無趣味な多趣味

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コールマンのお話・・・実践の502

2015年05月01日 12時40分07秒 | コールマンのお話
コールマンシングルバーナーストーブの歴史は古く・・・1930年代から存在しております。・・・
そんな歴代シングルバーナーストーブ史上最高傑作なのは(私的にネ)・・・502型・・・

そんな502型・・・こんなアルミ製のケースに入っております・・・

フタを開けると・・・

♪ジャン♪・・・汚い!?というか?経年劣化が激しい?というか??・・・
ジェネレーターの膨張管や風防内側なんてサビサビ・・・
外側風防なんか長時間高温に晒された競技用のクルマのマフラーの様な虹色に変色している・・・
まさにガンガン使われていた・・・だけど綺麗にしてもらえていない・・・そんな形跡・・・

本来あるべきコールマンステッカーなんて・・・剥がされています。・・・

使用上の注意書きステッカーなんてこんなアリサマ・・・
タンクの塗装も剥げている・・・

そんな私の502は、1980年11月製・・・今から35年も前のシロモノ・・・

1980年(昭和55年)11月の出来事といえば・・・あのビッグカップルが結婚した!

そしてわれら40年代世代のスーパーヒーロー・・・王貞治選手が引退したのもこの頃・・・
あの美しいバッティングフォルム一本足打法・・・子供の頃は皆、真似してました。・・・

そして現代のヤンママのヒーロー・・・嵐のリーダー大野智さんが生まれたのも1980年11月・・・

そんな35年もの間、使われてきた502・・・なんと!ノーメンテナンス!!・・・
まぁ使われていない時間の方が圧倒的に長いだろうケド・・・バラされた形跡がない・・・ていうか・・・
ボーボー燃焼させられるだけで磨きもしない・・・まさに実践の環境のみで今日まで・・・

生存(?)していたのデス!!・・・なんと!今でも使える!・・・
ということでアルミケースはコッフェルとしても使えるスグレモノ・・・

点火試験を兼ねてお湯を沸かします。・・・こんな姿なのに機能的には何の問題もない・・・
むしろ絶好調な502・・・燃焼音は至って静か・・・「シュコォォォォォォォォォ~」・・・
ん~・・・いい音を奏でている・・・508の様な「ズコォォォォォ~」的な爆音も良いが・・・
アンティークコールマンが奏でる「シュコォォォォォ~」も良い!!・・・
管が熱せられて炎が落ち着くまでの時間も現代の508型より早い・・・(気がする)・・・
そして圧倒的に安定した火力・・・再度のポンピングもほとんどしたことがない・・・(気がする)・・・
コレは大事なところ・・・長時間安定した燃焼が出来るということはフィールドにおいて・・・
絶大なる信頼がおける・・・ん~・・・頼れる502・・・

だが!沸騰するまでの時間は現代の508の方が早い・・・まぁいいか・・・のんびり沸かしましょう・・・
なんて思っていると・・・ハイ!・・・お湯が湧きました。・・・
紅茶を淹れます。・・・「ジョボジョボジョボ~」・・・ん~いい香り!!・・・

ケースの底はベコベコ状態・・・ん~・・・まさに実践の中で活躍してきた502の証!?・・・
意外と焦げない?・・・よく出来ている!・・・ではティーパックの紅茶が程よい濃さになるまで・・・
先ほど言っていた歴代シングルストーブ史上最高のお話・・・
502型は1963年から1984年までの21年もの間、造られたロングセラーシングルストーブです。
コストダウンされた現代のモデル508とは比べ物にならないほどの
手の込んだ作りと独特のフォルムであるサイドのジェネレーター膨張管が特徴的な
機能美溢れた素晴らしいモデルなのです。・・・

では細部のお話・・・ゴトクは問題児だった先代の501を継承する形・・・
幾何学模様の様なゴトクは見ているだけでも美しい・・・
また、大きめの鍋を載せても安定しているところは・・・現代の508とは比べ物にならない造り・・・
燃焼部分は、おわん型で風が吹く屋外の燃焼でも影響を受けにくいウインドゥガードで覆われています。・・・

そしてメインバルブの他にあるクリーニングレバー・・・
ということで502型は現代の508型にない2レバー方式なのデス!!・・・
クリーニングレバーはジェネーターの目詰りを防止する機能の他に・・・
微妙な火力調整にも使えます・・・長時間安定したとろ火を燃焼できるので・・・たとえば・・・
502を使って飯盒でごはんを炊くことも簡単に出来るのデス!!

そして唯一無比の502のスタイル・・・ジェネレーターに繋がる部分なんて超カッコイイ!!・・・

あっ・・・そろそろ紅茶が飲み頃です。・・・ということで・・・ティータイム・・・
私的に思う・・・シングルバーナー史上最高傑作の502・・・実践の品・・・の・・・お話でした。




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