無趣味な多趣味

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コールマンのお話・・・「SANOKUEN!」

2014年11月30日 22時23分05秒 | コールマンのお話
1968年〔昭和43年)12月10日・・・
東京都府中市で東京芝浦電気従業員用のボーナスとして2億9430万7500円を積んだ
現金輸送用のセドリックが白バイ隊員に変装した犯人にアッサリ盗まれてしまった。

政治的な陰謀か?それとも警察のお粗末か?・・・

この事件の捜査に使われた血税は奪われたとされる約3億円の倍以上の約6億円を費やし
捜査官の中には過労で殉職者が出たそうです。・・・
それでも未解決のまま1975年(昭和50年)12月10日に・・・とうとう時効が成立し
日本犯罪史に名を残す未解決事件となったのデス!

少し冷静になってみるとあの偽装白バイ・・・かなりお粗末な仕上がり・・・
しかもボディーカバーを引きずったまま走ってきたそうです。

実は、あのモンタージュ写真・・・モンタージュではなく実在の人物写真をくりぬいて
白バイ隊員のヘルメット姿とダブらせた写真だったそうです。
実在する本人はエラく迷惑したそうですが
警察側から「あなたは犯人にそっくりなのだから是非協力して欲しい」と打診され
渋々了解したそうです。

ということで・・・コールマンのお話・・・
220F型・・・スタイル的に私の一番好み・・・

1968年12月製造・・・そう・・・
あの3億円事件が起きた頃の品なのです!

あれからすでに46年もの月日が経っているというのに・・・なかなかグッドコンディション!

グローブは当時モノのPYREX・・・イイね!

驚いたのはマントル・・・通常、搬送中に取れてしまうのだがこのままだった!

ノブはこんな感じ・・・

タンクはこんな感じ・・・デカールのロゴもカッコイイ!

ポンプはこんな感じ・・・Dリングでキャップをロックするタイプ・・・

この辺りのディテールなんて・・・モ~ゥ最高!!・・・
当時のアルミは素材が現代のものより良い(気がする)

ず~っと・・・しまってあったのかナ?・・・それとも大事に扱われてきたのかナ?・・・

で・・・1968年12月生まれ・・・同い年の有名人は・・・濱田マリさん・・・

ポンプカップを交換し・・・加圧試験はOK~・・・

ホワイトガソリンを給油し・・・そのままのマントルで点火~!・・・ウヲ~!OK~!!・・・
近代のコールマンランタンにはない趣がある220F・・・燃焼音は大きめだが心地よい音・・・
そうだ!・・・君にも名前をつけてやろう・・・
ということで・・・「SANOKUEN」(3億円)・・・って・・・どぉ?

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