SPECTACLE DIARY

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レックスペックスの加工

2017年03月07日 21時20分55秒 | 日記
スポーツ用ゴーグル、レックスペックスに
度数を入れて作製しました。




このお客さんはサッカーを習っている7才のお子さんで
現在弱視で治療中です。

遠視もそこそこあるのでサッカーをするときも
眼鏡をしなくてはなりません。

度数は
R=S+4.00D C-0.75D 20°
L=S+5.00D C-1.75D 150°

PD52.0mm

このフレームはカーブが強いですから
レンズを注文するときにカーブを指定します。

レンズもカーブがつけやすいように球面レンズにして
PDが狭いので偏心して注文します。

そして型に合わせて機械で削っていくのですが
レンズのヤゲン(山)を出来るだけ前に立てます。


少し大きめに加工しヤスリで削っていきます。

削るときに傷がいかないように保護テープをレンズに貼り
ヤゲンの後ろの部分をヤスリでけずり段差をつけます。

しっかり削らないとフレームにひっかかり綺麗にレンズが収まりません。
レンズもすぐ外れてしまいます。




ひたすら削ること2時間弱。
ようやく完成です。


レックスペックスの加工は終わった後どっと疲れがでます。

それだけ神経をつかう加工なんです。















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