■「中本誠司現代美術館」
■多目的ホール・ギャラリー
■閑静な住宅街
5月22日、仙台市青葉区東勝山の閑静な住宅街にある「中本誠司現代美術館」へ「槻田カツ子展・布を活かし、布に生かされ」へ行ってきました。
白い建物は、住宅街の中にあり、一際、威光を放っていました。
それもその筈、白いスペイン風のお城のような建物は、現代アート作家である故 中本誠司によって、1976年に彼の作品の発表の場、アトリエとして設計され、基礎工事以外は、ご本人がテントを張り生活し、コンクリートをこね、4年の歳月をかけ建設したそうでした。そしてホールは「我々の家」と呼ばれ、多くのアーティストの交流の場となっているそうでした。
1階、2階は、貸しギャラリーになっていて年間を通して種々の展覧会を開催し、1階の多目的ルームは、コンサートなども開催されているようでした。
過去に個展などを開催したアーティストの写真などがあり、中本誠司氏の没後の活動の様子を伺うことができました。
管理人の方でしょうか、懇切丁寧に説明してくれました。
今月の下旬から丹野文子氏の花の絵の個展が開催されるそうです。
来月も個展のスケジュールが詰まっているようですが、コロナ禍で気持ちが荒んでいる中、3蜜に気をつけながら芸術に触れるひと時を過ごすのも良いのではと思いました。