを考えてしまうほどに、わたくしは女子フィギュアを楽しく観戦させていただきました。

しかしお祭りは、いつか終わるからこそエキサイトできるものなのかもしれません。
四年に一度世界中から集まったトップアスリートたちも、それぞれが今日からは、新たな目標に
向かって別々に歩き出してゆく。四年後にまた、バンクーバーで再会するすることを夢見て・・・・・・。

だからわたくしも、いつまでも過去を振り返って嘆いてばかりはいられません。
世界一を目指すアスリートを応援するファンとして恥ずかしくないように、自分自身もステップアップ
していくべきだと考えています。日常の中の小さな金メダルを目指して、精一杯生きていかなければ
ならないのでございます!!



※閉会式で微笑む、フィギュアスケートシングルの日本代表選手。
 左から、高橋大輔くん、荒川静香サマ、安藤美姫ちゃん、・・・・・・・あら?残る一人は一体どこに?



※ひとりでさっさと日本に帰ってきてしまった、村主章枝さん。


※荒川静香との和解を撤回し、全面抗争宣言する村主さん。


てゆーか、フィギュアスケートの国際試合はオリンピックですべて終了したわけではありません!!
まだ、 『世界ジュニア選手権』『世界フィギュア選手権』が残っているのでございます。

『世界ジャニア選手権』は、フィギュアスケート界の未来を担うジュニア世代の選手が世界一を競う
世界最高峰の競技会でございまして、日本からは今回、「浅田真央15才です☆」が出場いたします。

「カッワウィ~♪」

安藤美姫、太田由希奈、高橋大輔、織田信成など、現在シニアの競技会で活躍する若手日本人選手は皆、
この「世界ジュニア」で優勝した経験があります。
浅田真央も実は、去年の「世界ジュニア」大会で優勝しており、本来ならばジュニア大会は卒業して
シニアの大会に出るべき選手。しかし皆さんご存知のように、真央ちゃんは年齢制限に引っ掛かり、
オリンピックや世界選手権に出してもらえなかったんですね~。


☆2005年世界ジュニア 浅田真央フリースケーティング☆ (動画)

シニア顔負けの天才的なスケートテクニックを持つ浅田真央はおそらく、今回の「世界ジュニア」でも優勝して
くれるはず・・・・・

と思ったら大間違い。実は真央ちゃんには、強力なライバルが存在しているのです!!!
それは、韓国のキム・ヨンア選手、16才。



東スポの記事というのがイマイチ信憑性に疑問を抱かせますが、日本国内のフィギュアスケートファンの
間では既に、キム・ヨンアの存在は「日本の驚異」として熱心に語られているようです。

☆キム・ヨンア 国内大会動画☆

上の動画を見てもわかるように、キム選手はなかなかのジャンプテクニックの持ち主。
現在はさらに技術にも磨きをかけ、浅田真央をきりきり舞いさせるような演技を見せてくれるのでは
ないでしょうか。
まさにこれは、氷上の日韓冷戦!!

トリノ五輪で芸術的な醜態をさらした北朝鮮のフィギュア選手キム・ヨンスクもまた、この白熱する
日韓対決劇を38度線の向こう側から、固唾を呑んで見守っているのではないでしょうか・・・・・・。
「ナンカ言ったか?」

しかし浅田真央のライバルは、韓国のキム・ヨンア選手だけではありません。
まだ正確な情報はわかりませんが、トリノ五輪にも出場した、あの選手達も出るかもしれないのです!!!


「カツオくーん!」
※同情が時に愛情になることを教えてくれたカナダのミラ・リャン。


「お兄ちゃーん」
※グルジアの新星、エレーナ・ゲテモノシモネッティ。(正式名はゲデワニシビリ)
わたくし的には、浅田真央の次に応援したい選手。


「いろんな意味で肉が好き!」
※肉しか食ってなさそうな、アメリカのエミリー・ヒューズ。

メイク係「は~。ヤダヤダ」
※草しか食ってなさそうな、アメリカのキミー・マイズナー。

・・・・・少なくとも去年の「世界ジュニア」大会には、上に紹介したすべての選手は出場しておりました。
(ああん、今となったらすごく見たかった試合!)
そしてこれらすべての選手を抑えて優勝したのが浅田真央であり、2位が韓国のキム・ヨンアだったというわけです。

もし今年も同じ顔ぶれで戦うことになれば、ジュニアとは思えないすごいハイレベルな試合になることは確実。
決して見逃すわけにはまいりません!!

