ニッチャメンの我道行願~我が道を行きたい。

「我が道を行きたい」とちょっと弱気な、
でも「我が道を行く」と強気な所もある日記です。

『X-GUN 西尾』

お寺で落語

2007年06月18日 01時33分25秒 | Weblog
こんばんは、ニッチャメンです。

昨日は落語を見てきました。
じゃあ昨日『メガてりやき』の話じゃなくて
その話し書けよって事でしょうが、その辺はいい感じで
思っていただければ。

落語も寄席に見に行ったのではなく、お寺に見に行ったのです。
場所は大田区『実相寺』。
落語会の名前は『たまごの会』。
出演は、古今亭志ん輔師匠、古今亭朝太さん、古今亭志ん公さん
桂才紫さん、そして前座の柳家ごん坊さんの5名。

このね、寄席で見るのもかなりいいもんなんですが、
お寺で見るっていうのもね、すごくいい雰囲気なんです。
ゆったりしてると言うかね。
なんかお葬式とかお墓参りしか行かないじゃないですか。
でも行くとなんか時間がゆったりしてると言うか
落ち着くというか、そんなんありません?お寺って。
その感じが、落語とばっちりあってるんですよね。

そんないい雰囲気の中見てきた落語は、やっぱりおもしろかった。
まだまだ落語を見始めた俺は、何がどうのとか細かくはわかりません。
ただただおもしろい。すごい。
見終わった時、「すげー」って言いながら拍手してる時ありますからね。

落語見てて思うんです。
自分なんかこの間出た舞台で長ゼリフとは言え長くて3行~5行、
そんなのもなかなか覚えられなくて、覚えたって途中で
「えーっと」なんてつっかえたり、本番の時でさえ
ちょいぐずぐずになってしまってたりするのに
30分たったひとりで、何役もやって、演じて、おもしろい。
そりゃ「自分達もネタ覚えてんじゃん」って言ってくれるかも知れませんが
僕らは2人でやってる分いいんですよね。
俺ネタ一人でやれって言われたら、めちゃめちゃ緊張して
絶対出来ないですよ。
本当すごい。

あと正座もね。

これからもいっぱい見に行きたいです。

でもいっぱい見行くようになっても、俺は「あそこの間が…」とか
「あのマクラは…」とか「サゲが…」とか言う奴にはなりません。
いつまでも「落語、やっぱりおもしろいなぁ」って言ってます。

今思うこと。
上には絶対ムリですよなんて書いたけど、
落語やってみたいなぁ。
みたいな。

(写真は『たまごの会』の会場です。これは開演前の写真です。
 開演直前には、隙間をつめるほどの満員でした)