goo blog サービス終了のお知らせ 

二子玉川 de ぼちぼち絵日記

二子玉川在住主婦の好きなモノ絵日記。街歩きやスイーツ、エンタメ、昭和レトロ等 コメントお気軽に!☆

マン・レイ展 内覧会@国立新美術館

2010-07-16 23:34:03 | 美術館・ART・博物館

六本木国立新美術館にて」 7月14日(水)~9月13日(月)開催の
マン・レイ展 知られざる創作の秘密 プレスプレビューにお邪魔しました。

美術ブログ 「弐代目青い日記帳」のTak さん に お声をかけていただきました。(詳細な記事もこちらから)
Tak さん、関係者の皆様、ありがとうございました。

「写真家」としてのイメージが強いマン・レイ(1890-1976)ですが、今回の展覧会では写真のほかに、絵画、オブジェ、デッサンなど多岐に渡る分野で活躍した「アーティスト」としてのマン・レイに光をあてています。

監修者であるジョン・ジェイコブ氏のギャラリートーク。

本展では、ニューヨーク、パリ、ロサンゼルス、そして再びパリ という、マン・レイの創作活動における4つの時代を年代順に紹介。展示作品数はなんと400点。とっても見ごたえがありました。

*会場の写真画像は関係者からの許可を頂戴してます。
■ニューヨーク(1890-1921)
  右:無題(黄金の唇) 金

写真家よりも画家・芸術家として認められることを望んでいたマン・レイ。
写真を撮るという初期の目的は 自分の作品を残すことにありました。
自分の主要な作品についてスケッチや写真で控えをとり、所在や状態を記録したインデックス・カード。
緻密な手書きのメモが興味深い…


■パリ(1921-1940)
それでもやっぱり、私なんぞは 時代を象徴するような著名人や、華やかなミューズのポートレイトに目がいってしまいます。
ジャン・コクトー、ヘレナ・ルビンスタイン、イーゴリー・ストラヴィンスキー…


左:バンビ(アーネストへミングウエィの息子)1920年代
右:アーネスト・ヘミングウェイ(1922年) 

 
「パブロ・ピカソ」 1932年 ゼラチン・シルバー・プリント 2010 ©Man Ray Trust

マン・レイと6年間ともに暮らした歌手、キキ(本名アリス・プラン)。
まだ恥じらいの残るキキの微笑には しばし 釘付けになりました。

「キキ・ド・モンパルナス」1923年(プリント年不詳) ゼラチン・シルバー・プリント 2010 © Man Ray Trust


■ロサンゼルス(1940-1951) 

 マン・レイが50歳になって到着したロサンゼルス。 
 ここには 私が特に大好きな時代の女優さんのポートレイトが並び、狂喜乱舞してしまいます。 
 (実際にはマン・レイは商業主義的な写真を嫌っていたそうですが)
 
 ・ポーレット・ゴダード(「モダンタイムズ」 チャーリー・チャップリンのパートナー)
 ・ジェニファー・ジョーンズ
 ・テレサ・ライト(すごい好き) ……

そして エヴァ・ガードナーのなんて美しいこと! 持ち帰りたい…

「エヴァ・ガードナー」1950年 マン・レイ考案の色彩定着技法によるカラー・ポジフィルム 2010 © Man Ray Trust

ほかにもイサム・ノグチ、ヘンリー・ミラー、、  と 個人的にとても楽しめたエリアでありました。

■パリ(1951-1976)
再び晩年のパリ。 珍しいマン・レイ考案のカラー・ポジ写真が見られます。

マン・レイにとっての モデルであり、ミューズ、ジュリエット。

「花を持つジュリエット」1950年代 マン・レイ考案の色彩定着技法によるカラー・ポジフィルム 2010 © Man Ray Trust

ジュリエット・グレコ 

「ジュリエット・グレコ」1956年 マン・レイ考案の色彩定着技法によるカラー・ポジフィルム 2010 © Man Ray Trust

数々の展示品を楽しんで終盤に差し掛かったところで、軽い衝撃を受けたのがこちら。
カトリーヌ・ドヌーブの写ったコンタクトプリント(1966年)と 彼女がつけている「未解決の首飾り」(1960年代・金)

最初期にマン・レイが好んで作った螺旋形のオブジェが イヤリングとして蘇っています。
デ・ジャブのように繰り返されるモティーフに 思わずまた展示の冒頭に立ち戻って見返してしまいました。

いろいろ書きたかったのですが、趣味に走った的外れなレポになり…すみません。 
マン・レイ好きな方はもちろんですが、そうでない方もとっても楽しめる展覧会だと思いました!

ショップでは何枚か ミューズたちの絵葉書を購入いたしました。綺麗♪


明日7月17日「美の巨人たち」にマン・レイが取り上げられます。⇒ こちらから

マン・レイ展 知られざる創作の秘密
国立新美術館  
開催期間 2010年7月14日(水) ー 9月13日(月) 休 館 日 毎週火曜日
開館時間 10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで) ※入場は閉館の30分前まで
主 催  国立新美術館、日本経済新聞社
協 賛 株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン
協 力 日本航空


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊岡15 竹野浜海岸

2010-07-16 12:44:08 | 旅行


大好き豊岡応援隊活動中です。
今日は東京もうだるような暑さ…  ということで 美しい海岸の写真を一枚。
(写真は豊岡市からお借りしました。)

兵庫県豊岡市の竹野浜海岸。
毎年30万人以上の海水浴客で賑わう山陰随一の海水浴場。
海水はあくまでも青く美しく、遠浅で、約1kmの美しい砂浜が続いており、「日本の渚百選」「快水浴場百選」に選ばれています。
私達が海岸沿いをドライブしたときは雨だったのですが、それでも白浜がとっても綺麗でありました。


7月30日(金)には海上花火が開催されるそうです。
竹野浜海岸 JR竹野駅から竹野浜行きバス約5分、鷹野神社下車

豊岡市の記事を書き始めてから…
「兵庫出身なので記事を楽しみにしています」 という声をいただくようになりました。
あと、不思議と… いろいろなお誘いや当選品、招待券が届くようになり、子連れ旅行記がもしかしたら何かのきっかけになったのかな~、と思っております。
(興味の赴くまま書いてしまい、記事がごちゃごちゃしており、すみません)


8月9日(月)には 東京大学で豊岡市、大崎市、佐渡市が主催する親子参加可能のイベントが開催されます。
⇒ 「世界一 田めになる授業 in 東京大学」
兵庫にご縁がある方や コウノトリに興味がある方も… ご参加してみませんか?
東京大学で授業が受けられる、というだけでもワクワクな私です。
参加費無料(先着200人・メールまたはFAX による申し込みが必要です)



豊岡市公認「大好き豊岡応援隊」活動中

○追記 本日テレビ放映予定番組○
 ・放送局  テレビ東京
 ・番組名  「ワールド・ビジネス・サテライト」
 ・放送時間 本日(16日)午後10時54分から
 ・内容   日本のものづくりについて、かばん産地豊岡が取り上げられます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする