街中で鼻眼鏡の子供を見かけます。
鼻眼鏡の何がいけないのか?
先日、当店以外のお店で弱視治療用眼鏡を購入され、眼鏡のフィッティングを希望されたお客様。
「いつも鼻眼鏡になるんです」
鼻眼鏡の状態で過ごすこと2年、残念ながら視力は回復していないようです。
子供の殆どは遠視、つまり凸レンズです。
鼻眼鏡の状態で掛けている子供は顎を上げながら歩いています。
これはプリズム効果により顎を上げながら歩いた方が歩きやすく(見易く)なる為です。
この状態の場合、レンズの一番よく見える部分では見ていません。
少しぼやけた状態で日常を過ごしています。
正しい映像が網膜に届かなければ治療にはならず、視力向上が見られれないケースがあります。
今回のお子様もその一例でしょう。
弱視治療用眼鏡はその子の運命を決めるといっても過言ではありません。
10歳前後までに視力が出なければ、お子様の視力はいかなる方法でも回復することはありません。
鼻眼鏡に潜むリスク。
お子様の眼鏡は大丈夫ですか?
正しい眼鏡を装用させてあげる事は、両親・ご家族の責務だと思います。
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