無趣味な多趣味

私の周りで起こっている事その時思った事それに趣味としている事

コールマンのお話・・・「DINNEL!」

2014年11月24日 09時51分19秒 | コールマンのお話

映画TAXiに登場する主人公・・・

ダニエル・・・劇中彼の破茶目茶ぶりが面白い作品でした。・・・

そして私の手元に居るコールマン242Cガソリンランタン・・・

通称ダニエル君・・・(私ダケがそう呼んでいる)
前のオーナーが入れたであろう名前・・・
そのまま残っている・・・
ので・・・
ダニエル君と呼んでいるのです。

製造年は1948年2月・・・
恐ろしい!・・・
今から約66年も前の品・・・とうことはダニエル爺さんか?

1948年の2月とは?・・・朝鮮民主主義人民共和国樹立宣言がなされ
その年の9月9日に朝鮮民主主義人民共和国が成立されました。

兼高かおる世界の旅・・・なんて番組がありました。・・・子供の頃に見た記憶が有ります。

その・・・兼高かおるさんも1948年2月生まれ・・・の・・・66歳!

ということで約66年前の旧ロゴのサンシャインマーク・・・超カッコイイ~

そしてタンクにもサンシャインマーク・・・いいね!

コールマンの素晴らしいところは、ほぼ現代で使われているモノと消耗品が一緒・・・
ということは、致命的なところがパ~でないかぎり再生できるのデス!!
ということで、消耗品を用意して・・・
今から66年も前に作られたランタンの点灯式です。

コールマンランタンで一般的に知れ渡っているのが200シリーズのシングルマントル・・・
その200シリーズ以前のモデルである242シリーズ・・・
200シリーズとの決定的な違い・・・
キャリングハンドルの部分を逃がす切れ込みが入っているベンチレーター・・・

トップの部分にあるボールナットを外し

ん~・・・コールマン色(深緑)琺瑯仕上げ・・・チップな部分は歴史を物語っている

キャリングハンドルを外して

グローブを外し・・・コレは現代版のグローブ・・・ロゴが当時モノと違う・・・残念・・・

マントル装着

キュっと縛り

適当な長さでカット

こんな感じで

一度、燃やしてしまいます。・・・

シュワシュワシュワシュワ~~~~チリチリチリチリ~~~~・・・

完全燃焼の灰にします。

で・・・燃料補給~・・・って・・・現代版の給油口とサイズが違い・・・入らない!

急遽、用意したスポイトボトル・・・だが・・・ノズルが極細なのでラチがあかない!

今度はコレ・・・100円のソースさし!?・・・コレだと具合が良さそう・・・

コレにコールマン純正ホワイトガソリンを・・・ん!?

ホワイト(白)ガソリン?・・・初めて知った!・・・ホワイトガソリンの色、実は!!
綾波レイの髪の色と同じ・・・アイシングブルーだったのデス!!・・・
後で知ったのですがコールマン純正ホワイトガソリンは純正品の証として・・・
あえてアイシングブルーに着色しているそうです。・・・

リッター缶からソースさしに入れて・・・で・・・タンクの小さな給油口へチュ~~~~~ッと給油

8分目くらいまで給油し・・・いよいよガソリンランタンの点灯前儀式・・・
シュッコンシュッコンシュッコン・・・タンクに圧をかけていきます。・・・

火力調整ノブを開放し・・・点火~・・・

年式が超古いだけあって映画TAXiに登場するダニエルの如くハチャメチャな点灯となるだろうと・・・
思っていたのだが・・・

前のオーナーの整備が行き届いているのか?・・・いたって順調に事なきを得た?(逆につまらない)
「シュ~~~~~」と・・・可愛い燃焼音を奏でながら光を灯す・・・

辺りが暗くなったので庭園灯を消して庭に持っていった・・・こんな感じ・・・
近所の犬の散歩をしているオッサンと犬が不思議そうな顔をしてコッチを見ている・・・
そうだ!・・・ふと思い出した。

以前、大学の図書館で廃棄処分となった洋書(1903年製!?ウチに有るもので一番古い)

1948年製のコールマンランタンで・・・1903年製の本を・・・

照らしてみた・・・ん~・・・

良い感じ!

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