今日の症例は
両眼レーシックの手術をされた方で
その後遠方が見えにくいということで
検査することになりました。
矯正度数は
R=(1.2×S+0.00D C-0.25D AX 150)
L=(0.8×S-0.25D C-1.75D AX 125)
左眼は少し視力が出にくいので
話を聞いてみると
レーシックの手術前はかなりの近視があったそうです。
それが原因となっているかもしれません。
あと左眼は
レーシックと追加でリーディングアイといった
ピンホール効果をねらって近くを見やすくする
老眼治療もしているようです。
このリーディングアイ
レチノスコープで見ると虹彩付きコンタクトレンズみたいに
黒いリングみたいなものが見えて瞳孔がかなり小さく見えました。
瞳孔がかなり小さいので遠くに関していえば
暗い所では見えにくくなります。
そして右眼主体で見ることになるので
慣れるまではかなり時間もかかります。
そういったことから右眼も疲れが蓄積されて
見えにくくなっているのでしょうね。
眼鏡は右眼にごくわずかですが
乱視を入れることにより見え方が向上するようなので
左眼の矯正も合わせて調製することになりました。