塾教材で教えます! 中学受験 けん・たかくらの部屋nikkeru2000@yahoo.co.jp

首都圏で中学受験の国語と社会を教えています。

2013年5月10日~13日

2014年09月10日 05時51分12秒 | 日記
【2960606】 投稿者: けん・たかくら(ID:fZpTQL3TSo6)投稿日時:13年 05月 10日 08:17

カプチーノ様

おはようございます。けん・たかくらです。

2009年がサンデーショックでしたからその時の資料が参考になると思います。
68で90になっていますから確かに普段の年よりは厳しいですね。

さて相性の問題からいきましょうか。
相性がいいとか悪いとかあまり安易に使ってはいけないのですが
あることはあるんですよ。

私が以前、教えた早稲アカのお子さんでこんな子いました。
6年生の3月頃から教えたのですけれど最初はO志望だと言っていました。
御家庭の希望でわりと早い時期からOの過去問を使って指導していましたが
できの方はさんざんでした。

「さんざん」というのは答えを間違うということではなくて
長々と答案を書いていくことじたいに
「あたし、とっても抵抗感を感じるのよね」
という意思が感じられたということです。

要するに答案がどれもこれもがさつで大味。
O中学は設問数少な目でわりと長々書いていかなければいけないですから
その子には向いていませんでした。

そのうち御家庭の方から
「やっぱり女子学院にします。」
と言ってきましたので指導内容もそちらの方向に変わりました。
学力自体はありましたので女子学院には合格しました。

ですから相性というか問題によっての向き不向きは確かにあるのですが
カプチーノさんのお子さんはまだ5年生ですよね。
相性の問題を気にされるよりは不得意なところを克服していくという意思で
学習していかれた方がよいと思います。

次回はその話。明日は朝早いので日曜日です。

続きはまたあらためて。



【2962243】 投稿者: カプチーノ(ID:C3O7sO/rGeU)投稿日時:13年 05月 11日 11:30

けん たかくら様

ご親切なアドバイスありがとうございます

相性の問題を気にされるよりは不得意なところを克服していくという意思で
学習していかれた方がよいと思います。
ということですが、そこですよね。

少しでも、上向いてくれば子供も自信がついてくるのでは…と思います。 



【2963260】 投稿者: けん・たかくら(ID:fZpTQL3TSo6)投稿日時:13年 05月 12日 06:36

カプチーノ様

おはようございます。
春はネーブルの男、けん・たかくらです。

>>ということですが、そこですよね。

そうなんです。そこなんです。
そこが問題なんです。
そこでみなさん、悪戦苦闘するわけです。

最終的な目標がO中学合格であるとしても段階、踏んだ方がいいと思いますよ。
普段のテストで記述0のこともあるというお話ですが
それはどういうことかといいますと書くべきポイントをまるっきり外している
ということでして、書く前の読解の部分でうまくいっていないということです。

それは多くの場合、手順を踏んで考えていくことをはしょってしまう
ことから生じます。

たとえば先週は11回で国語Bは源じいさんでしたよね。
物語文ですから人物の心情読解に絡めた問題が多いわけです。
そうすると基本的には「できごと」と「人物の反応」から「気持ち」を
考えていくという思考パターンで解いていきます。

先日も2件、源じいさん教えてきましたけれどサピの授業でも
ちゃんとそういうふうに教えてるんです。
2件ともできごとの部分にしっかり線ひいてましたから。

でも二人ともどうしてそういう思考パターンで考えていかなければ
いけないのか今一つよくわかっていない。

そこで何で「できごと」を読みとらなきゃいかんのか、
何で「人物の反応」を読みとらなきゃいかんのか、
そこから説明するわけです。

中学受験する子たちは基本的に賢いですからその場では
ちゃんと理解してくれます。
でもそれで万事解決といかないのでみなさん(私も)悪戦苦闘するという
ことになります。

続きはまたあらためて。



【2963482】 投稿者: カプチーノ(ID:C3O7sO/rGeU)投稿日時:13年 05月 12日 10:50

いつもありがとうございます。

そうなんですね。

「できごと」と「人物の反応」から「気持ち」を
考えていくという思考パターンで解いくのはなぜかという基本的な事を
うちの子も理解しているようで、理解していない。
そこで、文全体の内容も掴み取れていないのかも知れません。

基本にたちかえり、文章内容の把握していているのか確認してみます。



【2964459】 投稿者: けん・たかくら(ID:fZpTQL3TSo6)投稿日時:13年 05月 13日 06:55

カプチーノ様

おはようございます。けん・たかくらです。

「そこ」の続きです。
文章の内容とか、考え方自体は塾の授業でも習ってきているわけです。

でもなかなかうまくいかない。
なぜなのか?

みんな楽な方、選択しちゃうんですよ。
特に国語の場合には算数・数学なんかとは違って
「何となくこうかなあ」でとりあえず答えが出ちゃうところがあります。

それに対して手順を踏んで考えていくということには
ちょっとした面倒くささが伴いますから、
「何となくこうかなあ」の方を選んでしまうんです。

ですから単に方法論だけ教えてみてもダメなんですよね。
毎回、毎回の文章題を通して筋道だった思考の訓練をしていって
多少、面倒くささが伴うものであっても
「こういうふうに考えていった方がすっきり明快な答案になるんだ」
ということに本人自身が気づくということが大切です。

そこに至るまでが大変なんですよ。
個人差はありますけれど一朝一夕にはいかないことが多いですね。

さて具体的な方法ですがこれは一律にどうしなければいけないということでは
ありません。
サピの講師の中には答えに至る筋道をノートの下半分に書いてくることを宿題に
している人もいます。
これでもOKですよね。

私が指導する際には材料となる本文中の表現に線を引かせたり印をつけたり
させながら口頭で筋道を確認しながらやっていっています。

いずれにしましても答えにいたるまでの「つながり」を意識した学習をしていくということです。
前後の部分だけから「つながり」をつけられる問題もあれば
文章全体のテーマ(物語文)、要旨(論説文)と「つながり」をつけなければ
解けない問題もあります。

お子さんを担当している講師のいった「内容が理解できていない」ということの意味は
「つながり」をつけるための材料が読みとれていないということなのだろうと思います。

どの程度の頻度で0点があるのかわからないのですが
「つながり」を意識した学習をしていくことで減らしていくことはできると思います。
そうすればぶれ幅の範囲ももう少し狭いものになるでしょうね。
O中学を受けるにしても5年生のうちはそれでよいと思います。

頑張ってくださいね。

春はネーブル、夏は桃、秋冬はりんごの男、けん・たかくらでした。



【2964891】 投稿者: カプチーノ(ID:C3O7sO/rGeU)投稿日時:13年 05月 13日 13:40

わかりやすくお答え頂き、本当にありがとうございました。

「めんどうくさいから適当に」が多いわが子。
少し丁寧に答えにいたるまでの「つながり」を意識した学習を
今後の課題にしてみます。

途方に暮れていたのに、明るい光が見えた気がします。
先はまだ少しあるので、焦らすがんばりますね。



【2965567】 投稿者: ココア(ID:qepVo33NMDA)投稿日時:13年 05月 13日 22:11

筑駒志望の6年です。
詩についての相談があります。
おてすきの時にアドバイスを頂けましたら幸いです。

国語は比較的得意で、サピ偏差値65-72の間で動いてます。
ただ、詩になると求められていることがわからないようで、表面的な解答しかできません。
人生を重ねて考えたり、アドバイスはするものの拒絶感が募るばかりのようです。
詩の解釈を深めていく良い方法がありましたらご教示ください。


「最初から今まで」 winter sonata MV Ryu

コメント
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