中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国60歳以上の人口は約2億4千万人

2018年05月15日 | 中国事情

中国語サイト澎湃新聞(2018年5月13日付)に拠れば、2017年末の時点で中国の60歳以上の高齢者の数は、2億4千百万人となり、総人口占める割合は、17.3%との事です。中国では、今後も高齢者の人口が増え続け、2050年前後にはその数は、4.87億人となり、総人口に占める高齢者の率は34.9%となると予想されるとの事です。(注:中国では現時点では、60歳定年制で、60歳から年金が支給されるので、中国では60歳以上が高齢者として数えられる。)

1999年から2017年の間に、60歳以上の人口は約1億1千万人も増え、2017年の場合は、1年間で1000万人が高齢者の仲間入りしたとの事ですが、中国は、今後も高齢化が急速に進み、2050年前後にはその数は、4.87億人となり、総人口に占める高齢者の率は34.9%となると予想されるとの事です。(注:中国の総人口は、約14億8千万人)

中国では高齢化率も地域で、かなりバラツキがあり、上海市では2017年末に時点で、総人口に占める高齢者の割合は、33.2%、北京市では、高齢化率は24.4%(注:2016年度末の時点)、南京市の場合は、高齢化率は21%との事ですが、南京市の場合は、介護職員が足らずに大きな問題となっているとの事。(注:上海市北京市等都市の場合、あくまでそこの戸籍を所有している人口に占める割合。)

つい最近日本の新聞で中国から初めて介護職員を、日本が受け入れたとの報道がありましたが、中国でも介護職員の不足が問題となり、今後も急激な高齢化が進む中で介護職員の大幅な不足も懸念されるなか、中国等外国から介護職員を受け入れだけで良いのか問題は複雑の様です。

 



最新の画像もっと見る