猫に嚙まれて重症化した私＜6＞

･････････続きです

日常に戻って思うことは「まさか自分が」ですね。
在り来たりで申し訳ありませんが。

顔が腫れ上がった時は、正直･･････「アララ」てな気持ちでした.
ポチャポチャしているんですよね。垂れ下がっている部分は。
私は膿が溜まっているのかなぁ、と思っていたのですが･･･？どうなんだろ？

重症状態の時は、そこまで考えが及ばなかったのでしょうが･･･
やはり「顔」という部位ってことは、大きなインパクトがありましたね。
ただ、「今思うと」って感じもあります。
重症状態の時は、あまり頭が働いていなかったというか（？）
顔を鏡で見ても「はぁ、そうですか」って感じだったと思います。

抗生剤を投与して、ちょっと身体が落ち着いてくると
やはり鏡を見ると「こりゃ、困ったなぁ」って思い始めましたね。
どうなるんだろ？この垂れ下がった部分は、元に戻るのだろうか？
（それほど腫れ上がり、垂れ下がっていました💦）

医師は排膿切開する可能性を示唆していましたが。
顔だから･･･と医師の方が躊躇している気がしました。
私は「切って治るのなら、切ってくれ」みたいに思っていましたし。

体温は平常になっても、この腫れ上がった部分の熱はその後もありましたね。
頬に触れると熱いし。
これも徐々に治まってきましたけど（良かったわぁ）

私の担当医師は、猫に嚙まれて部位が腫れ上がった事例は何度か診たようです。
例えば、指を嚙まれて腫れたら、その部位を排膿切開したとか。
最も酷い事例は、腕が肩まで腫れ上がった方がいたそうです。
それが最も酷い症例だったけど･･･「あなたが一番酷いわ。顔だし」だそうです。

私は熱でボ～ッとしていましたが
医師は「どうしよう。この腫れがひくのだろうか」とかなり心配していたとか。
頬の腫れが引き始めたら、医師は勿論、看護師さん方も喜んで下さって。
「あんなに酷かったのに･･･良かったわぁ」と。
私と同じくらい、喜んで下さっていました（有り難いですね）

今回、普段は「そうか」程度の知識しかなかった抗生剤の威力を思い知らされましたね。
入院して･･･枕に抜けた髪が数本見つけた時は･･･「ヘェ～」と思いました。
枕に抜け毛って初体験です。
これも抗生剤の影響なんでしょうねぇ、と思っています。

重症だから点滴投与する。そして安静にしている。
これしかない･･･勿論他の症状が出たら、対処するのでしょうけどね。

文字通り「安静」が課せられた入院生活でした。
まぁ退院前日までは、自分も動きたくなかったです。
辛い～シンドイ～ってズッと思っていました。

入院生活は、個室でした。
これは病院側の事情ってことで、個室料金は無料でした。
個室なので、洗面台があって、助かりました。トイレもあります。
トイレはできるだけ、フロアのトイレを使用して。
夜中のトイレには、個室のトイレを利用していました。

それと「良かった」と思ったことは、紙タオルが設置されていて。
タオルを濡らさずにすんだ･･･
病院内にはランドリーがあって、自分で選択できるのですが
今回はそういう元気は･･･むりでしたね。

だから、紙タオルで色んなことがでいたので、とても助かりました。

4日間の入院生活なので、洗濯もしなくて済みました。
ここで入院グッズの話をするのも～～ですがね（笑）
シートタイプのドライーシャンプ！これがお勧めです。
髪の長さで違いがあるでしょうが。

私はロングだった髪を、バッサリ切った直後だったので（偶然ね）
シートタイプでも、頭皮まで拭くことができました。
スプレータイプもありますが、私は今回はシートで良かったと思っています。
タオルを使用しなくて済む＝洗濯する必要性を少しでも排除できる。
という理由もあります。

毎日拭くと、そこまで痒みや匂いに悩まされることはありませんでした。
まぁ、温度管理できる病室だからってこともありますけどね。

あとは、まぁボディシートで身体を拭く、ですかね。

････････････

猫に嚙まれて･･･こんなことになるなんてネェ。
人生、お初の出来事でした。

周囲の方々、病院の方々、お世話になりました。
だから･･･気持ちが凹まずにいられたと思います。

皆さん、ありがとう御座いました。

「猫に嚙まれた・なんか痛みが酷くなっている・腫れてきた」になっていて
ネットで何か情報を･･･と探している方のお目にとまりますように。
そして発熱や腫れが見えたら、速効で病院へ。時間外ならば緊急外来へ。
私は、次嚙まれたら･･･もっと酷くなると注意喚起（？）されています。
だから、焦って緊急外来でもどこでも行きますよ（笑）

この一連の記事が
何かの、そして誰かの助けになれたら嬉しいです（ペコリ）