中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

埼玉県川口市芝園団地の交流活動

2018年04月17日 | 中国メディアの中の日本

4月14日付の中国僑網に拠れば、埼玉県川口市の芝園団地に住む住民約5000人の内、約半数は中国人を含む外国人との事で、以前はここに住む人々の習慣が違う事もあり住民同士の間で摩擦が起きた事も多々あったそうですが、自治会と大学生のボランティア達の努力により、住民同士の交流も盛んになり、相互の理解が進んで来たとの事です。

自治会の話では、1990年代の後半からIT関連に務める中国人が住む様になり、ここ20年間で、芝園団地に住む外国人の数は10倍となり、一時期ゴミの出し方や夜中に大声で騒ぐ等の問題で住民同士で軋轢が起きたとの事。しかし、2015年頃から団地内に在った外国人差別の落書きを消す等の活動を手始めに、団地に住む外国人住民に拠る、中国語教室や料理教室、書道教室等開設して住民相互の交流を図った結果、最近では外国人に関しての苦情も殆ど無くなったとの事です。埼玉県内の大学生ボランティア達も「芝園架け橋プロジェクト」と云う自治会と住民との相互交流を図る活動に参加しているとの事で、今年の1月には国際交流基金の多文化共生の優れた活動として表彰もされたとの事です。

実は、私は一時期川口市の住民でもあり、この芝園団地には知り合いの中国人も住んで居た事もあり、何度か行った事もあります。また、私が未だ日本居た頃にも某週刊誌が、この団地の外国人住民と日本人との間に起きたもめ事等を記事にした事もありますが、この記事を読む限りでは、以前と比べると住民同士の関係も随分と良くなっている様です。

但し、残念な事に、この記事の中には大学生ボランティアンも参加している「芝園架け橋プロジェクト」と云う活動についての詳しい説明がない事です。

 



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