西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

可成屋「書画の娯しみ」第60号

2009年09月21日 | Weblog
いつも、楽しく書画の勉強をさせていただいている
隔月誌の「書画の娯しみ」。
有岡しゅん崖先生「実作に役立つ書の名言」第9回。
今回は清の劉煕載の「書概」から
「草書は尤も筋節を重んじる」がテーマ。
例として懐素「自叙帖」が揚げられていた。

要するに、
「省略された草書の崩し字こそ、
 一字一字の始筆、終筆を大事にして、
 メリハリをもたないと、
 流麗な部分も生きてこない」
「一字一字を書く意識が必要」
という解説。

どこかで聞き覚えのある言葉ではあるけれど、
改めて反省。
我が身に帰って、自分の臨書を眺めた。

有岡先生は私の先生とは、
兄弟弟子にあたる。
たぶん同級生かなぁ。
先生の話に時々出てくる。
一字一字の字形はかなり似ているのだが、
全体の雰囲気、書風は、似ていない。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (花)
2009-09-21 13:09:19
可成屋「書画の娯しみ」私も読んでました。最近ご無沙汰ですけどね。

紙なども時々購入してるよ。これを機会にまた購読するかな。
Unknown (すずりん)
2009-09-21 17:16:29
私もしばらく購読していました。
今はとってませんが。
『書画の娯しみ』繋がりですね。
Unknown (花)
2009-09-22 10:22:43
すずりんさん
ほんとにそうねなんだかとても親近感をおぼえます。あなたのところにもまたお邪魔するね

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