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ツバメのひなたちは今? ご報告です

2017-06-16 08:58:14 | ツバメの家
ツバメたちのご報告が、たいへん遅くなりました。



↑ ダイヤ型のすきまのところから、ツバメが入っていきます。
  カラスなど、他の鳥が入れないように、入口空間をせまくしました。


5月末から6月にかけて、メスは巣にしゃがんで卵を温めていました。
いつ、食事にいくのだろうと心配になるほど、長く巣にいたのです。
オスは、交代したいようで、ときどき誘っていました。

最初のひながかえったかな、と思ったのは、6月の3〜4日くらいでした。
親の行動が変わって、世話をするような感じでした。
今、振り返って思うのは、卵からひながかえって、
4羽になったのが、7日くらいだったようです。

そして、8日の朝。4時過ぎですが、
いつも通り早起きのオスが前の電線にとまっていました。
ところが巣にメスの姿がなかったのです! 
そんなことは、初めてでした。

変だな、変だな、という感じでしたが、
この朝から、メスの姿が消えてしまったのです。
どんな事故が起きたのか、皆目わかりません。



↑ 巣に着地しようとするオス


早朝出かけたときに、カラスや猛禽にやられたのか、猛スピードで走る車に当たったのか、
通常では起こらないことが起きたことは、確かでした。
最近は、農薬のかかった虫を食べ(虫は、農薬の耐性ができるものがすぐに出てきます)
不調になる鳥も(ハチもそうですが)います・・・😢
体調不良のときは、ふだん起きないことが起きます。

ともあれ、ひながかえったばかりのときに、
オスが一羽残される事態になってしまいました。

その日、オスはしばらく無気力な感じで
しょぼ〜んとしてました(そう見えた)。

ところが、その日の夕方くらいから
巣に入って羽根を広げ、ひなを温めているようでした。
巣が高いところにあるので、こちらからはひなの姿は見えませんでした。

さあ、それから、オスは毎日、ほんとうに
よく世話をするようになったのです。



↑ 巣のふちにとまるオス。ひながおしりを外に向けて、ふんをしています。
  じーっとながめるオス。


ひとつひとつ、眺めてはどうするか判断しているようでした。
ひなの糞は、くちばしでつまんで外にもっていって捨てたり、食べたりしてました。

もちろん、オスがいないときもひなは糞をするわけで、
巣の下には、糞が落ちています。




↑ 虫を運んできて、ひなにあげています。
  ひなの姿は見えず、くちばしがちらりと見えるだけ。


ひなは、一週間でめきめきと成長しました!



↑ ほんとによく世話をする父さんです。
  大きな子にも、後ろの小さな子にも、ちゃんと平等に食べものを与えています。




↑ やっと、ひなが4羽だとわかりました!
  みんなが巣のふちに、あごをのせています。


「もっとちょうだい!」 
 



↑ いっせいに鳴いています


ひなたちの一番の得意技。
それは・・・


くっつきあって、ひとかたまりになることです!




↑ こんなふうにね




↑ くっつきあうことで温かいし、巣から落ちる心配も少なくなります


カドリング(cuddling)というようですが、
ハグ(hug)もそのひとつですね。

くっついて触れ合うと、安心感もあるし、
あったかいし、幸せいっぱい!


元気に育ってね!








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