■『平成30年古川マンドリンクラブ定期演奏会』チラシ・プログラム
■宮城県古川市「パレットおおさき」
■リハーサル模様をCDに
11月4日、宮城県大崎市のパレットおおさきで開催された古川マンドリンクラブ主催の『平成30年古川マンドリンクラブ定期演奏会』に参加してきました。
【87年の歴史を持つ古川マンドリンクラブ】
プログラムを拝見すると、古川マンドリンクラブは、昭和6年、数人の音楽愛好家によって、マンドリンを主にアンサンブルを楽しみ、次の年に古川町民音楽会で演奏したことがきっかけになり、いろいろな過程をたどり今日に至り、87年の歴史を持つ素晴らしいマンドリンクラブでした。
【オカリナグループ「ホリディ」ゲスト演奏のきっかけ】
古川マンドリンクラブ会長中本義弘氏からお声がかかり、私は、オカリナグループ「ホリディ」6名の一員として、オカリナのゲスト演奏をしてきました。
きっかけは、中本義弘氏が代表となっている古川女性合唱団の団員で活躍されている方が、私たちと一緒にオカリナ教室へ通っていたことから、中本氏からオカリナのゲスト出演の依頼があり、急きょ、オカリナ・グループ「ホリディ」を結成し演奏することになりました。
【オカリナグループ「ホリディ」のProfile】
「Geuest Pfofile」としてプログラムに紹介されたオカリナ・グループ「ホリディ」は、次の内容になっています。
『「オカリナホリディ」は、2018年8月に結成されたオカリナ愛好会の名称です。「ホリディ」という名の由来は、休日という意味の英語からとったものです。私たちは、仙台のオカリナ教室に通っている、オカリナが大好きな仲間たちです。メンバーの中には、仙台市内で街角コンサートを行ったり、老人ホームなどいろいろな施設で演奏活動を行ったりしている方もおります。オカリナのホッとするような素朴で温かい音色に魅せられて、オカリナ教室に通って4年目に入りました。オカリナを演奏する仲間が大勢いると、デュエットやアンサンブルなどができるので、素敵な響きを感じることができます。オカリナは、和音の響きだけでも気持ちよさがありますし、また、金管楽器や木管楽器と違った音色である土の響きも出ます。それでは、心を込めて演奏したいと思います。」
【演奏曲は、日本愛唱名曲集・世界愛唱名曲集から7曲】
発表曲は、日本愛唱名曲集から「竹田の子守唄」、「ゆりかごの歌」、世界愛唱名曲集から「大きな古時計」、「エーデルワイス」、「峠の我が家」、「埴生の宿」、アンコールとして「まっかな秋」でした。
【「オカリナホリディ」の構成】
「オカリナホリディ」は、女性5名、男性1名、アルトオカリナ4名、ソプラノオカリナ2名の構成でした。
演奏曲は、それぞれの楽器の特徴を活かし、アルトやソプラノのみ、アルトとソプラノのアンサンブルで演奏するなど幅の広い魅力的な演奏をすることにしました。
【「オカリナホリディ」の練習方法】
8月下旬に結成した「オカリナホリディ」は、発表会までの2か月間、全体で音合わせをして練習したのが3回、カラオケボックスを練習場に述べ5時間、古川と築館から来ている方もいたことから頻繁に練習することはできませんでした。
発表曲が決まっていたので、皆さんそれぞれに自宅で練習し、その成果を持ち寄って全員で音合わせをするという練習方法でした。
【中身の濃い練習と直前まで楽譜の手直しでプロ並みの練習】
幸いなことに、元音楽教師の方がおられたことから、その方を中心に曲のイメージ作りや演奏の仕方、悪いところのチェックなど、短時間の間に繰り返し練習するなど密度の濃い練習になりました。
お互いに4年のキャリアを持つオカリナメンバーだったことからツーカーの世界で練習にも充実感がほとばしるものになりました。
発表会の直前まで楽譜の手直しをしながら、「オカリナホリディ」らしい曲作りに努め本番を迎えました。
【ピアノ伴奏との音合わせは、当日のリハーサルのみ】
ピアノの伴奏と合わせたのが、当日のリハーサルの30分間だけでした。
ピアノ伴奏はプロ演奏家でグランドピアノを使ってのリハーサルでした。
私たちの練習は、日頃、前奏や間奏、終奏など伴奏のイメージを捉えて練習していたことから、特に問題も無くスムーズに音合わせができました。
【練習の成果を発揮したオカリナ演奏】
本番を迎えた発表会は、日頃の成果を思う存分発揮することができたと思いました。
アンコールもいただきましたし、皆さん、やり遂げた満足感を噛みしめながら演奏を終えることができました。
【お客様から大きな反響】
お客様からは、帰り際に、「素晴らしいオカリナの音色を有難うございました。もっと聞きたかったです。」、オカリナの演奏活動をしている方からは、「どんな練習方法でどのくらい練習したんですか。素晴らしい演奏でした。」、「カルチャーショックを受けました。私たちの演奏を見直すきっかけになりました。ピアノ伴奏も素晴らしく、オカリナの演奏に合わせながらで良かったと思いました。」と身に余る言葉をいただきました。
アルトとソプラノだけの演奏、アルトとソプラノによるアンサンブルの演奏、グランドピアノの伴奏などお客様が聞きやすい変化に富んだ演奏が、今回のオカリナホリディのコンセプトである「オカリナが奏でる風の音と心のふるさと」をそのまま伝えることができたのではと思いました。
【結成間もないオカリナホリディの快挙】
今まで演奏活動をしていない新しく結成されたオカリナホリディが、大きなステージで演奏するなんてあり得ない経験をさせていただいたことに驚きと感謝と、短期間の間に練習してきた成果を想像以上に発揮できたことに喜びを感じています。
【リハーサル模様をCDに、演奏模様をスナップ写真に】
当日の演奏模様は、ビデオ撮影をしていませんでした。ただ、私が、リハーサル模様をICコーダーで録音していたことからそれをCDにして皆さんへプレゼントすることにしました。また、オカリナホリディのメンバーのご主人がスナップ写真を撮っていたと連絡をいただきました。
14日に反省会を開催することにしています。その時にCDと写真を持参することにしています。会食中は、リハーサル模様をバックミュージックで流したいと思っています。
「感激を再び。」という会食になるのではと楽しみにしています。
【「為せば成る。」の思い出を秘めて】
今回のゲスト演奏では、大きなことを学ばせていただきました。
「為せば成る為さねば成らぬ何事も。」という貴重な体験をさせていただいたオカリナゲスト演奏でした。