SPECTACLE DIARY

かわいいお客様や今日あった症例などを紹介しています

医療費

2012年12月02日 13時33分24秒 | etc

高齢者の窓口負担が増加します。

現制度の一割負担から二割負担、段階的に三割負担へ。

社会保障費増大による抑制を意図としたこの制度。

現在、日本の年間医療費は約36兆円。

今後10年以内には60兆円を超す試算が出ています。

さらに2025年には141兆円(厚生労働省)の試算。

日本のGDP(国内総生産)や税収と比較してみましょう。

  

日本のGDP 5.87兆USドル = 約472兆円

日本国内における総税収 法人税 + 所得税 + 消費税 + その他税 = 約41兆円

日本国の総支出 約90.5兆円(49.5兆円の国債発行 + 税収41兆円)

※データは2011年度

  

現在でも税収の殆どは医療費に使われている計算です。

医療費は何処まで増大するのか、不安が頭を過ります。

それと同時に医療に頼りすぎる国民性。

身体も気がついてみれば、使い捨ての考えが浸透してきています。

眼も同じ、近視の原因ですら誰も真面目に考えていません。

近視になったらレーシック、コンタクト、オルソケラトロジー、眼鏡。

消費(対処)することばかりで「予防」の考えはゼロ。

本来、政略や算術などの小手先でなく、医療医薬に依存しない仕組みこそ大切。

一割か二割かなど、算術でやりくりできる話ではないレベルにきています。

病人が減っては困る業界と一緒に、予防する仕組みは無視され続けています。

下のグラフをご覧下さい、このグラフは民間コンサルティング会社によるものです。

現行の医療制度を元に計算した今後の総医療費推移予測。

Health2010817

このグラフを見ると総医療費は2030年に頭打ち。

その後、人口減少に比例して総医療費も減少に転じます。

厚労省試算の141兆円はどこから来た数字なのでしょう。

昨今流行のインフレターゲットならぬ、総医療費ターゲットなのでしょうか?

  

藤巻 健史 氏の言葉 BSジャパンにて

「この国はこのまま行けば必ず潰れる、一度リセットした方が若者は救われる」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