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夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

寝たきりにら

2008-06-12 08:57:00 | つれづれ
「あ、こんな姿でどうも、にらです・・・」
今日は朝から雨ふりの東京です。
昨夜の予報では6時頃から雨ということだったので、とりあえず5時に起きてみましたがもう、すでに土砂降りでした。
なので今朝はまだしっこしてません。
「がまん中ですよ」
さっきちょろっと車庫スペースを歩かせてみましたが、さっさと玄関に戻ったにらです。
狭すぎてしっこもできないのかな。
雨の中飛び出していくわんこも多かろうに・・・
「ボクはぬれるくらいなら、寝ながらやむのをまちます」
そういう犬ですね、キミは。
実はにら家には毎朝欠かさない儀式があります。
出勤する相方を家の外まで出て、路地を曲がるまで見送るのです。
にらは私が抱っこ(いちいち足を洗うのが面倒だから)です。
これはこの家に来てからずっと続いてるのですが・・・
きっとご近所の皆さんは『ま~、なんてらぶらぶ!』とか、『かわいそうに、子供がいないから犬を抱いて!』とか、『奥さん、よっぽど暇なのね~』とか、いろいろ思ってらっしゃることでしょう。
実際犬を猫可愛がりしてる事は周知の事実ですし、大方そのとおりでございます、おほほ。
でね、雨の日は車庫スペースまで出て行くのです。
濡れないところで行ってらっしゃいです。
「傘をさしてお外までいけばいいのに!」
やだよ、そんなの、にら抱っこは重たいんだから!
「重たいなんて、いわないでよ~、かのじょができないじゃないの!」
彼女が出来ない〜!
うーん、日曜日に日本中を震撼させた容疑者を思い出すぞ・・・
ほのぼのブログだから触れたくないけど、触れずにはいられない!
今日にいたって『誰かに止めてほしかった』だと!
なんて甘ったれなの~!!
かねてより日本人の幼稚化、白痴化を憂いている私だがこんな25歳が当たり前に存在する世の中なのね、この国は・・・
情けない、情けない、情けない・・・
「ここんとこ毎日いかってるんです、ずんちゃんは、放っときましょう」
そう、ずっと憤っているのです。
そして、涙を流しているのです。
謹んで亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
被害に遭われた方、ご家族、お友達・・・ほんとうにお気の毒です。
今日の雨のように、心の中は土砂降りでしょう・・・
こんな形で愛する人を失ったら、もう二度と心が晴れる日は来ないんじゃないかと思うけど・・・
それでも、止まない雨はありません。
人は生きていかなければなりません。
「ボクにできることは、寝ることだけです・・・」
そうかなぁ~?
キミは、まぁ、そうかもしれんね。
私も怒るだけではなく、もっと出来る事を探してみよう。
一市民が出来る事ってナンだろう・・・?
以下は、私なりの、ひとりよがりな意見です。
日本人はオトナが幸せじゃないから、オトナがちっとも楽しそうじゃないから、
子供がおとなになりたがらない・・・若者の子供化・・・につながっている。
何故大人は幸せじゃないのか。
政府は会社は何もしてくれない、夫は妻は子供は何もしてくれない、っていう『くれない体質』の人間が多いからでしょう。
あたりまえです。
世間はあなた中心に回ってません。
みずから幸せを求めて行動しない人は幸せになんてなれません。
何でもいいから、自分で自分の幸せを捕まえようとしなければ!
そして心が満ち足りたオトナが増えれば、社会も大きく変わってくるはずです。
だから・・・
みなさん、幸せになりましょう!
楽しく過ごしましょう!
「はぁ~、大演説ですね、がばってください・・・ところで、もんちゃんの話はどこにいったんですか?」
はっ、そうでした!
お見送りの話をしてたのでした!!
このお見送りですが、休日に近所の酒屋とかお菓子屋とかに行くときはもちろんいたしません。
そうするとじきに帰ってくるだろうと、らーすけはうろうろ・そわそわ待ってます。
ですが、お見送りをすると当分の間帰って来ないことを理解して、すぐに落ち着いて寝ちゃうのです。ぐーすかぴー
つまり見送りはにらが相方の不在を受け入れるための儀式なのでした。
らぶらぶでも何でもないのだ!
「ボクともんちゃんはらぶらぶですけどね!」
いいよーだ、私は除け者でかまわないよーだ。
仲良き事は美しき哉(武者小路実篤)