確か、21日の朝より~
「オオトラヲ探しに行くも見つけられずに惨敗」などと兎に角『惨敗』という台詞を語尾につけてKさんと一緒に意気揚々と出撃し、hatoさんと合流してからも「惨敗、惨敗」とテンション高く目的地へ突進していたのを思い出しました
さて、これからは、一部、うんこが出てきたりします
苦手な方は、これより下をみないように気をつけてください
しかし、当ブログにて以前『うんこの中に潜むもの -シナノエンマコガネを求めて-』の扉を開けてしまって耐性のある方なら全く大丈夫です
詳しくは→ 『うんこの中に潜むもの -シナノエンマコガネを求めて-』
モミ木の林道を後にして
静岡県富士宮市にある朝霧高原のどこかの牧場にてミヤマダイコクコガネが喜んで飛んでくるようなフレッシュ & ジュゥシーな牛のウンコを頂くべく出撃しました
なかなか、厳しい現状
「ウンコ貰って行きましょう!」と意気揚々と言っていた私は今までにウンコを貰って車で運んだことがないのが実情
しかも、一応は新車の分類に入る私の愛車
車内が うんこ臭くなるのは非常につらいし
以前、知り合いの知り合いが車でウンコを運んでいたらガスが発生して爆発して車の中がエライ悲惨なことになったという実話も聞いている
なんか嫌そうな雰囲気を出しているhatoさんには非常に申し訳ないのだけれど(私も正直気が進まなかった)
我慢して…
言いだしっぺの私はマアマア心が折れかけていたというか正直いうと心にヒビは入っていたのだけれどもKさんが頑張って牧場の方を説得しに行ってくださって4度目の正直というやつで牛糞をいただけることとなった
ボトット、ボットッッと白黒模様の大きな牛のから落ちてきた新鮮なのをKさんのスコップで掬った
そしてビニールに入れたのだった
当初は、同行しない予定だったhatoさんに「一緒に行く?」となにげに誘ってみたら…
予想外に、「時間はあるから行こうかな」的な返事が返ってきた
しかし、ビニールで何十にも被ってあるのに糞臭い
とても臭かった…
行く予定でなかったHatoさんを一度家に送って行ったらスイカをご馳走になった
「えっ? いまから水窪まで行くの?」とhatoさんのお姉さんやご両親に言われたような気もする
夕方の4時ごろだったか
富士宮から早くとも4時間以上かかるであろう地へと無謀にも?突撃することとなったのである。
さて、今夜はどうしよう・・・と未計画で何の準備も無いまま3人で
途中で私の体力が尽きかけたりと色々とトラブルがあったのですが
どうにか、もう少しで現地に着くというときになって霧でてきて、そして非常に霧が濃くなって来てKさんに「引き返した方がいい」と言わせるほどのお天気状態になっていた
しかし、突撃した
現地では浜松氏のM氏がヨコヤマヒゲナガカミキリなどを求めてライトをしている筈なのだけれど人が居そうな気配は皆無であった
これは誰もいる筈がないと確信めいたものを持ち
ココまで来たんだからと、ヨコヤマヒゲナガが飛んでくるポイントに行ってみたところ、狐か狸かという状態で、そこにM氏がいたのだった
おそるべし
ライトには、カトカラの仲間やらミヤマダイコクやらヒメオオクワ、オニクワ、アカアシクワガタやら
数は少ないながらも飛んできたようで採集品の一部を見せていただいた
私たちも、M氏よりコツなどを教えていただき臭い牛糞を設置しにいった↓
怪しい風景
夜の9時ごろ、普通なら人など居ない通らない場所で牛の糞を設置するK氏、そして照明係りのhatoさん
私は、写真を撮るのみと非常に楽をさせていただきました
K氏、hatoさん、臭いなか、そして霧の濃い中、ありがとう御座いました
M氏のライトトラップに来る虫を狙っていると
ちょこちょこと何かが飛んで来ます
ハグルマトモエ
hato氏撮影のハグルマトモエ?とか
チャマダラエダシャク?
チャマダラエダシャクと思えるものとか
ヨツボシモンシデムシ
ヨツボシモンシデムシっぽいのとか
色々来た気がするのですが、採集せずに狭い車の中で3人で車内泊しました
hatoさんは人生で初めての車内泊だったとかで・・・
狭い中、超予定性なしで本当に申し訳ない状態でした。皆さん本当に良い方です。
8月22日の朝
朝になり、霧の中、先ず昨夜設置していただいたウンコを見に行きました
正確にはフンに来ている昆虫を探しに行きました
撮影するK氏
駄目かもしれないと思っていたのですがフンに来ていました!
早速、撮影です!
(hatoさんは撮影していませんでしたが・・・)
狙いの彼女
できれば♂が良かったのだけれど可
ミヤマダイコクコガネ♀
ウンコをゲットして、運び、設置する
その労力の割には少ないかな♀4が確認出来ました
林内、よく見るとK氏の姿も
そのご、アブが沢山いたのでhatoさんは車で待機
K氏と二人で林内を探索しました
カミキリムシsp
すでに、セダカコブヤハズカミキリやタニグチコブヤハズカミキリも採れているらしいのですが私は小さなカミキリムシを1個体捕獲したのみ
惨敗でした
カミキリムシの仲間
更に、名前もわかりません
ご存知の方に「気がむいたらお教え下さい」と表記してしまいます
ホトトギスっぽい植物
そして、ホトトギスの仲間のような植物の写真を撮って下山したのでした
時は、確か、昼の12時~13時ごろだったかな?
その3へと、つづく!
もうスペース的に絶対無理ってくらい搭載すれば♂も絶対とれますね!!
確かS氏も快く「いいよ」と言ってくれるでしょうね!