世界ジュニア選手権が開催されるのは、3月6日~12日
女子シングルのフリーは最終日の12日に行われると思いますが、なぜか現時点では恐ろしく情報が
不足しております。フジテレビが放送するようなことを言っていたと思うんだけど、フジのHP内にも全然
情報が掲載されていないので詳細はわからず仕舞い。

開催日が近づいたら何らかの動きはあると思いますので、その時にまたご報告申し上げようと存じます!!!


フィギュア女子フリー★反省会③

2006年02月25日 | ニュース

荒川静香の金メダルを祝して、わたくしは今日、ダーリソと一緒にお寿司を食ってまいりました。
銀座にある超高級鮨店・・・・・ではなくて、地元の回る寿司屋で、ですが。

誤解しないで下さい。別に銀座の高級鮨屋にも行けたんです。でもせっかく荒川静香がトリノで回転して
くれたのだから、わたくしたちもやはり回転するべきだと考え、回転寿司にしたのです!!
貧乏だから回転する寿司屋にしか行けないわけではないんです。ええ、嘘などついてはおりません。
わたくしは本当に本当に・・。。・゜・(ノロ`)・゜・。ウワーン!!

さて。
反省会の最後は、メダルを獲得した荒川静香、サーシャ・コーエン、イリーナ・スルツカヤ、そして村主章枝について
簡単に述べるに留めようと思います。
といいますのも、録画してしておいたエキシビションを見終わった今、わたくしの心は完全に抜け殻になってしまった
からでございます。
回転寿司屋の小皿の上に放置された、甘エビの殻のごとき空虚な状態に成り果ててしまったのございます!!

あんなに楽しかったフィギュアスケートが、終わってしまった・・・・・。
あんなにもわたくしをエキサイトさせてくれたオリンピックが、終わってしまった・・・・。
(正確にはまだ終わっていませんけど、わたくしには終わったも同然)

一体明日から、何を楽しみに生きていけばいいと言うのか。
五輪の余韻に火照るこの肉体を、どのように鎮めたらよろしいと申されるおつもりか。
本当に、泣きそうです。
本来ならブログる気力すらありませんが、最後の説明責任を果たすべくこうして、立ち上がりました。(大袈裟・・)

さて。
24日に行われた女子フリーの最大の見所はやはり、最終グループの演技でした。
第三グループの観戦時に受けた、
アンビリバボーミキティな気持ちファッキングエミリーな気持ちを補って余りある
心地よい興奮を、最終グループの演技者は与えてくれました。

なんといっても最終グループの演技者は、約1名を除いて個性と実力を兼ねそろえた最高の選手ばかり!!

←約1名

試合が始まる前の6分間練習の時から、わたくしのテンションは上がりっぱなしでございました。
そして第2滑走のサーシャ・コーエンが登場した時には、興奮はピークに達したのです。

SP1位のサーシャ。
実際にショートプログラムの時のサーシャは、本当に素晴らしかった。ロシア民謡をダイナミックにアレンジした
音楽を使っての演技は個人的にすごくツボに嵌りましたし、演技が終わってもあの音楽がいつまでも頭の中で
鳴り響いていたくらい。

しかーし!!
フリーでサーシャは、またしてもやらかしてしまいました。

「あらまー」

まさか最初のジャンプからコケてしまうとは、さすがにわたくしも予想してなかったわ。
しかも次のジャンプでも。ミキティもビックリ♪
コケの美学を追求するコーエンらしい失態でございましたが、その後は調子を取り戻したのはさすがです。

ジャンプミスはコーエンにとっては不幸なことではありますが、
次に滑る荒川静香にとってはラッキーな出来事。しかし他人のミスなど、荒川には必要なかったのかも
しれません。リンクに登場した荒川の全身からは、選ばれし者だけがまとえる神々しいオーラ
発せられておりました。

