糖尿病網膜症で視野欠損、視力低下のお客様。
眼底出血後レーザーにて治療。
視力は下記の通り。
矯正値
R(右)0.1×S-2.00 C-0.50 AX40
L(左)指数弁/10cm
右目は眼球を上下左右方向に動かすと見える部分が存在します。
こう言った場合、偏心視の練習をすれば改善するケースがあります。
偏心視とは網膜異常対応にあえて持っていき、視細胞の生きている部分で物を見るテクニックです。
訓練方法は牛乳パックやペンライトを使用。
しかしこの方法は必ず訓練が必用で、高年齢の方では訓練自体が難しい場合もあります。
今回のお客様の年齢は72才。
訓練は難しいと判断し、プリズム眼鏡で偏心視を試す事にしました。
自覚的に見易い場所を探しつつ、少しづつ視細胞が生きている場所に光をずらします。
結果「今までに感じた事のない明るさを感じ取ることがでた」との事です。
矯正値
R(右)S-2.00 C-0.50 AX40 6△Base 145°
L(左)S-1.50 (バランスレンズ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます