★ 幸せのおすそわけ[61] 当たり前のこと

★　幸せのおすそわけ［61］青い鳥が運んできた９０のストーリー




今日は、珍しくいつもより１時間早く起きました。
私が、それに気がついたのは、もう朝食も食べ終わろうかという時(笑)
いつもだったらもう出社しているはずの夫がまだリビングにいたので、
「時間大丈夫？」と声をかけたら、
「まだ６時過ぎだけど」と返事がきました。
（夫はいつも７時に家をでます）

おおおお！！！！
どうりで眠いはずだ・・・。
（このあたりはＴwitterでもつぶやいていました）

かといって、もう食事も済んでしまったし、
今からもう一度ベッドに戻るというのも・・・。

花にも、
「ママ、今日は早起きね」
といわれましたが、
「いいの！ママはこの１時間を有効に使うわ！」
と宣言。

といったものの、どうにも眠くて仕方がないので、
花に「１０分だけ寝るから、７時半になったら起こして」と頼んで、
ソファーでまどろんでいました

花も早起きしたおかげで、余裕をもって登校していった後、
風が、私の横にもぐりこんできました。
ちょっと体制を変えて、風を胸の上に抱き上げると、
風の心臓が動いているのを感じられました。

「ねぇ、ママ。ココロって止まると死んじゃうの？」
つい先日、風がそんなことを聞いてきたことを思い出しました。

こうして抱き合っているだけでも、その鼓動が伝わってきます。

「風くんの心臓が動いているの、ママ、わかるよ」
「ぼくのココロ、動いてるの？」
「動いてるよ。ココロじゃなくて、心臓だけどね。
　だけど、ココロも止まっちゃうと、死んじゃうのかな・・・」
「ママの心臓も動いてる？」
「動いてるよ。聴いてごらん？」
風は、私の胸に耳を寄せました。

まるで、時が止まったかのような時間。
１０分ぐらいそうしていたでしょうか。

「幸せだねぇ」
「うん、幸せ・・・」


当たり前のこと。

当たり前のこと。

当たり前のこと。


・・・・・・。


今日も、哀しいニュースをみました。


特別なことではないんです。

どうか、
すべての子どもたちが
こんな当たり前の幸せを手にすることを、
願ってやみません。




※ 幸せのおすそわけ：青い鳥が運んできた９０のストーリーは
Ｃｏｒａｌ　Ｉｎｒｉｎｉｔｙ∞ のはるとＭＥＧが、毎日交互にお届けしています。



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