「あたしには見える。荒川さんのオーラの色は、金色よ~♪」

そしてこの時、オリンビック中継を見ていたすべての日本人が、「荒川、ガンバレ!」と心をひとつにして
応援していたことでしょう。



※荒川静香選手への熱い想いが、FAXとなって続々とテレビ局に届く。
たとえ、雷に打たれた荒川が感電死しているように見える絵であろうと、荒川への想いは間違いなく我々の心を熱くさせた。

そして荒川静香の演技が始まる―――
今更わたくしが、彼女の演技について語る必要はないでしょう。
むしろ、どれほど多くの言葉を駆使したとしても、彼女の素晴らしさを的確に表現することはできません。
ただ、見てください。そして、感じてください。素直な心に感じられたその感動こそが、荒川静香がスケートを通して
わたくしたちに訴えたかったこと全てなのだと、思います。

☆トリノ五輪 荒川静香フリースケーティング☆(動画)


「女王様と、お呼び」


荒川静香の次に登場したのは、村主章枝!!!
SPではノーミスの演技を披露し、荒川に続いて我々に大きな感動を与えてくれた氷上のエクソシスト
・・・・ではなくて、銀盤の巫女すぐりん。

この日も神への敬虔な祈りを胸に、トリノのリンクに立つ。
「出来る。あなたにならきっと、メダルがとれるはず!」
わたくしも村主と同じように両手を胸の前で組み、祈りました。

「あたしには見える。フグリさんのオーラの色は、赤銅色よ~♪」

頭の血管が切れる思いで、わたくし村主を応援いたしました。
彼女がどれほど素晴らしい演技をしたかは、今更わたくしが語るまでもないでしょう。

ただ、見てください。そして、感じてください。素直な心に感じられたその感動こそが、村主章枝がスケートを通して
わたくしたちに訴えたかったこと全てなのだと、思います。(この文章、コピペ)

☆トリノ五輪 村主章枝フリースケーティンク☆(動画)

村主の演技の最中に、奇跡がおきました。
村主が後半のジャンプを鮮やかに成功させた瞬間、
沈着冷静寡黙一徹真実一路で有名な佐藤有香が、「やったーーー!!」と雄叫びを
あげたのでございます。刈屋アナを叱りつける以外に感情を表にあらわすことのない佐藤有香に
絶叫をあげさせる村主章枝は、本当にスゴイ。

ラフマニノフのピアノコンチェルトに同化して演技する村主の身に、神は確かに舞い降りた。
演技終了とともにエクスタシーに昇り詰めた村主には、何かが宿っていた。

これってもしかすると・・・・・、処女懐胎ではないだろうか!!??
村主は男と交わることなく、スケートをすることによってのみ神の子を腹に宿すことに成功した、
世界初の神の子羊スケーターだと、わたくしは確信いたしました。

「何かが・・・・・お腹の中にいる!」

なのに、なんということでしょう。(加藤みどり風に)
出た得点は、あまりにも低い。絶対にサーシャ・コーエンよりも上に行くと思ったんだけどねぇ。
村主もどこか、点数に納得していない感じがします。このままでは、せっかく宿した神の子を
流産しちゃうじゃないの!


村主の後は、アメリカのキミー・マイスナー
予定通り、わたくしはキミーの演技は見ることなく、キッチンで軽い朝食の準備をしておりました。

  「あたしにはわかる。この子はステーキよりも焼き魚の方がお似合いよ!!」


そして最終滑走。
金メダル候補No.1のイリーナ・スルツカヤの登場です。
彼女の出来次第で、荒川静香のメダルの色が変わってくるのです。

だけど正直言って、わたくしはスルツカヤの金メダルは間違いないだろうと思ってました。
前回のソルトレーク五輪では、アメリカ寄りの審判員に公正なジャッジをしてもらえずに、惜しくも金メダルを
逃したスルツカヤ。その時の悔しさをバネに、ただ金メダルだけを求めて頑張ってきたこの四年間。
金メダルへの執念はおそらく、出場選手の中ではダントツでしょうし、またその実力もダントツです。

なのに―――


「いやーん」

コケちゃいました。

「・・・・・・・・・えっ?ウソっ!!」
わたくし本当に驚いた。まさか、そんなことがあっていいわけがないと、我が目を疑いました。

だけど演技前から、スルツカヤは明らかに緊張していました。ほとんど凍りついていたといってもいい。
演技もどこか硬く、いつものスルツカヤらしさが出ていないように感じていた矢先の転倒。

これによって、荒川静香の金メダルが確定したのであります。
日本にもたらした最初にして最後のメダルが金!!
あまりの出来事に我を忘れて大興奮してしまったのは言うまでもありません。

※羨ましそうに金メダルを見つめるコーエン。



「はい、どちらに穴開いてるかわかりますか~?」


「上・・?」




※エキシビションの村主章枝。ボールを子宮に見立てての渾身のパフォーマンス!!

