青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

2023年度前期尚絅オープンユニバーシティ『デッサン講座ステップアップ編』第3回目の講座を受講して

2023-07-09 06:29:00 | グルメ・クッキング
■手のデッサン(私の作品)

■尚絅学院大学




 2023年7月4日は、2023年度前期尚絅オープンユニバーシティ『デッサン講座ステップアップ編』第3回目の講座でした。

【第1回目は、「見る力」を養う】
 第1回目は、2023年6月6日、「オリエンテーションおよびクロッキー」の講座で、短時間で対象を描き、「見る力」を養うことでした。

【第2回目は、「花のデッサン」で雰囲気を掴む】
 第2回目は、「花のデッサン」の講座で、花をモチーフにしたデッサンで、描きたい花を選択し、「基礎編」で学んだことを復習しながら、デッサンで大切なことを意識し、花の命を感じながら90分で仕上げ、簡単な合評会を行う講座でした。

【第3回目は、「手のデッサン」をモチーフに】
 第3回目は、「手のデッサン」の講座で、手が持つ表情をしっかり捉えて描く、細部よりも全体の形や大きさ明暗を捉えるというハッチングの基本を守りながら描く講座でした。

【講師の相馬亮先生】
 講師は、尚絅学院大学教授/画家の相馬亮先生でした。
 学生時代は、油彩画を専門として、現在は、鉛筆を中心として作品制作をし、個展、グループ展へ出展し、数多くの授賞経歴があり、最近では、第52回いわき市民美術展「絵画・彫塑の部」で、絵画「母への手紙」が、市長賞を受賞するなどご活躍されていました。

【相馬亮先生の講義】
 相馬先生が描いた「手のデッサン」を参考に先生から描き方の講義がありました。
 時短と雰囲気を作るためにチャコールパウダーを使う描き方の説明がありました。
 最初に手の全体枠を描き、大体の手の構図を描き、チャコールパウダーを塗り、練り消しで光があたっているところを白抜きにし、濃淡を考えて練り消しを使い全体像を描き、徐々に陰影をつけて描き進んでいくやり方でした。
 手のシワ等は次のステップで、先ずは、手を良く観察し全体像を掴んでいくことから始めました。
 チャコールパウダーの濃淡、手の濃淡、ちまちまと描くのではなく、手をどう捉えて描いていったら良いのかセンスが問われるデッサンと思いました。
 どうしても手の淵を線画のようにしっかりと描きたがる傾向があり反省していますが、先生からは、デッサンでは無くて漫画のようになるので気をつけるようにと言われていました。

【1時間30分をかけての手のデッサン】
 1時間30分をかけての手のデッサンでした。
 それなりに自分の手のデッサンができましたが、しっかりと明暗を観察して深みを帯びた「手」になるようにしたいと思っています。
 先生からは、全体的に良く描いていると思うので、自宅では、もう少し陰影の部分や手の皺の部分など良く観察して細部にわたって描いてみてくださいとご指導をいただきました。
 描いた自分の手は、何となく締まりがないような気がしていました。
 授業時間の間の手のデッサンは、描き足りないところがたくさんあることから、陰影や皺の部分などを良く観察して完成したいと思っています。

【生徒の作品の合評会】
 最後に生徒の作品を見て回りましたが、流石、数年もデッサン講座に通っている皆さんの絵は、個性豊かで素晴らしい作品ばかりでした。
 いつになったらこういう絵が描けるのかと感心しながら鑑賞してきました。

【次回は・・・】
 次回は、7月18日、
 『「静物デッサン」(3時間題材)、簡単な静物を組み、デッサンを行います。自分で描きたい場所を見つけ、構図を検討しながら描きます。まずは大まかな形を捉え、大きな明暗を描きながら、モチーフが持つ雰囲気を掴むことを目標に描きます。』
 です。
 いよいよ本格的な鉛筆画に入るようです。
 長時間かけてのデッサンになると思うと楽しみにしています。


最新の画像もっと見る