中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国富裕層の别墅と民宿

2018年11月19日 | 中国事情

中国語の「別墅」を日本語に訳すと、日本語で云う様な「別荘」ではなく、「一戸建ての家」と云う様に訳されるかと思います。中国においては、大都市ではマンションに住むのが一般的の様ですが、何時頃からは分かりませんが「別墅」つまり一戸建てに住む大金持ちも増えている様です。

私も何度か、北京等の大都市に住む中国人のマンションにはお邪魔した事はありますが、所謂「別墅」には行った事は今に至る迄ありませんでした。が最近大理市古城にある「別墅」を覗く機会がありました。私が訪れた「別墅」は何れも四階建で、各階の建坪は約100平方メートルですので、総建坪は約400平方メートル程ありました。屋上は無論ですが、小さな庭もあり、矢張りマンションとは大違いでした。

私が以前訪れた中国人が住むマンションも、建坪200平方メートルもあり「広いなー」と感じたものですが、「別墅」の豪華さ、広さは桁違いで、私の様な貧乏人は、唯々感嘆するばかり、驚嘆するばかりでした。

私が訪れた別墅の持ち主は、空いている部屋を「民宿」として貸し出していました。中国語で「民宿」とは、日本で云う所の「民泊」の事です。四階建てと大変広いので一家族ではとても使いきれない事もあり、使わない部屋を民宿として貸し出しているとの事でした。

雲南省の大理市には、快適な気候を求め他所の市や省から移り住んでくる富裕層も多いのですが、図らずも、中国の富裕層の生活の一面を垣間見た思いです。別墅地区に停めてある車は殆どが外国製で、車のナンバーも京、蘇等と他所の物が圧倒的に多く、現時点ではこの地区の別墅価格は一平方メートル2万元迄高騰しているとの事です。

四階建ての「別墅」。外から見ると三階建てに見えますが、四階建てです。実はこの「別墅」の持ち主が、ここで日本語教室をやっても良いと云ってくれたのです。それでどんな様子か見学した次第です。

 

ここは一階部分。私は大理に移り住んで来てから無料で日本語を教えているのですが、それで無料で日本語を教える場所を提供しても良いと云って呉れる人が何人かいます。今もそういう人から場所の提供を受け日本語教室を開いています。


客間ですが、民宿客はここも自由に利用出来るとの事です。


全ての部屋は、テレビ、トイレ、シャワー付きとの事。私達が訪れた際にも、部屋を下見に来ていた人が居ました。この様な所に泊まる客も当然お金持ちです。


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