※それと・・・・・
 荒川静香が金メダルをとったらヌードを晒すお約束でしたが、かなり悩みました。
 でも、晒します。見えすぎちゃってゴメンなさい。(*^。^*)。  
←クリク


フィギュア女子フリー★反省会②

2006年02月25日 | ニュース

さて。仮眠と呼ぶにはあまりにも長い眠りから目覚めたところで、前回の続きを。

安藤美姫についてはわたくし、以前にも書いたように母親のような気持ちで見守っておりました。
今回は4回転ジャンプを失敗しても
いいから、とにかく今ある力をすべて出しきってくれさえすれば
それでいいと、思っていたのでございます。

だから、プログラムの序盤で披露した4回転サルコーの失敗には、それほど動揺しなかったわ。
明らかに助走スピードが足りていませんでしたからね。だけど回転軸はしっかりしていたので、
「やっぱり良いセンスしてるかも!」と、嬉しくなったほど。

「この子は今はダメだけど、本当はちゃんと出来る子なんです!
 本気で頑張ればもっとイイ点とれる、優秀な子なんです!」

中間試験と期末試験で赤点とった我が子を、担任教師の前で庇う母親のような気持ちでありました。
だから4回転で失敗しても全然心配していなかった。むしろ安藤がスゴイのは、ここから先なんですから!
※気分は三者面談

なのに・・・・・続く3回転-3回転のコンビネーションジャンプは3回転-2回転に。
その後もトリプルフリップ、トリプルループ、トリプルトウループのジャンプをことごとく失敗。
スピートも全然ありません。

これにはさすがのわたくしも、大ショック。
我が子を信じていたにもかかわらず、

「いえね、お母さん。ミキさんは赤点を取っただけではなく、
 無断欠席と万引きとトルエンの密売と、売春もしているんですよ!」

・・・・と、教師に打ち明けられた気分でした。

「信じてたのに!ミキのこと、信じてたのに!」

我が子の凄まじい素行不良っぷりを担任教師に暴露され、机につっぷし泣きじゃくる母親。
わたくしはまさに、そんな状態だったのでございます・・・・・・・。

「お母さんなんか、大キライ!」

ミキティの演技が終了した時点で、わたくしは抜け殻でした。
現実を受け入れられずに、すべての感情は停止。アホのように口を半開きにして、ぼうっと虚空を見つめておりました。
「わたしは誰?ここはどこ?・・・・あっ!蝶々が飛んでるわ。待て~」
わたくし、狂人も同然だったのです。


そんなわたくしを現実に立ち返らせたのは、次の滑走者でした。
その名は・・・・・エミリー・ヒューズ!!!
「ガハハハ!」

「地球はアタシのために回っているのよ~。だからアタシもリンクで廻るわ~♪
 今日はいつもより、多めに廻っておりま~す☆」

アメリカ娘特有の超ポジティブシンキングを実践しながら銀盤で弾けるエミリー・ヒューズ。
そして例の如く、やたらハシャぎ始める刈屋アナ。安藤の時は冷淡だったくせに・・・。

「アタシは大丈夫よっ!」
「こんなこと気にしてません!」

前回のSPの時と同じように、エミリーの心の声をやたら代弁したがる刈屋アナ。
なぜそこまでハイテンションで感情移入したがるのか。
つーか、実況に私情を持ち込むんじゃなーーーーーい。

お前は松岡修造かっ!!


安藤の地獄の演技で最悪の精神状態だったわたくしは、カーリーとエミリーに殺意を覚えました。
本当にサイテーだわっ!
こうなったらNHKの受信料は、意地でも払ってやらないわっ!



                                   フィギュア女子フリー★反省会③に続く