ニッチャメンの我道行願~我が道を行きたい。

「我が道を行きたい」とちょっと弱気な、
でも「我が道を行く」と強気な所もある日記です。

『X-GUN 西尾』

読書の2月

2009年02月06日 02時23分46秒 | Weblog
こんばんは、ニッチャメンです。

今、私(わたくし)本を読んでおりまして。

やっぱり、本を読まないとね。
本読むって大事な事ですよ。
最近の子は活字離れしてるから、困るよね。

本を読んで想像を膨らます、これが大事なんですから。
みんな本読まないとダメですよ。

私(わたくし)は何を読んでいるのか?

太宰治?

違います。

三島由紀夫?

違います。

安部譲二?

違います。

まぁ、こんなためて書いても、1番上に写真出てたらいっしょか。
下にも写真載せれたらいいのにな。

それは関係ないか。

俺が読んでる本は
『ザ・ベストテン』という本。

あの史上最強の歌番組『ザ・ベストテン』を作った
山田修爾さんがベストテンの色んなエピソードを書いた本です。

若い人たちはザ・ベストテンは聞いたことあっても
見たことはないもんな。

すごい歌番組でしたよ。

タイトルどおりベストテンに入った歌手の人が出てきて
歌うんです。

単純にそれだけなんですが、と言う事は
出てくる曲はすべてヒットしてるって事やし
「こんな歌知らん」なんて曲入って来ないわけですよ。

すべてがヒット曲。

やから、今みたいに新曲出た週だけ歌番組にドーッと出て
後は次の新曲までみたいな事じゃないんです。

ヒットしてれば、4週でも5週でも出続けるんです。

人気のあるアーティストなんかはもっとやで。

トシちゃん、マッチ、聖子ちゃん、明菜ちゃん、チェッカーズ
光GENJIなんかは1位になってる週だけでも5~8週ぐらい。
で、その前後合わせたら、1曲出せば約10週前後は
その曲、そのアーティストが出演してその曲を歌うんです。
そりゃ誰もが口ずさむほどの歌になるはずですよ。
今と状況が違うからね。

そんな『ザ・ベストテン』。
読んでると、覚えてるシーンがいっぱい出てきて
その時はこんなに苦労してたんや、とか
こんな大変な事までしてこんな事やってたんや、とか
知ってる世代の俺的には読んでて引き込まれる引き込まれる。

正直買って2日で読んでしまったからね。
1日で読めたけど「これ読み終えたら明日楽しくない」って
セーブしてたからね。

記録もすごくて、ザ・ベストテンは
音楽番組史上初の衛星生中継をやったり
レギュラーの歌番組で唯一の視聴率40%超えてて
正確には41.9%も行ってるんです。
2位が『夜のヒットスタジオデラックススペシャル』の36.0%。
1位と2位の差もすごいでしょ?
絶頂期は平均して35~40%の視聴率があったと
書いてあります。
すごいよね。

たしかに毎週見てて、次の日学校でみんなベストテンの話してて
やれトシちゃんが寺で歌ってただ、聖子ちゃんが迷路から出られなかっただ、
The Good-Byeは入れないだ、そんな話でもちきりやったもんな。

読んでると、スタッフの皆さんの苦労もそうなんですが、
司会の黒柳徹子さんの人柄がすごくわかりました。
家で読んでて「黒柳さんいい人やなー」って声出して言ったところ
何箇所かあったもんな。

黒柳さんとベストテンの話出来たら幸せやなー。

これマジなんですが、俺が芸人になった時に「売れたらやりたいこと」の
ひとつに「TBSの昔のVTRがある資料室に行って『ザ・ベストテン』
に出てた自分が好きな歌手や好きな歌を好きなだけダビングする」って
夢があったからね。

『ザ・ベストテン』知ってる世代の人は絶対、
知らない世代の人は一旦買って読んでみて下さい。