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 市井の片隅で暮らす者の備忘録です。

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メイストーム

2024年04月10日 | 自然・お天気

昨日は春の嵐で、花吹雪が舞い咲く花には厳しい一日でした。
午後から気温も下がり寒くなりました。
今朝の気温も2℃で霜注意報が出ています。昨日はあまり歩けず今月初めて
目標の8000歩を下回り7100歩止まり、足腰に休みをもらいました。
機械でもメンテが必要、生身の身体のもたまには休みましょう。

桜の木の道向かいに、柿の木があって若葉をのぞかせていました。
桜もこれから葉っぱを出して夏の準備。また来年、今年は開花が3月30日で
満開までが早かった桜でした。


歩道脇、学校のグランドの法面にシロバナタンポポが咲いていました。
坂村真民さんの詩「タンポポ魂」を思い出す。

「タンポポ魂」 坂村真民

踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そして つねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする


シロバナタンポポは日本固有種だそうです。
黄色いタンポポも最近は外来種が増えてきました。見分け方は花の裏側にある総苞
という部分が反り返っていなければ在来種で、開いて反り返っているものは外来種。
実家のある場所は在来種のタンポポが多いです。

たんぽぽのように  坂村 真民

わたしはタンポポの根のように
強くなりたいと思いました
タンポポは
踏みにじられても
食いちぎられても
泣きごとや弱音や
ぐちはいいません
却ってグングン根を
大地におろしてゆくのです

わたしはタンポポのように
明るく生きたいと思いました
太陽の光をいっぱいに吸いとって
道べに咲いている
この野草の花をじっとみていると
どんな辛いことがあっても
どんなに苦しいことがあっても
リンリンとした勇気が
体の中にあふれてくるのです

わたしはタンポポの種のように
どんな遠い処へも飛んでいって
その花ことばのように
幸せをまき散らしたいのです
この花の心をわたしの願いとして
一筋に生きてゆきたいのです

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