「構内見学バスツアー」の第1回(29日)に行き、運転免許証での身元確認に合格して無事見学できました。
※構内についてはテロ対策などのために撮影禁止になっているので写真なし。下記はエネルギーパークでのひとこま。
※ツアー同行の専門家による説明・・・九電側の説明よりもはるかに専門的な説明が聞けました。
福岡県を中心に約40名・・・唐津アルピノからバスに乗ったのは二人だけ。10人ほどの現地参加のなかに唐津人が数名いたかも…?
※次回ツアーは60名ほど申し込みがあるそうなので、たぶん唐津からの参加者も多くなるでしょう。ちなみに、「構内バスツアー」は九電主催でも行われているようです(一般募集ではなく団体対象で)。
【感想】・・・311の教訓を踏まえて、《バックアップのバックアップのバックアップ・・・》という感じで多重安全対策がとられているのがよく分かりました。
再稼働しなければ、経済的には、①火力発電燃料用の年間数兆円の「国富」の無駄な流出、②電気代の上昇による「企業の競争力の低下」という「日本弱体化」が進むのはさけられません。したがって、安倍政権の方針通り、「原子力規制委の審査を通ったものから再稼働する」というのが現実的な対応策だと思いました。
※1 現有の原発は設備がすでにあるので、今後の発電コストが激安であるのはまちがいなし。⇒1KW:1円程度という試算もあり。
※2 ただし、「現有型原子炉」については、高レベル放射性廃棄物処理や「国民の半数ほどが持つ不安感」などの様々な課題があるのは事実。
なので、《現有型原子炉の新設を伴う中・長期的計画》については、
①「原子力:高温ガス炉」や「高性能石炭火力発電(※燃料コストが低い。二酸化炭素などの排出減対策が進んでいる)」、
②メタンハイドレートやバイオマス、「洋上風力・太陽光発電などの不安定電源と水素生産の組み合わせ」などの国産エネルギー源
などの利用の見通しを含めた慎重な検討が必要ではないでしょうか?
少なくとも、子や孫が生きていく、今後50~100年ほどを見据えた計画が必要だと思います。
※3 当分の間、「国家」・「民族(=特定の文明基盤を共有する、歴史的・血縁的集団)」も、「国家・民族間競争(※最悪が戦争)」も続くようです。
したがって、しっかりした「日本国の長期的なエネルギー安全保障政策」があれば、日本の将来は明るいものになるでしょう。
<日本会議唐津支部事務局長:松永正紀>
・追伸・・・11/21の原子力講演会の報告は数日内にする予定。
←応援クリックをお願いします。