■ツバメが乱舞い
5月10日、仙台は一日中、雨・雨・雨でした。
当日、朝から濃霧、昼には少し霧が晴れたと思ったら、夕方には再び濃霧になりました。
朝、ベランダに出ていた家内が、つばめが飛び交っていると声を上げていたので、ベランダに出てみると結構な数のツバメが飛んでいました。
未だかって見たことの無い光景で、マンションの屋上にでもツバメの巣があるのかと思われるほどでした。
最近、全国の都市部や市街地でツバメの子育てが困難になっているという話を聞いていました。
農作物の害虫を食べる益鳥として、また巣をかけた家には幸福を招くとして古くから親しまれているツバメですが、開発やライフスタイルの変化とともに子育てできる環境が減り、ツバメと人のつながりも消えつつあるようでした。
ヒナが育つ環境として、一番は巣の近くに水辺環境があること、次いで公園、空き地などの緑地がプラスに働いていることが重要なそうですが、都市部ではエサとなる昆虫が生息する水辺や、巣を作るための必要な土と草を採取できる場所が少なくなってきているということもあるようでした。
確かにめったに見ることの無いツバメの巣を見ると、何となく懐かしさに浸り、こんなところにツバメの巣があるのかと驚いたことがありました。
そう言えば、蔵王山へ遊びに行く時に寄る駐車場のトイレにツバメの巣があったことを思い出しました。
今年も巣作りをしたのかと気がかりになりました。