九州南部は、全国で一番早く昨日入梅した。平年より2週間、去年より23日も早かったそうだ。
そして、時折どしゃ降りもある雨の1日だった。そんな中、友人に誘われ、大浜海岸のある旧宮田小学校で行われる
お祭りに行って来た。
会場の体育館に入ると、バーガー屋さん、パン屋さん、ドーナツ屋さん、古着屋さんなど何軒もの店が出店していた。
志布志市からもきていた。
友人の息子さんのお嫁さんはこのほど辺塚ダイダイのコーラを開発したそうで、お店を出していた。
子どもたちのピアノ演奏もあった。体育館に残されていたピアノを蘇らせ、それのお披露目の日だった。
修理がまだ完全ではないそうで、鍵盤がへこんだままの所もあるらしい。
太鼓の演奏もあった。
「南端フラッグ」の踊りはかっこよかった。
大雨にも関わらず、お客さんは大勢きていた。我々も2時間ほどいたが、とても楽しんだ。
夕方、東京の友人から本が届いた。
友人のご主人は若い頃から短歌を趣味としておられるそうだが、このほど歌集を自費出版され、
私にも送ってくれたのだ。
2冊目だ。
2008年からは「コスモス」という短歌会に入られたそうだ。
そして、ずっと精進を続け、今回、代表の高野公彦さんに選句をお願いし歌集ができたとのこと。
高野さんと言えば、私の知っている限りでは朝日歌壇と南日歌壇の選者だ。
タイトルの「丙夜(へいや)」と言う言葉を初めて知った。調べると午後11時から午前1時頃に相当するそうだ。
歌集では
いつになく眠れぬ丙夜聞こえたりかなた過ぎゆく終電の音
と使われている。いつか、俳句に使ってみたいものだ。