中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

ミャンマーと国境を接する臨滄市鎮康県南傘鎮

2017年02月20日 | 雲南省

今年の春節には、私は、徳広タイ族・景頚族自治州麗端市、臨滄市等の雲南省でもミャンマーと国境を接する地域を彷徨っていました。特に、徳広タイ族・景颇族自治州端麗市、芒市等は一月末でも日中の最高気温が28,9度(最低気温は、8,9度)になり、大理州から行った身には大変暖かく、感じられ、凌ぎやすく気分よく過ごして来ました。大理州は、一月末は日中20度前後(最低気温4,5度)で、中国の他の地方と比べれば暖かいものの、大理州から端麗市等のより暖かい地域の行った私に様な老体の身には、唯暖かいだけで良いと云う感じで、特に観光地を巡る事もなく、のんびりと過ごして来ました。

端麗市口岸、芒市畹町口岸、臨滄市南傘口岸等からは、自由にミャンマーへの入国、往来が出来る様です。特に端麗市内には、中国人向けのミャンマーへのツアーを斡旋する旅行会社が沢山あり、ミャンマーへの日帰りのツアーを初め、一泊二日、二泊三日等の色々なツアーが組んでありました。無論の事ですが、これらのツアーの対象者は中国人のみで、残念ながら外国人は参加出来ません。

特に、臨滄市南傘とミャンマーとの往来は思いの他盛んな様で、少し驚きました。中国側の南傘の町には、ミャンマー人の所有する車が結構多く停車しているのには驚きましたし、ミャンマー側からもサトウキビを積んだトラック等も頻繁に中国側に入って来ているのにも驚きました。やはり、ミャンマーと国境を接してる町滄源には、ミャンマー人の資産家が投資して出来たホテル、スーパーや工場もあると地元の中国人が話していました。また、その人の話ではミャンマー人金持ちが乗る車は押しなべて日本製との事。

 

中国側の町南傘。向こう側がミャンマーですが、何と云う町か分かりません。


ミャンマー側からは、中国ナンバーのトラックがサトウキビを満載して中国に入国、工場へ運び込んでいました。

 

 

中国は、何処でもそうですが、この様に南傘町にも高層ビルが建設中。近くには、大型の高級酒店(ホテル)もあり。

 

南傘から眺めた対岸のミャンマーの町。地図で調べても何と云う町か分かりません。

 

ここはミャンマー領土。

 

南傘の町には、ミャンマーナンバーの車が意外に沢山停められていました。地元の人の話では日本製がほとんどの事。KKとある上、プレートが黒なのですぐミャンマーの車と分かります。



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