薬師寺で唯一創建当時より現存している建物・・・国宝“東塔”。
1300年の悠久の時を重ねてきた歴史を感じます。
平成22年から約10年間かけて、東塔の大修理がおこなわれることになりました。
若いお坊さまから、大修理のことを聞いた観光客の方々からは、「え~っ!10年間も見ることができないの?」との声。
また、ご高齢の方は、「生きている間に、もう見ることができないかもしれない」とちょっぴり寂しそうに仰る方もいました。
そこで、お坊さまは仰いました。
「10年間・・・長いと思われましたか?でも、1300年の中で、たった10年です。たった10年間、私たちが少し我慢することで、未来の人にこの塔を見ていただくことができるのです。そして、この時代に生きた私たちが、みんなで力を合わせてお金を出したり、修理したりすることで、1300年を超えて、未来の人にもこの素晴らしい塔を残すことができるのです。私たちの力で、素晴らしいものを未来につなげていきましょう」
10年間、東塔を拝観することができないのは、ちょっぴり寂しいけれど、この時代に生きた私たちの使命を感じ、私たちの力で、日本の素晴らしいものを未来に残そうと思いました。そして、その役割を与えられたことが何だかうれしく、誇りにも思えました。自分の欲望や利益をちょっぴりおさえて、未来のことを考える・・・何だか清々しいものです。
政治にも・・・
そんな清々しさが感じられるといいですね。
1300年の悠久の時を重ねてきた歴史を感じます。
平成22年から約10年間かけて、東塔の大修理がおこなわれることになりました。
若いお坊さまから、大修理のことを聞いた観光客の方々からは、「え~っ!10年間も見ることができないの?」との声。
また、ご高齢の方は、「生きている間に、もう見ることができないかもしれない」とちょっぴり寂しそうに仰る方もいました。
そこで、お坊さまは仰いました。
「10年間・・・長いと思われましたか?でも、1300年の中で、たった10年です。たった10年間、私たちが少し我慢することで、未来の人にこの塔を見ていただくことができるのです。そして、この時代に生きた私たちが、みんなで力を合わせてお金を出したり、修理したりすることで、1300年を超えて、未来の人にもこの素晴らしい塔を残すことができるのです。私たちの力で、素晴らしいものを未来につなげていきましょう」
10年間、東塔を拝観することができないのは、ちょっぴり寂しいけれど、この時代に生きた私たちの使命を感じ、私たちの力で、日本の素晴らしいものを未来に残そうと思いました。そして、その役割を与えられたことが何だかうれしく、誇りにも思えました。自分の欲望や利益をちょっぴりおさえて、未来のことを考える・・・何だか清々しいものです。
政治にも・・・
そんな清々しさが感じられるといいですね。